シンフォニックメタル(英:Symphonic Metal)とは、ヘヴィメタルにおけるサブジャンルの1つである。
概要
身もふたも無い定義をすると「ヘヴィメタル+管弦楽」を満たしているジャンルといえる。このジャンルが
メジャーになる前から、ヘヴィメタルではクラシック音楽との融合を試みたり、オーケストラと共演する
バンドは存在していた(有名なところでディープ・パープルやメタリカなどが該当)。このジャンルの
スタイルが認知されるようになったのは、1997年になってからである。最初にこのスタイルを提示したのはTherionだった。積極的にオーケストレーションとの融合を試みたアルバム「Theli」の発表することで、
ヘヴィメタルとクラシックとの親睦性が証明されたのだ。
この流れを見逃すものかと時流に乗ったのがNightwishとWithin Temptationの2組である。Nightwishは
メロスピとオペラ、オーケストレーションを組み合わせたサウンドによりブレイクを果たし、Within Temptationはゴシックメタルをベースに巧みなオーケストレーションを導入することと、シャロンの
可憐な声とおっぱいで人気を博した。
そして、もうひとつ忘れてはならないのがハリウッド・メタルを目指していたRhapsody OF FIRE
(当時はRhapsody)の皆様である。シンセサイザーで作り上げた仰々しいオーケストレーションを導入し、まさにハリウッド・メタルと呼んでもおかしくないほどの音楽を作り上げた。
この時に厨二病精神創作意欲を掻き立てられたメタラーたちは彼らのフォロワーとして数々の名作を
生むこととなる。また、同じくオーケストレーションを導入したブラックメタルは、
シンフォニック・ブラックメタルと呼ばれている。
主なシンフォニック・メタル・バンド
- After Forever
- ANGRA
- ANOREXIA NERVOSA
- APOCALYPTICA
- BAL-SAGOTH
- Blind Guardian
- Cradle of Filth
- Dark Moor
- DIMMU BORGIR
- EMPEROR
- EPICA
- Fleshgod Apocalypse
- Kamelot
- LIV MOON
- Lunatica
- Moi Dix Mois
- Nightwish
- Rhapsody OF FIRE
- STORMLORD
- STRATOVARIUS
- SYMPHONY X
- Therion
- WITHIN TEMPTATION
- 摩天楼オペラ
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関連項目
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