「ジャイガー」とは、1970年公開された大映の特撮映画「ガメラ対大魔獣ジャイガー」に登場し、ガメラに卵を産みつけて孵化させた事と、アンバランスな程に大きな頭部に定評がある敵怪獣。
当初は「怪獣X」と呼ばれ、公募により「ジャイガー」と名づけられた。
通称は「大魔獣」。
大魔獣:ジャイガー | |
登場作品 | ガメラ対大魔獣ジャイガー |
公開年 | 1970 |
体長/全長 | 80メートル |
体重 | 200トン |
出身地 | ウエスター島 |
概要
古代ムー帝国において「悪魔の笛」と呼ばれる石像により封印されていた。
アンバランスな程に大きな頭をもつ四脚獣で、頭頂部の一本角から人間を瞬時に白骨化させる超高周波「マグネチューム光線(高周波なのに光線とはこれいかに)」を放ち、鼻の両脇からも正面方向へとのびる二本の角からは、唾液を固めた針状のミサイルを発射する。
また、頭部のエラから海水をジェット噴射することで海中を高速で移動し、磁力を帯びた吸盤をもつ足を持っている。
※しかし着ぐるみ自体は歩く以外はできない程のものだったらしい。(着ぐるみの材質及び重心が頭にあって、後ろ足のひざをつけないようにした為と思われる)
大坂万博の目玉としてジョンスン島からゴモラの代わりにウエスター島の秘宝とされる石像「悪魔の笛」が展示される事となり、現地人やガメラの忠告を無視して石像を運び出した事から、封印されていたジャイガーが復活した。
ガメラと戦ったジャイガーは、針状のミサイルでガメラの手足を貫き、ガメラをひっくり返して「悪魔の笛」を追って日本へと向った。
大阪に上陸したジャイガーは、やっとのことで針を抜いてかけつけたガメラと戦い、尻尾の先にある輸卵管付きのトゲをガメラに突き刺して卵を産みつけて倒すと言う前代未聞の決着を見た。(この時ガメラは海に頭をつっこんで身体が白くなり、一部は透明化した)
自らを封じる鍵を握る「悪魔の笛」を海に投棄することに成功したジャイガーだったが、ここで痛恨のミスを犯してしまう。
ガメラに生みつけた卵からジャイガーの子供が誕生したのだが、この子供が、人間の子供のトランシーバーに撃退されたことから
と言うトンデモ理論を元に、高周波を武器とするジャイガーは低周波が弱点であることがばれてしまった。な、なんだってー!
ジャイガーの進撃をくいとめるために防衛隊が設置したスピーカーから低周波を流す作戦を実行しようとするが、ガメラを復活させようとする子供達が、ガメラの体内にはいりこんで大阪市一日分の電力を使用した電気ショックを行った事から大規模停電が発生し、スピーカーが役にたたなくなるというコントな展開で、ジャイガーを倒すことは不可能かと思われた。
しかしジャイガーの前に、電気ショックで復活したガメラが現れ、万博会場で二匹は激闘を開始した。
耳の鼓膜をやられてしまう
と言う助言から、
と言う奇抜な手に出たガメラにより、ジャイガーが捨てた「悪魔の笛」を海から回収され、額に「悪魔の笛」をつきたてられたジャイガーは倒され、ジャイガーの屍骸はガメラの手でウエスター島へと運ばれた。
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