ジェットスター・ジャパンとは、日本の航空会社である。LCC(格安航空会社)に該当する。
概要
LCCの国際的な普及の流れに乗じ、日本においても2010年代になるとその設立を目指す動きが出始めた。
ジェットスター・ジャパンはそのような中、もともとジェットスター航空を自社で設立し、オーストラリアから東京・大阪への便を就航していて日本での更なる事業拡大を目論んでいたカンタス航空、先行して海外の投資会社や航空会社と組み、Peachやエアアジア・ジャパンなどを既に発足させてLCC事業に弾みをかけていた全日本空輸(ANA)への対抗を図りたい日本航空(JAL)、それに三菱商事の思惑が一致し、各社が1/3ずつ出資する形で2011年9月に発足したものである。後に、三菱商事の保有株の半分を東京センチュリーリースが譲受している。
2012年7月3日に運行を開始。先行するPeachが関西国際空港をハブとしたのに対し、成田国際空港を拠点に新千歳空港・福岡空港への2路線体制でスタートした。同月中に関西空港・那覇空港へも就航、関西空港の第2ハブ化を発表している。
2013年3月には大分空港と中部国際空港、5月に鹿児島空港、6月に松山空港、12月には高松空港、そして2014年10月に熊本空港へ就航するなどその路線網は順次拡大しているが、営業成績では開業以来赤字が続いており、2014年11月にカンタス航空とJALの追加出資を受けている。
国際線に関しては元より設定の意向を示すも、長らく運航がされていなかったが、2015年2月より大阪-香港線の運行開始を予定している。
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関連項目
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