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ジェラルド・R・フォードとは、
- ジェラルド・ルドルフ・"ジェリー"・フォード・ジュニア(Gerald Rudolph "Jerry" Ford, Jr、)…アメリカ合衆国の政治家
- 1.の名を冠したアメリカ海軍の原子力空母「ジェラルド・R・フォード」CVN-78
1.の概要
第40代副大統領を務め、昇格によって第38代アメリカ合衆国大統領に就任した人物である。前任の第37代大統領リチャード・ニクソン政権で副大統領を務めた後に、リチャード・ニクソンの大統領辞任に伴う昇格により第38代アメリカ合衆国大統領に就任した。昇格による1期目の任期満了に伴う1976年アメリカ合衆国大統領選挙では立候補したものの落選した為、大統領選挙を経ることが無かった唯一のアメリカ合衆国大統領である。
昇格後の大統領職では前任のリチャード・ニクソンに対する大統領特別恩赦を与えたが、国民からの評価は低かった。またウォーターゲート事件での共和党への逆風から議会の多数派を民主党に奪われ行政府と立法府でのねじれが生じ、大統領拒否権を多数発動するなど政権運営に支障をきたす事態となった。
大統領退任後には自由勲章が与えられ、空港の名称にも名前が付けられている。(ジェラルド・R・フォード国際空港)
2.の概要
「ジェラルド・R・フォード」級、または単に「フォード」級と呼ばれる新型の原子力空母の1番艦。ニミッツ級原子力空母の後継艦として建造された。船体規模や搭載機数、速度などはニミッツ級と大差は無いが、ニミッツ級よりも少ない乗員数での効率的な航空機運用を目指している。カタパルトは従来の蒸気カタパルトに代わって電磁式のカタパルトを採用、武器弾薬用エレベーターも電磁力駆動にするなど、新技術が多く導入されている。
就役したのは2017年だが、トラブルが重なり、2022年10月になってようやく配備された。
フォード級は4隻建造される予定で、4番艦「ドリス・ミラー」は2023年に建造が開始される。[1]
関連商品
関連項目
第37代 | 第38代 | 第39代 |
リチャード・ニクソン(共和党) 1969~1974 |
ジェラルド・R・フォード(共和党) 1974~1977 |
ジミー・カーター(民主党) 1977~1981 |
第39代 | 第40代 | 第41代 |
スピロ・アグニュー (リチャード・ニクソン大統領顧問団) 1969~1973 |
ジェラルド・R・フォード (リチャード・ニクソン大統領顧問団) 1973~1974 |
ネルソン・ロックフェラー (ジェラルド・R・フォード大統領顧問団) 1974~1977 |
脚注
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