シンカリオンZ N700Sのぞみとは、テレビアニメ『新幹線変形ロボ シンカリオンZ』で及びタカラトミーから発売されているロボット玩具シリーズに登場するロボットである。
ザイライナー HC85ヒダとZ合体することでシンカリオンZ N700Sヒダとなる。
概要
ベースはJR東海の最新機体であるN700S系のぞみ。超進化研究所の技術を集結し、今までにない運動性能を誇るシンカリオンである。変形は、従来のシンカリオンと同じく三両編成から変形し、先頭車両と後部車両がシンカリオン本体に、中間車両は武器庫になっている。なお、前作のシンカリオン・プラレールシリーズにおいてもN700Sをベースにしたシンカリオンは販売されたが、アニメで登場したN700Sのシンカリオンはこれが初めてである。
運転士が空手少年であることから、前作のN700Aのぞみと同様に高い機体スペックと運動性能を前面に出した格闘戦を得意としており、接近戦闘において絶大な強さを持つ。武器は両腕に持った鋭い鍵爪で攻撃する「イヌクギクロー」。最初から使用することができず、運転士の適合率が上昇して初めて使用可能となる。また、高度の跳躍から繰り出される「スプリームキック」など、格闘色の濃い武器が搭載されている。さらに、「デュアル・グランパス・システム」を採用することで運転士の2人乗りが可能となる。ちなみに額の飾りは名古屋城の鯱をイメージしている。
前の戦いでシンカリオン N700Aのぞみの運転士を務めた清洲リュウジが自ら運転士候補として選び、鍛えた安城兄弟が運転士の候補となっていたが、弟の安城ナガラが運転士に選ばれた。もっとも、直線的に行動するナガラを司令塔として兄の安城シマカゼがサポートしており、デュアル・グランパス・システムの2人乗りが導入されるに至った。
シンカリオンZ N700Sヒダ
シンカリオンZ N700Sのぞみとザイライナー HC85ヒダがZ合体したシンカリオン。HC85は他のザイライナーと違い2両編成で構成されており、N700Sの腕と脚を同時に強化する。1両で腕と脚を同時にパワーアップさせることができ、脚には高出力のスラスターを腕には大きなアーマーが装備され、鎧武者を連想させる造形となる。これらが装備されることで運動性能の高いN700Sの格闘性能がさらにパワーアップ。機動力と防御力が高く近距離での格闘攻撃に適している。
またHC85ヒダの武器である「ヒダハイブリッドソード」を2本連結させることにより大型武器「ヒダハイブリッドナギナタ」に進化し、主要武器として敵を跡形もなく薙ぎ払う。さらには遠距離戦用の武器である「ブラスター」も搭載されており、状況によって使い分けが可能。
Z合体に必要なZコードは、愛知県犬山市の明治村内にあるめがね橋の下に隠されていた。しかし、これまでと違い2両分のZ合体を行うことから電源ケーブルが焼き切れてしまい、Z合体はできてもまともに機動させることができず、運用は暗礁に乗り上げていた。しかし、碓氷アブトがかつて父トコナミが研究していた「超進化電導ケーブル」を完成させたことでN700Sヒダが起動するに至った。
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