ジェイエア J-AIR |
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ICAOコード | XM |
IATAコード | JLJ |
コールサイン | J-Air (Japan Air) |
アライアンス | ワンワールド |
保有機材数 | 29機 (2018/4現在) |
ハブ空港 | 大阪/伊丹 福岡 東京/羽田 |
就航地 | 25都市 (2018/4現在) |
ジェイエア(株式会社ジェイエア、J-AIR)とは、日本の航空会社のひとつである。
日本航空の子会社であり、世界的な航空連合「ワンワールド(oneworld)」加盟航空会社。
概要
経営難に陥っていた旧広島空港(広島西飛行場を経て現・広島ヘリポート)を拠点に運航していた西瀬戸エアリンク(朝日航空)の事業を引き継ぐ形で1991年4月に発足。
当初は同じく日本航空の子会社である「ジャルフライトアカデミー」(現・エアフライトジャパン)の一部門であった。旧西瀬戸エアリンクの事業は当初から「ジェイエア」の名称を使用していた。
当初運航していた機種はエンブラエルEMB110であったが、ジェイエアが継承して間もなくBAEジェットストリーム31に置き換えられた。
1996年8月には自治体からの補助金の関係上、ジャルフライトアカデミーから分社し、法人としての「株式会社ジェイエア」が発足。
西瀬戸エアリンクから事業を継承した後、広島西飛行場を拠点に路線を拡大していった。
2001年3月には自治体からの補助金打ち切りで不採算路線となった広島西飛行場発着路線を削減する一方、より大型のボンバルディアCRJ200の導入で大阪国際空港(伊丹空港)や旧名古屋空港(現名古屋飛行場)発着路線を拡充した。ここから約10年間、J-AIRは拠点と本社を目まぐるしく変える「ジプシー・J-AIR」な状態となる。
2005年2月には中部国際空港開港によりコミューター専用空港となった名古屋飛行場に拠点を移転した。広島西飛行場からはJ-AIRとしては完全撤退。(同じくJALグループの日本エアコミューターの広島西飛行場発着路線はこの時点では残存)
2005年4月からは日本航空と運送の共同引受が行われることとなり、J-AIR運航便はJAL便として運航されることになった。
2009年2月にはボンバルディアCRJ200よりも大型のエンブラエル170が新たに導入された。
2011年3月には日本航空の経営再建に伴う名古屋飛行場からのJALグループ撤退により、J-AIRの拠点は大阪国際空港に変更となった。なお、名古屋飛行場発着路線の運航はフジドリームエアラインズが引き継いでいる。
2016年4月からはエンブラエル170の胴体を延長したエンブラエル190を新たに導入した。同機ではJ-AIRとしては初めてクラスJのサービスが実施される。同機の導入に伴いボンバルディアCRJ200に加えて、日本エアコミューターのDHC-8-Q400、SAAB340の一部が置き換えられる。このうち、CRJ200は2018年1月をもって全て退役した。
さらに2021年には国産のリージョナルジェット機である三菱MRJが導入され、エンブラエル170・190を置き換える予定。
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関連項目
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