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シン・マツナガとは、機動戦士ガンダムの「MSV」設定で登場したジオン公国軍のMSパイロットである。
声優は中村秀利（ギレンの野望以降）
マツナガの家名に恥じぬ概要
ジオン公国の名門マツナガ家の長男で、「白狼」または「ソロモンの白狼」の異名を持つエースパイロットである。
パーソナルカラーは白
一年戦争以前にジオン軍に所属し、ルウム戦役で戦艦1隻 巡洋艦5隻を撃沈したことから中尉に昇進する。
その後、士官学校で教育を受けて大尉に昇進した。
ドズル・ザビの部下で、パイロットとしての素質を見込まれて直々に出撃時の護衛任務を指名されていた。
ドズルの事は武人として兄のように慕い尊敬していたとされる。
ソロモン防衛戦直前に本国へ召集されており、サイド3でドズル戦死の知らせを聞いた際は男泣きしたという。
その後は消息は不明であるが、ア・バオア・クー戦で行方不明、アクシズへ落ち延びた等いろいろな説がある
同じMSVの登場人物のジョニー・ライデンと並び、機体がプラモ化されるなどして知名度の高いパイロットであり、漫画等で共演していることもしばしば。
主な搭乗機
- ザクⅡ
- 高機動型を受領するまではF型に搭乗していた。マツナガ機というと全体が白というイメージだが、F型は頭とスパイクアーマーだけ白く塗られているのが特徴。
- 高機動型ザクⅡ
- R1型という説とR1A型という説がある。
- ゲルググJ
高機動型ゲルググ - 書籍「戦略戦術大図鑑」（1991年）で記載されていた設定。これを受けてゲーム「ギレンの野望」シリーズや「Gジェネレーション」シリーズ、PS2ソフト「機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙」のifシナリオなどに登場している。
- リック・ドム
- MSV-Rの流れを汲む漫画「虹霓のシン・マツナガ」で搭乗。ソロモンを脱出したゼナ、ミネバの乗ったグワジンを守る為、パーソナルマークを刻んだリック・ドムに乗って駆け付けた。彼のR型はソロモンにて焼かれたが、後に同型の白い高機動型ザクⅡをエリオット・レムから受領している。
- Ζガンダム3号機B型“グレイ・ゼータ”
- 「GUNDAM EVOLVE」にて“グレイ・ウルフ”というマツナガらしき人物が搭乗しているが…（後述）
グレイ・ウルフについて
『GUNDAM EVOLVE../9』にカラバのパイロット「グレイ・ウルフ」（声：中田譲治）という人物が登場、Ζガンダム3号機グレイ・ゼータに搭乗する。その諸設定とデザインは、彼がシン・マツナガであることを強く示唆しているのだが…
これがとても元ドズルの部下とは思えない言動を繰り返した挙句に戦死するという扱いで、もしマツナガのつもりだとすれば原典に対する敬意が欠けているとしか言えないものだった。
これは相当不評だったようで、「グレイ・ウルフがマツナガとは断定できない」と現状いろんなサイトで解説が書かれており、後発のシン・マツナガを扱った漫画でもこの人物については一切回収される様子がない。
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関連項目
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