シンデレラガールとは、ジャニーズ事務所所属の男性アイドルグループKing & Princeのデビューシングルの表題曲である。ここではシングルの形態も表記するが、楽曲記事としての解説は『シンデレラガール』を中心にしておきたい。
niconicoでは、関連動画に「シンデレラガール(King&Prince)」というタグが付くことが多い。
概要
ジャニーズ事務所から4年ぶりのデビューとなったKing & Princeのデビューシングル。2018年5月23日発売。2018年春クールのTBS系列の連続ドラマ『花のち晴れ』の主題歌。
ジャニーズのデビューシングルの歌詞は『時代』や『未来』がキーワードになるものが多く、それらを歌詞に盛り込むことにより「新時代の始まり」を歌い、デビューを華々しく演出する楽曲が多かったが今作の歌詞は童話『シンデレラ』をモチーフにした王道のラブソングになっている。
歌詞中の「門限を気にしながら彼氏の元を去る彼女」という描写は『鐘が鳴る前に王子の元を去るシンデレラ』
「時が経てば恋心はいつかは消えてしまう、という周囲の嘆き」という内容の歌詞は『時が経てばシンデレラへの魔法はいつか解けてしまう、という魔女からの警告』
「もし恋心が消える日が来ても、また朝陽がのぼれば時が巡ったように再び君に恋をするだろう」という内容の歌詞は『魔法が解けたシンデレラにガラスの靴を履かせ、再び恋をする王子』など、いくつかの描写はシンデレラの印象的なシーンと符合している。なんだか書いていて赤くなってきた。
アップテンポな曲調と、途中途中に走り気味に歌われるように盛り込まれた歌詞は楽曲に明るさと疾走感を出しており、ストリングスは楽曲に広がりと爽快感を与えている。故に、テーマこそ先輩グループの歴代デビューシングルの中では異質ながら楽曲自体の感触はそう遠くはない。「King & Prince」というグループ名が歌詞の最後を飾るというのも、過去には嵐・NEWS・Sexy Zoneのデビューシングルなどで使われている。
売り上げ枚数は初週に57万枚を突破。ジャニーズのデビューシングルにおいてはKAT-TUNの『Real Face』に続いて歴代2位の記録となる。
日本レコード協会の2018年度5月度の「ダブル・プラチナ」に選ばれる。
1stアルバム『King & Prince』に収録。
メディアでの披露
表題曲『シンデレラガール』は2018年3月21日放送のTBS系列『CDTV スペシャル 卒業ソング応援歳2018』にて初披露されて以来、数々のテレビ番組でピックアップされ、King & Princeが初出場となった、第69回NHK紅白歌合戦の披露曲にもなる。
しかし2018年9月17日放送のテレビ朝日系列『MUSIC STATION ウルトラFES2018』での東山紀之氏との共演となったジャニーズミュージカルにおいては『シンデレラガール』のストリングスアレンジのイントロの後にCDシングル通常版のみに収録されているカップリング曲『YOU,WONTED!』が披露されファンを喜ばせた。
ちなみに『シンデレラガール』のストリングスがメインとなったアレンジは『ザ少年倶楽部』で披露されており、こちらの評価も高く、1stアルバムでの収録を期待する声も少なくなかった。
収録曲
初回限定盤A・B
通常版
DVD
初回限定盤A
初回限定盤B
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関連項目
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