ジェネリック拓也とは、同人拓也の旧称のようなものである。「ジェネ拓」などと略される。
概要
ジェネリック拓也の生い立ちを説明する上で、「月刊拓也」の流行について触れる必要がある。月刊拓也とは、拓也さんの怪文書に字幕と読み上げを付けた動画群である。2017年3月頃から2018年中頃まで概ね月1以上のペースで投稿され、淫夢コンテンツ全体の中でも重要な一角を占めるようになった。しかし、魚拓が残っている怪文書のストックが枯れてくるとともに、動画の投稿ペースは貧弱になっていった。未発掘の怪文書がまだ大量に存在すること自体は判明しているものの、拓也さんが利用していたブログのサービスが2013年に終了していることもあり、魚拓がない怪文書の発掘は困難を極める。だが、潤沢に月刊拓也が投稿されていた時期を知るホモたちは、供給不足に喘ぎ禁断症状を起こし気が狂い、とうとうオリジナルの怪文書を自給自足するようになった。この作品群をジェネリック医薬品になぞらえてジェネリック拓也と呼ぶ。
とある掲示板においては、互いにジェネリック拓也を投稿し合い添削し合いウリ狂ラーニングの精度を高め合う風習が2018年末頃から存在する。ただし、ニコニコ動画でオリジナルの怪文書が盛んに投稿されるようになったのは2021年中頃からである。ニコニコでの流行が危険な領域へと突入する過程で、当該作品群の呼び方は「同人拓也」へと変わっていった。このような変化があった要因としては、「月刊拓也」や「別冊拓也」のような「漢字2文字+拓也」という形式のタグが既にニコニコで浸透していたことなどが考えられる。
なお、ジェネリック拓也と呼ばれていた時代の作品は、「本物の怪文書が新たに発掘された」と偽って投稿しても贋作だと疑われないことを目指す傾向があり、騙し合いに使うための兵器的性質を孕んでいた。対して、同人拓也という呼び方が定着してからの作品には、他作品とのマッシュアップを積極的に行なうなど、二次創作であることをあえてウリにしたものも多く見られる。
関連動画
本タグがロックされている動画は本記事作成時点で4件に留まっている。現在では同人拓也という名称が一般的になったことが分かる。
関連項目
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