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ジェイコブ・デグロム(Jacob deGrom、1988年6月19日-)とは、アメリカ合衆国出身のメジャーリーガー(投手)である。
概要
テキサス・レンジャーズ #48 | |
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ジェイコブ・デグロム Jacob deGrom |
|
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | フロリダ州 |
生年月日 | 1988年6月19日 |
身長 体重 |
193cm 82kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投左打 |
守備位置 | 投手 |
プロ入り | 2010年 |
経歴 | |
メジャーリーガーテンプレート |
2010年MLBドラフト9巡目指名(全体272位)を受けてニューヨーク・メッツと契約。
2010年はルーキー級で6試合に登板したが、トミー・ジョン手術を受けたため、2011年は全休した。
2014年は開幕を3Aで迎えたが、5月13日にメッツに昇格し、5月15日のニューヨーク・ヤンキース戦で先発としてメジャーデビューした。先発ローテーション入りし、22試合に登板し、9勝を挙げた。7月にルーキー・オブ・ザ・マンス、オフにルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。11月には結婚している。
2015年は先発2番手に定着し、オールスターに初めて選出された。リーグ7位の14勝を挙げ、地区優勝に貢献した。
2016年4月に長男が誕生。シーズンでは7勝8敗と負け越した。
2018年2月に次男が誕生する。シーズンでは32試合に先発登板し、勝ち星に恵まれず10勝に留まったが、防御率1.70で最優秀防御率のタイトルを獲得。サイ・ヤング賞の投票では207ポイントを集め受賞。10勝での受賞は異例だが、「防御率1.70は過去100年間で11人目」「防御率2点以下で260奪三振、50四死球以下で10被本塁打の投手は初めて」「24試合連続でクオリティ・スタートとそれを28試合以上を決めたのは初めて」とこれらの快挙が決め手になった。
2019年にメッツと5年の大型契約を結んだ。4月18日に右肘の違和感で故障者リスト入りした。24時間以上も軽い痛みを感じていたのが決め手になったという。32試合の登板で11勝だったが、少ない勝利数ながら2年連続でサイ・ヤング賞を受賞した。また255奪三振を挙げ、最多奪三振のタイトルを獲得した。
2020年は12試合に登板し4勝2敗だった。102奪三振で2年連続で最多奪三振のタイトルを獲得した。
2021年4月のピッチャー・オブ・ザ・マンスを受賞。7月7日のミルウォーキー・ブルワーズ戦で通算1500奪三振を達成。オールスターゲームは不参加を表明していたが投票で選ばれた。右肘の負傷のため、8月20日から60日間の故障者リストに入ったため、15試合の登板に留まった。
2022年は開幕前のスプリングトレーニングで右肩を負傷し、8月2日に復帰した。11試合に登板し、5勝4敗だった。オフにFAとなった。
レンジャーズ時代
2022年12月2日にテキサス・レンジャーズと5年契約を結んだ。背番号は48。
プレースタイル
直球の最速は160km/h、変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップを投げる。
2018年には4月から6月まで2ヵ月も7回3失点以内と好投しても3勝2敗しか挙げられないなど、無援護に見舞われやすい。
成績
年度別投手成績
年度 Year |
球団 Team |
登板 G |
先発 GS |
完投 CG |
完封 SHO |
勝利 W |
敗戦 L |
セーブ SV |
ホールド HLD |
勝率 W-L% |
投球回 IP |
与四球 BB |
奪三振 SO |
失点 R |
自責点 ER |
防御率 ERA |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2014年 | NYM | 22 | 22 | 0 | 0 | 9 | 6 | 0 | 0 | .600 | 140.1 | 43 | 144 | 44 | 42 | 2.69 |
2015年 | 30 | 30 | 0 | 0 | 14 | 8 | 0 | 0 | .636 | 191.0 | 38 | 205 | 59 | 54 | 2.54 | |
2016年 | 24 | 24 | 1 | 1 | 7 | 8 | 0 | 0 | .467 | 148.0 | 36 | 143 | 53 | 50 | 3.04 | |
2017年 | 31 | 31 | 1 | 0 | 15 | 10 | 0 | 0 | .600 | 201.0 | 59 | 239 | 87 | 79 | 3.53 | |
2018年 | 32 | 32 | 1 | 0 | 10 | 9 | 0 | 0 | .526 | 217.0 | 46 | 269 | 48 | 41 | 1.70 | |
2019年 | 32 | 32 | 0 | 0 | 11 | 8 | 0 | 0 | .579 | 204.0 | 44 | 255 | 59 | 55 | 2.43 | |
2020年 | 12 | 12 | 0 | 0 | 4 | 2 | 0 | 0 | .667 | 68.0 | 18 | 104 | 21 | 18 | 2.38 | |
2021年 | 15 | 15 | 1 | 1 | 7 | 2 | 0 | 0 | .778 | 92.0 | 11 | 146 | 14 | 11 | 1.08 | |
2022年 | 11 | 11 | 0 | 0 | 5 | 4 | 0 | 0 | .556 | 64.1 | 8 | 102 | 22 | 22 | 3.08 | |
MLB:9年 | 209 | 209 | 4 | 2 | 82 | 57 | 0 | 0 | .590 | 1326.0 | 303 | 1607 | 407 | 372 | 2.52 |
タイトル・表彰・その他
タイトル | ||
---|---|---|
最優秀防御率 | 1回 | 2018年 |
最多奪三振 | 1回 | 2019年、2020年 |
表彰 | ||
ルーキー・オブ・ザ・イヤー | 2回 | 2014年7月・9月 |
ルーキー・オブ・ザ・マンス | - | 2014年 |
サイ・ヤング賞 | 1回 | 2018年、2019年 |
オールMLBチーム | 2回 | 2019年、2020年 |
ピッチャー・オブ・ザ・マンス | 1回 | 2021年4月 |
その他 | ||
オールスターゲーム出場 | 3回 | 2015年、2018年、2019年 |
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
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