ジバニャンとは、クロスメディア作品「妖怪ウォッチ」に登場する妖怪の1匹であり、本作品の顔ともいうべきマスコットキャラクターである。
海外版での名前は、英語版で「Jibanyan」、韓国語版で「지바냥」となっている。
CVは小桜エツコ。
オレっちの概要だニャン!
アニメ版では1話part2から、ゲーム版は2話から登場。かわいらしく2頭身にデフォルメされた赤い毛並のかわいらしい猫妖怪ではあるが、出自が「トラックに轢かれた飼い猫の地縛霊」という割とえぐい設定の妖怪である。
ちなみにジバニャンは「腹巻」を付けているのだが、その腹巻は轢かれた自動車のタイヤ跡がモチーフになっているとかいないとか・・・(本当は妖術に使うための「のろい札」の収納である)。猫らしいマイペースなキャラクターで本能的な行動をとって友人のケータ君にハリセンで突っ込まれることもしばしば。
ゲーム版では普通に魚介類が好物で「極上マグロが食べたい」といったおつかいクエストがあったが、アニメ版とゲーム続編の妖怪ウォッチ2では「チョコボー」と言うお菓子が大好物(現実では猫にチョコレートをあげると中毒を起こしてしまうので絶対にあげてはいけません)。
アイドルグループ「ニャーKB48」というどこかで聞いたような名前のユニットのガチファン(妖怪バクロ婆による本人談)で、CDやグッズもすべて収集し、握手会にも参加しているという真正のドルオタである。(ただしゲーム版1ではそのような描写はなく、むしろニャーKBは存在していなかった。漫画版やアニメで明らかになった性癖設定である。)
ちなみにニャーKBのメンバーの名前は本家アイドルユニットの名前をもじったもので、ユニットNメンバーは4名(現在判明してるところ)。アニメ2話のジバニャンはユニットN「ふーにゃん」を推しメンにしている。寝る前には天井にふーにゃんの大きなポスターを飾っている。何故そんなところに飾るのかは正真正銘のドルオタでないと知らない。
ちなみに妖怪「じんめん犬」もふーにゃん推しだった。
妖怪ウォッチ2では「ニャーKBの生写真」というアイテムを9枚所有していると、ジバニャンから「激レア生写真一枚」とトレードしてくれと申しこまれる。実際にトレードすると・・・。(↓ネタバレ反転)
「ニャき元ニャすし」というアイドルでも何でもないニャーKBの大御所プロデュースの男性のカードが貰える。
交換後にゲットできるトロフィー「トップオタ」を手に入れるか、9枚の写真を残しておくか・・・。
「妖怪ウォッチ」の記事でも軽く触れているが、彼のつらく悲しいバックボーンはあまりにも衝撃的なのでぜひ本編でご覧いただきたい。アニメでも第25話で悲しき過去を垣間見れるので是非必見。
漫画のもりちかこ版では、フミちゃんにデレデレしてしまう始末だった。夜はフミちゃんと一緒に寝ている。
オレっちの出番だニャン!
「ジバニャン!」「だるいんですけど~」
そもそも「妖怪ウォッチ」と言う作品自体は登場する妖怪たちが騒動を起こすのを、友達になった妖怪の力を借りて、交渉または力ずくで解決すると言うのが基本の流れである。早い話が、「妖怪を倒すなら妖怪で倒せ」と言った所。
アニメ版で主人公のケータ君はもっとも身近で気心の知れた相手であるためか、事件解決にまずジバニャンを召喚するケースが非常に多い。しかし、戦闘力ないし、必殺技の特殊能力が未知数の相手には、ジバニャンの代名詞であり、必殺技「ひゃくれつ肉球」しか攻撃手段を持たないジバニャンは後手に回り敗北してしまう事が多い。そのためアニメの視聴者に「かませ猫」「ださ猫」「初手ジバニャンは負けフラグ」などと呼ばれながら愛されている。しかしゲーム版では頼りになる友達妖怪であり、メンバーに加わった瞬間からゲームクリアまで、安定した戦力として活躍してくれる。
住処は魚屋の近くの交差点に住んでいたが、2ではウィスパー同様に主人公の居候兼パートナーとなっている。
「ひゃくれつ肉球」も敵全体に連続してダメージを与える某ジャンプキャラ並に豪快な必殺技となっている。 余談だがアニメ劇中に「夢の中」とはいえその某ジャンプキャラのパロディをやらかしたのだが、パロディ元のアニメのキャラデザイナーが本作でもキャラクターデザインを務めていると言うから恐ろしい話である。
限定メダルなどにより、様々の亜種のジバニャンを見ることが出来るが、ここでは割愛する。
オレっちSランクになったニャ~ン
「妖怪ウォッチ2真打」の発売日に合わせ、配信される「妖怪ウォッチ2元祖」の追加データにより、住宅地の交差点に「Sランクの」ジバニャンが登場する。真打ではアップデートにより元祖の引き継ぎプレイで登場するようになった。
通常のジバニャンとの能力や必殺技などが向上し、レベルも高めに設定されている。
「日ノ神」のオレっちはマジメな奴だニャン・・・
妖怪ウォッチ2真打の「真妖怪ウォッチバスターズ」に登場する妖怪「日ノ神」は「妖怪ウォッチ」を用いて妖怪を召喚する。
その中でジバニャンを召喚することがあり、こちらのジバニャンは「だるいんですけど~」のセリフは吐かず、真面目にプレイヤー妖怪にひっかき攻撃をしてくる。
2015年1月9日放送した「おはスタ」では「日ノ神」の姿となった「日野晃博」本人とジバニャンが登場。劇場版や、質問コーナーなどを行ったり、ジバニャンと一緒にチョコボーを食べながらくつろいでいた。
なんなんだニャ!?ロボニャンって!
ロボットのジバニャン。ロボニャン曰く未来からやってきた。妖怪の声の当初は普通の女性の声でロボットらしからぬ感じだったが、2ではアニメ同様に低い男性声となった。
妖怪ウォッチ2本家限定クエストでは別の未来からきた、いわゆるIF(イフ)ロボニャンが存在するらしい。
種族はプリチー族でなく、ゴーケツ族でジバニャン同様好物は1は「ぎょかい」だったが、2は「チョコボー」となっている。
ゲーム版1では、ロボットだと自覚しておらず、普通のネコ妖怪と思い込んでいた。しかしロボットなので動きは常にカクカクしてしまう。
アニメではロボニャン自身曰く、未来のジバニャンの姿であり、友人(ケータ君とウィスパー?)の死をきっかけに、再び一人ぼっちとなったジバニャンがなんらかの事情で研究施設により、「ロボット妖怪」として生まれ変わった姿とされる。一部セリフやBGMは某映画を意識している。
からくりベンケイ戦では、からくりベンケイの攻撃によりMっ気が目覚めてしまう。ロボニャンの自爆装置解除後は尻部分を狙うよう言い出す始末。
ロボニャンの性能(アニメ)
- トランスフォームで高速移動や小型化
- トラックを指一本で止める
- 床に唐揚げの分子構造を作り直し、新たな唐揚げを一から作りだす
- 自身のおならをフローラルな香りに変更する
- ネジを失うことにより都市壊滅並みの大爆発
- 相手を分析し、メタモルフォーゼで完全再現
・・・と様々。しかしロボニャンに使われる電気代が膨大で、「今日の妖怪大辞典のコーナー」では、充電時に日本都市丸ごと電気が停電してしまった。
ゲーム版の性能
「ニャンパチ先生」を知らんのか~ぁ!
「このバカチンニャアァ~!!」 ベキィ!!(竹刀をへし折る音)
アニメ第44話からのシリーズ。全5話(47話、49話はナシ)パートなのだが3つ構成で凝縮されている。ジバニャンが「さくら町中学校」の3年Y組の先生となり様々な出来事に向かう。
生徒達はグレるりんやムリカベ。容赦なく生卵を先生にぶつけるヒキコウモリなど素行の悪い妖怪連中ばかり。先生もスイカを食べている「スイカニャン先生」。キウイを食べている「キウイニャン先生」。美人だけど持ってくるお茶が冷たい「ふぶき姫先生」。
上には上がいる先生にも戸惑いながらも、ニャンパチ先生は「熱血心」を武器に生徒達を導けれるだろうか?
「レッドJ」てなんなんニャン?
妖怪ウォッチ2元祖の「真妖怪ウォッチバスターズ」にて、トータル鬼玉を一定数集め、Sランクのジバニャンに出会っているとミッションで「レッドJ」が登場する。他のバージョンでは元祖と通信すると、ゲストでミッションに入ることが出来る。
カラーリングはジバニャンに似ているが、いかつい体つきで、腹に巻かれたダイナマイトや猛烈なパンチ攻撃が武器。
バスターズ以外では真打のエンディングに登場している。
凶悪で野蛮な性格をしており、血塗られた歴史を持っている。手下も凶悪で、「地獄の軍団」ショッカーを引き連れている。
アニメでは50話にてオロチのセリフとイメージに登場。PVでもあった食べているものはチョコボー状の物でなく、恨みなどの集まった塊を食している。ケータ君とウィスパーはジバニャンの事だと勘ぐってはいたが、53話にて「レッドJ」が登場。オロチと激しい戦いを繰り広げたが、格上である「マイティドッグ」の存在を言い残し倒れた。
あ、あんた!オレっちの関連動画をしらんかニャ!?
関連項目!・・・だるいんですけど~
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