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ジェヴォーダンノケモノ
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ジェヴォーダンの獣(La bête du Gévaudan)とは、

  1. 18世紀のフランス・ジェヴォーダン地方(現ロゼール県の一部)を中心に表れた
  2. 1.を題材とした2001年開の映画

本項では1.について記述する。

概要と獣の特徴

1764年から1767年にかけ、ジェヴォーダン地方に出現。
この為現代では「ジェヴォーダンの獣」と呼ばれているが、当時は単に「ラ・ベート獣)」と呼ばれていた。
古い記録という事もあり正確には不明だが、このによる犠牲者の数は100人前後、襲撃回数は198回とも306回とも言われている。

全身はい毛で覆われ、程の大きさで、オオカミに似ており、背中く長い縞があったという。

事件の流れ

襲撃の始まり

1764年6月1日、ランゴーニュ地方からやって来た女性オオカミに似た生物撃。この時っ直ぐ走って来たが、農場の雄によって追い払われた。
30日、近隣の在住の14歳少女行方不明となり、後に死体となって発見。これが最初の犠牲者とされ、その後も被害が増えていった。

正体不明の畜ではなく、何故か女・子供ばかりを狙った。
また通常、動物捕食行動ならば最初に足や喉を狙う所を、頭部を噛み砕き食いちぎるというのは異常と言えた。併せて「同類を連れていた」という情報も上がっている。

討伐へ

この奇怪な事件はフランスのみならず、ヨーロッパ中に広がった。
少年達による狩りの噂を聞きつけた時のフランスルイ15世はこの「」に興味を抱き、討伐隊を送り込んで数ヶにわたる狩りを行うも、成果は上がらなかった。そこでルイ15世は討伐隊隊長を解任、猟師にして軍人であるフランソワアントワーヌを新たに派遣する。
1765年9月20日アントワーヌは体長1.7m、体重60kg程の巨大なオオカミを仕留めた。このオオカミ剥製にされてヴェルサイユに送られ、アントワーヌ称号・賞金を受け取った。

しかし176512月2日は再び出現。2人の子供に大怪を負わせ、その後も犠牲者は続いた。

事件の終焉

それから2年後の1767年6月19日、地元の猟師ジャン・シャステルが巨大なオオカミを仕留めた。するとそれ以降襲撃がなくなり、彼は報酬と名誉を得た。
一説には、狩りの最中にシャステルが祈りをげていると、が姿を見せたという。何故かは彼が祈りが終えるまでじっと動かず待っており、そのまま撃たれて倒された。これによって「シャステルオオカミを飼い慣らして不正に褒美と名誉を得た」と噂されたとあるが、そもそもこの説自体に明確な拠はなく、単なる捏造とされている。

第二の死体はルイ15世の命により埋められ、現在も見つかっていない。

獣の正体は?

オオカミ説

ジェヴォーダンと同時代にも「ソワソンのオオカミ」を始めとした人食いオオカミの存在が記録されている事もあって、ジェヴォーダンの獣はオオカミという説が流だった。
しかし、オオカミは1匹で大きな獲物を襲う事はほぼなく、また臆病な動物であるとして否定する向きが強い。

これに対する反論として、古い時代の記録におけるオオカミの強い暴性が挙げられる。一つ例を挙げると、15世紀に人食いオオカミの群れがパリを包囲した事件の記録がある。
尾が半ば千切れていた事から「短い尾」を意味する「クルトー(Courtaud)」と名づけられたリーダーに率いられた一群はパリ近郊を荒らし、凍りついた路からノートダム広場にまで入り込み、不運にも通りかかった40人以上の職者を食い殺したという。

ハイエナ説

富裕層が飼っていたハイエナ逃げ出したという説。

人間を襲う時に顔を噛みつく」という言と一致するが、がしたような高い跳躍力を持っていない。1997年パリ自然博物館にてシャステルが射殺したシマハイエナの剥製が見つかり、それがジェヴォーダンの獣だとする説が出た。しかし当該の死骸は埋められて所在不明となっており、何より展示期間が1766年(が仕留められたのは1767年)以降となっているため話が合わない。
しかし当時の宗教事情を踏まえ、猟師が「神の祝福を受けた銀の弾丸」で魔獣を倒して英雄り上げられる事でカトリック力を強めようとしたという説もあり、そこではハイエナ説が支持されている。

ハイブリッドウルフ説

オオカミの混血種、いわゆるハイブリッドウルフという説。

大きな体や高い跳躍力を持つ個体がいたという記録があり、また人による調教や随伴も可である。

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ジェヴォーダンの獣

8 ななしのよっしん
2018/07/21(土) 12:26:24 ID: m+LNWoovQP
大きさと縞があるからどっかの商人が連れてきた虎が逃げ出したんじゃねって思ったのはわたしだけかねぇ
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9 ななしのよっしん
2018/07/21(土) 12:41:20 ID: iTw4xe3MqM
緋弾のアリアで知ったんだが、元ネタあったんだね
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10 ななしのよっしん
2018/12/26(水) 12:08:46 ID: KxJ9QorZ5H
シート動物記でも取り上げられてるらしい
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11 ななしのよっしん
2019/12/06(金) 19:22:34 ID: EiE0yWEEMK
映画ブラボ元ネタになっただけで、元の映画はわりと微妙な内容
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12 ななしのよっしん
2020/04/01(水) 02:13:04 ID: yirnEKgx9U
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13 ななしのよっしん
2020/06/25(木) 22:29:34 ID: gAr/EBZb8c
「15世紀に人食いオオカミの群れがパリを包囲した事件の記録
寧ろこっちが気になる。
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14 ななしのよっしん
2020/07/07(火) 10:22:13 ID: TnAjj6JQtT
ハイエナ説が一番可性高そうだな。大きさとか動きなんていくらでも誤認や噂に尾ひれがつくこともありうるし
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15 ななしのよっしん
2021/05/07(金) 01:44:19 ID: mLn1uwaql+
結局なんだったのか気になる
見ただとハイエナ、大きさだとヒグマ・大ネコ科あたりだと思うけど
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16 ななしのよっしん
2023/03/31(金) 04:56:36 ID: DrURbH332F
クルトーともども、「毛皮をかぶった殺人鬼」説がある。実際1604年に、オオカミの毛皮をまとって人を襲っていた食人が裁判にかけられたらしい。
あとフランス野獣事件はこれが最初でも最後でもない(1633~34にエヴルー1783にブリーヴ、1819にガルガイユ、1978にタンデュ=モネイ、1946~51にセザリエ)
さすがにセザリエの野獣畜しか襲わなかったらしいけど
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17 ななしのよっしん
2024/02/28(水) 14:39:52 ID: Akq1sd5bgx
くせぇ
口裂け女みたいな都市伝説の類だろ
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