ジャバウォックとは、
- 童話『鏡の国のアリス』の作中詩「ジャバウォックの詩」に登場する正体不明の怪物。
- 皆川亮二の漫画及びそれを原作としたアニメ『ARMS』に登場する意志を持ったナノマシン兵器『ARMS』の1つ。
- 田村隆平の漫画『べるぜバブ』に登場するキャラクター。ベヘモット柱師団の現団長。
- アニメ「レジェンズ」に登場する魔物の名前。
- ライトノベル「十三番目のアリス」に登場する九条院アリスの別名。
- ゲーム「Wonderland Wars」に登場する大型敵の名前。
この項目では2について記す。
概要
力が欲しいか?
『ARMS』は適性を持った人間にコアを埋め込むことでその人間と同化し、宿主の意思に反応して再生進化を繰り返すナノマシン兵器である。ARMSのコアを埋め込まれた人間は四肢の欠損でさえ時間を置けば元通りに復元されるなど超常の再生能力を持つようになり、さらに各々のARMSに特有の特殊能力を使えるようになる。普段は失われた四肢の代替に収まっているが、フルパワー時には宿主の全身を異形のクリーチャーに変貌させる。
ジャバウォックは作中に複数登場するARMSの中でも特に強力なもののひとつであり、主人公の高槻涼に埋め込まれて普段は事故で失った右腕の欠損を補っている。作中では涼が敵と戦うために更なる力を欲したときに「力が欲しいか?」と涼に問い、「力が欲しいなら・・・くれてやるっ!」と宣言した上で更なる進化を果たすことが多い。
数多くのARMSの中でたった二体のARMS殺しを持つARMSの片割れ。ジャバウォックの爪で切り裂かれたARMSはその再生能力を失い、傷を癒せなくなる。また、時に暴走して敵を容赦なく殲滅したり、あるいは世界を滅ぼす量の反物質を精製したりと宿主の涼でさえ制御できなくなる事態が何度も発生しているなど、非常に危険な存在である。
関連項目
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