ジェイガンとは、任天堂から発売されているゲーム『ファイアーエムブレム』における
序盤から登場するお助け役パラディンの総称※である。
※N.O.Mのインタビュー内の堀川将之氏の発言「今回のジェイガンは~」より。
誘導
ファイアーエムブレム紋章の謎に出てくるジェイガンはこちら
概要
序盤の十分に育っていない味方キャラの実力を補うために用意されているポジションで、例えて言うならスペースシャトルの第一ロケットのような存在である。
初めから上級職のため登場当時の周りの味方ユニットよりずっと初期値が高く加入当初はとても強いが、総じてジェイガンのポジションのキャラは成長率が他のキャラに比べて著しく低い(※)ため、他のユニットが育ってくると徐々に能力が抜かれていくようになり、ラストまで運用するのは困難である。
序盤、できるだけ成長させたいユニットで戦って育てつつ、どうしても敵が捌ききれない時などに手伝ってもらうという使用法を意図したユニットであるが、経験値が勿体ないなどの理由で、慣れたプレイヤーであれば、装備している高価な武器だけ奪って即二軍、と言う事も度々ある。
ただし、難易度設定を高くしたり、特殊な縛りをする場合は熟練のエムブレマーでも頼らざるを得ないなど、味のあるポジションである。
そういったジェイガンポジションを活躍させようと言う企画、動画も多くジェイガンはスタッフからもファンからもFEの顔として認識されている。
しかしながら、烈火の剣に登場したマーカス以降の近年の作品では極端に低かった成長率が是正され、
聖魔の光石に登場するゼトのようなラストまで運用する事が容易な高性能ジェイガンも生まれつつある。
基本的には高性能なほど美形で若い。やはり若さは大事と言う事か。
※初代であるジェイガンの風貌が皺のある老兵であるため、
成長率の悪いユニットはたとえ美形であっても将来性が無いということで『ジジィ』と呼ばれることもある。
外伝や聖戦の系譜親世代は主人公が最序盤から、ある程度は無双できるバランスなせいかジェイガンポジションは登場していない。シグルドとキュアンは登場時から上級職なのでそういう部分はジェイガンなのかもしれない(成長率は低くない)。
グレーゾ-ン
外伝のアルムを育てた騎士マイセンや、セリカを預かった神官ノーマがジェイガンポジションに近い立場だが二人共序盤は仲間にならないという点でグレーゾーンである。マイセンはラストダンジョン突入前という終盤、ノーマは隠れキャラとしての加入なのでどちらかというと即戦力的な立場である。
トラキア776のエーヴェルやダグダは立ち位置としてはジェイガンではあるが、
パラディンでないことと早期に離脱し戦線に復帰するのが後々(エーヴェルに至ってはラスト間際)というのもあって
ジェイガンに含まれない事が多い。主人公に使える年長の騎士ということでフィンもいるので役目を分けあっているのかもしれない。
尚、暁の女神におけるサザも上級Lv1で登場し、後半のヘタレっぷりを理由にジェイガンとして扱われる事もある。
しかし彼の弱さの原因の殆どが職業による物(力の上限ならびに奥義『瞬殺(笑)』)である事よりヲルト(ネタキャラの意味も含めて)とのハイブリッドとする場合もある。
そして、暁の女神の第一部でのお助けユニットはラグズ王族のニケであるが、ニケに限らずラグズ王族は加入時から最後の最後まで育て上げたユニットより強いことがザラであるため、他メンバーの育成が無駄になってしまいこれはこれで問題である。
風花雪月においてはNPCだが主人公を見守る父親・ジェラルトがパラディンで登場しており、ジェイガンに近いが、仲間にはならずスポット参戦にとどまる。他に、若き王子に仕える老騎士として蒼獅子ルート限定加入のギルベルトが登場するが初期兵種はアーマー系となっている。また、主人公は生徒を導く教師であることを考えるとジェイガンに通じる部分はあるかもしれないが、ユニット的には全体的に高い成長率なマイユニット系列である。
歴代ジェイガン一覧
- ジェイガン→暗黒竜と光の剣、紋章の謎(1部)
- アラン→紋章の謎(2部)
- オイフェ→聖戦の系譜(子世代)
- マーカス→封印の剣、烈火の剣(エリウッド編)
- ゼト→聖魔の光石
- ティアマト→蒼炎の軌跡
- フレデリク→覚醒
- ギュンター→if
- ヴァンドレ→エンゲージ
関連動画
↓高性能ジェイガンの一例
関連項目
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