シーウルフ単語

シーウルフ

シーウルフとは、

  1. オオカミウオ科の。和名「シロオオカミウオ」。顔は怖いが大人しいそうだ。
  2. アメリカ第1次世界大戦時に建造した潜水艦でホランド602級1番艦。建造中に「H-1」と名前を変えられた。
  3. アメリカ第2次世界大戦時に建造した潜水艦でサーゴ級10番艦。
  4. アメリカ第2次世界大戦後に建造した原子力潜水艦
  5. シーウルフ級原子力潜水艦アメリカ第2次世界大戦後に3隻だけ建造した攻撃原子力潜水艦
  6. 1980年開のアメリカ映画戦争映画だが2~5とは関係が一切ない

本稿では3.4.5について述べる。

3.の概要

1939年就役。太平洋戦線に送られ日本に対する通商破壊作戦に従事。シーウルフが狙った獲物(貨物船)の中には後に学童疎開の生徒を乗せてる時に沈められ、社民共産御用達反戦プロパガンダアニメ映画になったことで有名な対馬丸」も含まれている[1]1945年1月、友軍駆逐艦誤射によって沈められるのだが、その理由は沈めた駆逐艦いわく、

「こっちが敵か味方かの信号を送ったら適当な返事しかしやがらなかった。敵に違いない

い。

4.の概要

シーウルフは世界で二番原子力推進艦船である。米海軍原子力推進計画を本格的に開始するにあたり、熱伝達材に圧をかけたを使用する原子炉と、液体金属ナトリウム)を使用する原子炉の2種類を並行に開発することにした。1947年の時点でどちらがうまく動くのかが不明だったためである。ノーチラスが加圧原子炉を搭載したのに対し、シーウルフはナトリウム使用の原子炉を搭載した。1956年8月に繋留状態のシーウルフは動プラントの全運転を成功させたが、その後ナトリウム漏洩が発生し修理に3ヶを費やし、12月には別のナトリウム漏洩が発見され、さらに修理が行われた。試験運転を経て1957年に正式に就役。演習中に連続30日間潜行を行ったほか、60日間艦内の空気のみを使用して潜行し続けるという実験も行われた。その後、もっと信頼性のあるナトリウム使用プラントの設計が可となるまで、シーウルフの動プラントはノーチラスと同の加圧に入れ替えるという決定がなされ、1958年12月に工事のため入港、1960年に新しい原子炉で再就役した。[2]

1973年より特殊任務に就く。その任務は「ソ連に侵入しての情報収集」。この任務を8年間務めたが1981年で船体を損傷。以後特殊任務に就くことはなかったという。1987年退役、1997年解体。アメリカ原子力艦の歴史の1ページを担ったこの船はもう存在しない。

5.の概要[3]

冷戦中、米海軍ロサンゼルス級攻撃原潜を装備したことで、潜水艦技術においてソ連リードしていたが、1980年代に入ると、この技術面でのリードに不安を抱くようになった(実際冷戦後に明らかになったところでは、ソ連のアクラ級は静粛性や水中ロサンゼルス級の初期を上回り、ロサンゼルス級後期に匹敵するか上回る静粛性を持っていたという)。

ここに至って米海軍は新しい攻撃原子力潜水艦を開発することに決めた。当然ながらソ連潜水艦に対して技術・性能面の優位を確保することに重点が置かれ、静粛性、水中高速性、高度な聴音機、自動化された戦闘システムめられた。魚雷発射管も従来の直径21インチ533ミリ)では性の向上に限界があるとしてより大きい口径に変更された。結果的にシーウルフ級の水中排水量は約9300トンとなり、ロサンゼルス級よりはるかに大きくなった。

建造費も破格になり、最初の計画では360億ドルで約30隻を建造、つまり1隻の費用は12億ドルと見積もられた(当時、戦略ミサイル原潜オハイオ級の建造単価が約15億ドル、原子力空母の建造費が約34億ドル)。さすがにこの価格には議論が沸き上がったが、1991年ソ連が崩壊したため建造計画は縮小された。

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関連項目

脚注

  1. *シーウルフが狙ったとき、魚雷は命中したものの不発弾だった。
  2. *原子力潜水艦ノーマンポルマー著 元美訳 朝日新聞1964 pp.147-150
  3. *「使える兵器使えない兵器(上)」江謙介 並木書房 1997 pp.210-219

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シーウルフ

22 ななしのよっしん
2016/05/20(金) 14:42:07 ID: kvnTxfQElg
>>21
ロサンゼルス処。多分船体のだけシーウルフ級と同じぐらいの質のやつ使ってる。
それでシーウルフ級×2を返り討ち…ねーよwww
23 ななしのよっしん
2016/05/22(日) 01:05:06 ID: KhzCGNLvvL
>>21
>>22

wikipediaによると、シーバットの諸元は以下の通り。シーウルフ級んで見えるチート

シーバット級1番艦「やまと
艦種:攻撃原子力潜水艦SSN)艦籍番号
艦:2隻(準同
艦体構造:変形涙滴単殻構造
外殻材:チタン/タイル(準同2番艦以降は高鋼)
全長:120m
全幅:13m
(省略しています。全て読むにはこのリンクをクリック!)
24 ななしのよっしん
2016/05/22(日) 01:33:21 ID: dkcABOFnM/
>>23
(;´Д`)
チタン……潜航深度1000m……55ノット……
シーウルフアルファ級をいいとこ取りしてさらに強化したチートめ。
25 ななしのよっしん
2016/06/21(火) 16:18:17 ID: ICISp8344T
>>23
8万馬55ktも出るんかなあ…と思った。
倍はあっても良さそうな…
26 ななしのよっしん
2016/06/22(水) 03:26:09 ID: KhzCGNLvvL
>>25
戦闘潜水艦世界最速のK-162(パパ原子力潜水艦)が、水中排水量7100t、80000shp、蒸気タービン二基二軸推進で44.7kt
やまと」は、水中排水量9000t、80000ps、単軸推進。80000psで55ktは、理っぽいな。
27 ななしのよっしん
2016/08/15(月) 22:39:00 ID: C/Hy5kNczI
89魚雷の運用可深度が900mらしいから
潜行深度だけなら今の日本潜水艦でも1000m近くいけるのかもわからんけどな
28 ななしのよっしん
2016/09/12(月) 21:45:52 ID: 01rYdLq2hN
しかし、どのもそうだが、ある意味議会が軍隊の一番の敵だな。もっともちゃんとしたなら、議会あっての軍隊だろうし、議会が軍隊のコントロールをする必要があるから、議会は大切だな。
29 ななしのよっしん
2018/01/31(水) 11:11:34 ID: XHyUYpnEt0
国会議員全員全員国家全体のことを考えてるわけじゃないからねぇ。
第五列は論外としても、地元の雇用が全ての人とか特定のロビー団体の言うことを全部聞く人とか、その時々の情勢把握が間違ってる人とかどうしても混ざってくる。

もちろん、リーダーシップ発揮してやるべきことをやるってのはできるけど、それをした分だけ別の件で相手の言い分を飲むことになる以上、制限にやるべきことをやれるわけじゃないと言う。
30 ななしのよっしん
2018/09/11(火) 16:38:41 ID: 9MUH9LRGNZ
まあ冷戦が終わって過剰性シーウルフ級をそこまで必要ないと減産したアメリカ議会は国家のことを考えてもベターな選択をしただろ
31 ななしのよっしん
2018/11/17(土) 02:17:39 ID: p1XU1L8DA5
昔当てた「食玩」の模型原子力潜水艦シーウルフは、だからスクリュープロペラがかったのか…  無知は恥ずかしいが。


>ふざけんなバーローと議会はキレてしまい

何事にも対抗する人たちはいて欧はそういう勢争いがしそうだな。 こういう軽口のセンスは自分にはいから感心するなぁ。

もっともそういう感情をせよとちょっと楽しいものを排除して刑務所みたいにしようと言うような論調の変な人もいっぱいいるけど



昔は原子力潜水艦は通常動潜水艦よりも静粛性に劣るとされてきたが現在はそうでもない。 しかし私は遂に日本が辿り着いたそうりゅう型潜水艦を信じたいと思う