ジェノスピノとは、ゾイドワイルドZEROに登場するゾイドである。
概要
ジェノスピノ GENOSPINO |
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基本情報 | |
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番号 | ZW33 |
所属 | 帝国 |
分類 | スピノサウルス種 |
骨格 | 2足巨大恐竜骨格 |
スペック | |
全長 | 13.7m |
全高 | 6.5m |
重量 | 158.0t |
最高速度 | 210km/h |
IQ | 138 |
ステータス | |
アタック | 10 |
ディフェンス | 7 |
スピード | 7 |
スタミナ | 7 |
IQ | 9 |
ワイルドブラスト | 10 |
武装 | |
兵器開放技名 | |
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ゾイドテンプレート |
水陸両用のスピノサウルス種のゾイド。大陸北東部の硫酸海の深い海底で発掘されるが、巨大な体格であったことから引き上げに労力を要した。しかしその骨格は全く溶解していなかった。
本能解放、あるいは兵器解放すると、前方に展開したジェノソーザーが円盤状に変形し、超高速回転で敵を断ち切る技「殲滅破壊(ジェノサイドクラッシャー)」を使用する。他には巨大な顎で噛みついたり、火炎放射を浴びせたりする。
アニメ
アニメ「ゾイドワイルドZERO」では、第一話冒頭のゾイドクライシス発生時のシーンに海上の大型船をジェノソーザーで両断しながら浮上するシルエットが登場し、他のゾイド共々大暴れしていた。帝国のフランク・ランド博士の説明ではゾイドクライシス以降も暴れ続け、世界の3分の1を壊滅させたとも云われる伝説的ゾイドであったという。本編においてはゾイドクライシス当時の映像データまで残っていた。
ある時、帝国は地底からパーツの散逸したジェノスピノの化石を発見し、共和国から引き抜いたランド博士主導の下、発掘と復元が進められる。その過程でパーツをジャンク屋から奪い返したり、化石の内包する力が輸送部隊のクワーガを狂わせ、山火事を誘発させる等のトラブルに見舞われながらも復元に成功した。
強大なゾイド故にその制御には高度な操縦技術が必要とされ、プロジェクトの責任者である帝国軍のコリンズ准将は、ジェノスピノ復活の暁には腹心の部下であるエース級ゾイドライダーのクリストファー・ギレル中尉をライダーにと考えており、本機の存在が共和国との覇権争いを終結させる抑止力になると信じていた。しかし、ジェノスピノ復活を目前に病床にあったコリンズ准将が亡くなり、後任のジョナサン・シーガル准将によって、ダグラス・アルドリッジ少佐に変更される。
アルドリッジをライダーとして起動したジェノスピノは黒赤カラーリングのギルラプターとキャノンブルからなる部隊を率いてすぐさま共和国領へ侵攻を開始。この件について、あらかじめ共和国に対してシーガルは行方不明となったコリンズ准将の独断による暴走と説明していた(ただ、コリンズ准将がそんな人間でないということは共和国側でもよく知られており、シーガルの胡散臭さは既に見抜かれていた)。
共和国軍とレオ・コンラッド一行は中枢基地「都市要塞モザイク」でジェノスピノを迎え撃つが、進化解放したビーストライガーやガトリングフォックスを傷一つ負うことなく圧倒して見せ、ビーストライガーの装甲を破壊し大破に追い込み、「殲滅破壊」でディアス中佐のトリケラドゴス改を両断した。
その後は共和国の首都「ネオヘリック」に向かって不眠不休の進撃を続けたが、兵器解放の連続使用はライダーの体力を著しく消耗するという弱点を突かれ、挑発に乗ってジェノソーザーをむやみやたら振り回した事で消耗が限界に達したアルドリッジは気を失い、ジェノスピノは停止したかに見えた。
しかし、ライダーの制御から解放されたジェノスピノは自らの本能に従い暴走を開始。ジェノソーザーと搭載火器を状況により器用に使い分け、ディアス中佐率いる共和国軍相手に灼熱の破壊竜にふさわしい八面六臂の大立ち回りを演じるが、死の淵から蘇ったビーストライガー改めライジングライガーにゾイドコアを貫かれ、ついに倒された。
倒されたジェノスピノの処遇は共和国と帝国の間で協議され、愚かな戦いの象徴として両国で管理されることになり、主犯格であるシーガルやアルドリッジは身柄を拘束され、帝国にて階級剥奪と500年の禁固刑を受ける。しかし、復元に携わったものの特にお咎めなしだったランド博士が、最高科学顧問の権限でシーガルらを釈放した上、彼らに協力させてジェノスピノに匹敵する破壊竜オメガレックスを復元させる。
オメガレックスの放つ「荷電粒子砲」の脅威を見せつけられた両国は協議を行い、共和国のシェリー・ハント大佐が帝国の者を乗せないという条件でジェノスピノを再起動させると提案される。当初はクライブ・ディアス中佐が選ばれようとしていたが、ゾイドコアに異常が発生。ディアスが負傷した(演技をした)ことで、ライダーにはギレル少佐が選ばれ、オメガレックスと対峙する。
この戦いでは今まで如何なる攻撃にも傷一つ負わなかったオメガレックスに対して、収束シールドを切断し撤退させる活躍をしたものの、自身も荷電粒子砲でジェノソーザーを切断される重傷を負う。
次にオメガレックスが帝国首都「ネオゼネバスシティ」への進攻に現れた際には修復が完了した万全の状態で参戦。オメガレックスと比較してパワーで勝る為積極的に格闘戦を仕掛けるものの、奮戦虚しく振り解かれた隙を狙われ荷電粒子砲が直撃、大破戦闘不能となる。しかしオメガレックスと並び称される程の機体だったおかげか、搭乗していたギレル少佐は無事だった。
以降は修復作業が長引き、再びオメガレックスが襲来した際には登場しなかったが、鉄の塊と化したゼログライジスに挑む際には修復が完了し、クライブ・ディアス中佐が搭乗するオメガレックスと共にゼログライジスに戦いを仕掛け、ジェノサイドクラッシャーで鉄の塊を破壊した。そこにオメガレックスが荷電粒子砲を発射し直撃させたが、ゼログライジスは完全体として復活。まるで赤子のように扱われ、ジェノソーザーを破壊され、オメガレックスと共にブラックホールに吸い込まれた。ゼログライジスがネオへリックの巨大な移送船の攻撃で大ダメージを受けた後はブラックホールから生還する。再起動が完了した後は武器を失いながらもオメガレックスと共に最後の端末に向かうゼログライジスを足止めした。
キットとの違いとして、アニメ版ではオメガレックス共々ライガー等のMサイズゾイドより圧倒的に巨大なゾイドとして描かれ、さらにジェノソーザーの軸はバネの様に伸縮自在で鞭の様にしなり、振りかぶる事で遠くにソーザーを飛ばしたり、横一文字に斬り払う事が可能となっている。
お絵カキコ
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