ジェットストリームとは、
本記事では、3.のラジオ番組「ジェットストリーム(JET STREAM)」について記述する。
概要
TOKYO FMと系列局で、毎週月曜~金曜の24:00から放送されている、イージーリスニング音楽番組。
1967年の放送開始から現在に至るまで続いている、日本のFM最長寿番組である。同年に放送が始まったAMの「オールナイトニッポン」(ニッポン放送)と並び、日本の深夜ラジオ番組の双璧と言えなくもない。
夜間飛行をイメージして作られており、JALの提供番組(現在は時計メーカーのSEIKOとの2社共同提供)ということもあって、内容の随所で飛行機のフライトと絡められている。
パーソナリティ(番組中では「機長」と呼ぶ)の作り出す、静かで落ち着いた雰囲気とイージーリスニングの音楽からなる番組は、放送時間帯と相まって試験勉強をする若者に馴染み深く、45年以上続く長寿番組ということもあり、幅広い世代に人気がある(この直前に放送している番組から引き続いて聴く者も少なくない)。
長い歴史を持っているものの、その中で番組構成は殆ど変わっていない。しかし伊武雅刀時代に、一時期だけラジオドラマの要素が取り入れられたことがあった。
なお、森田真奈美が担当した『LOVE SOUNDS OF JET STREAM』は番組の構成などもガラッと変わってしまったことがある。
番組名がジェットストリームであるだけにOPではジェットエンジンの音や航空無線の会話が挿入され、離陸までの様子が音だけで再現されているのも特徴。
歴代機長
これまでに5人のナレーター・俳優が機長を勤めており、世代によってなじみのある声が違う。
- 城達也
- (1967.07~1994.12)
- この番組の顔とも言うべき機長。1万回以上放送されたうち、実に7387回に渡ってパーソナリティを勤めた。現在でも、一般的にクローズアップされやすいのは彼のナレーションである。ソフト化された回数ももっとも多い。番組開始の1967年頃は現在よりもまだまだ海外旅行が一般的ではなかった為、番組内で日本航空の宣伝的に海外渡航の料金プランを絡めた紹介もなされていた。
- 小野田英一
- (1995.01~2000.03)
- 城の死後、彼の担当してた役やパーソナリティを多く引き継いだ。エンディングの挨拶が、空港のラウンジで交わされる設定になっていた。
- 森田真奈美
- (2000.04~2002.09)
- 歴代唯一の女性パーソナリティ。『機長』ではなく、『フライト・アテンダント』の設定であった。彼女の時代には番組の方針転換が図られ、毎回ゲストを迎え、海外の国や都市についてのトークを展開するという異色の構成となっていた。
- 伊武雅刀
- (2002.10~2009.03)
- 歴代でも随一低い声が特徴。当初、ラジオドラマを放送するなどさらに構成が転換されたが、結局城の時代のスタイルに回帰することになった。かつて伝説のコメディ『スネークマンショー』で、パロディ『JET STRIP』として城達也をもじった「欲情達也」を演じている。パロディと本物の両方を担当したことがあるのは番組歴代唯一。また、OP曲が「ミスター・ロンリー」のスタイルに戻ったのもこの伊武の頃である。
- 大沢たかお
- (2009.4~2020.3)
- 就任の依頼に対して長寿番組故に畏れ多いところと番組のスタイルを確立した初代ならびに原点回帰に成功した三代目といった先輩達の功績からくるプレッシャーがあったらしく、ギリギリのところで就任撤回しようかと思った事を明かしている。2014年の8月には、小野田を越えて就任期間歴代3位となった。2011年3月22日に東日本大震災による番組中断からの再開として番組史上数少ない生放送を行い、被災地へのエールを送った。
- 福山雅治
- (2020.3~)
- ラジオ番組経験の多い本人にとっても初のフリートーク無しの番組出演。令和初の機長となる。
また、城時代に、一度だけTOKYO-FMの田中穂蓄アナウンサー(現・J-WAVEニュースデスク)が代打を務めたことがある。
ナレーション
毎回の放送のOPとEDに入るナレーションは特に印象深く、ジェットストリームと言えばこのナレーションと言っても過言ではない。パーソナリティによって、内容が微妙に異なる。
- 城達也ver.
遠い 地平線が消えて、
深々とした夜の闇に心を休める時、
遥か 雲海の上を、音もなく流れ去る気流は、
たゆみない 宇宙の営みを告げています。満点の星をいただく、果てしない光の海を、
豊かに流れゆく風に 心を開けば、
煌く星座の物語も聞こえてくる
夜の静寂(しじま)の、なんと饒舌なことでしょうか。
光と 影の境に消えていった、はるかな地平線も
瞼に浮かんでまいります。(中略)
ジェットストリーム。
四代目機長の伊武雅刀が就任した際には、この城達也Ver.の一部を変更したナレーションが採用され、現在に至っている。また、OP・ED曲のミスター・ロンリーも初代Ver.とはまた一味違うアレンジが溝口肇によってなされ、落ち着きの中に深みのあるものとなっている。
福山雅治機長の時代には、このナレーションと提供読みの後に、新型コロナウイルス感染症対策として、Stay homeを呼びかけるものが追加され、イマジネーションの旅を自宅で楽しんでほしいというものとなっていた。
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関連項目
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