シーラカンスの胃袋とは、スタジオジブリの長編アニメーション『千と千尋の神隠し』に登場する食べ物とされるものの1つである。
概要
冒頭、人っ子一人いない屋台で千尋の両親が不作法に料理を食べるシーン。
一時は台湾のB級グルメ「バーワン」だと決めつけられたりもしたが公式からの回答は「よくわからない」というものだった。
思わぬところから発覚
時は2020年9月19日、ジブリが「常識の範囲内でしたらご自由にお使いください」として太っ腹にも8作品から合計400枚の画像を無償提供したことに始まる。
これに当時千と千尋の原画を担当していた米林宏昌が反応し下記のツイートを投稿。
関連ツイートで疑問に思う人が多かった謎の食べ物に言及したのである。
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https://twitter.com/MaroYonebayashi/status/1307154347373989892
しかし・・・
一方、生きた化石の代表であるシーラカンスの胃袋はあんなにブヨブヨで美味しそうなものなのかという新たな疑問も生まれてしまった。
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https://twitter.com/Magaret6699/status/1307149878015848448
図解ではあのようなヒレ(手羽?)のようなものがついた丸っこい形ではない。
実際にシーラカンスを食べた人によると味は水っぽくて相当不味く、尚且つ寄生虫だらけで調理しにくいという食材としてはダメなところばかりが目立つ代物とのこと。
余談だがあの鳥山明先生は週刊少年ジャンプの企画で当時に日本に輸入が許された6匹のシーラカンスのうち一匹を食している。感想は「マズイ」。
あくまであの世界のシーラカンスの胃袋ということなのだろうか。
それともスウェーデン料理「ヤンソン氏の誘惑」のように食材から何まで想像がつかない謎のネーミングセンスが炸裂した料理なのか・・・謎は深まるばかりである。
ちなみに台湾のとある店ではシーラカンス料理っぽい名前の「野生深海大石斑」なるメニューがあるが、これは「天然物の深海のハタ」という意味であり、シーラカンスではない。
他の疑問点
そもそも本当にシーラカンスの胃袋なのかも怪しい。
というのも下のツイートによるとレイアウトには「小羊の胃袋のよう」と書かれているからだ。
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https://twitter.com/guignol_l/status/1307214316848869377
「のよう」なので逆に「小羊の胃袋ではない」という捉え方もできるが、しかしこれとは別にこの食材について言及した資料があるのかどうか不明。仮に米林氏の記憶が正しければ「小羊の胃袋のよう」と書かれたレイアウトとは別に「シーラカンスの胃袋」と書かれた資料が存在することになる。そのため、
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