ジャパンアクションエンタープライズとは、東京都新宿区西新宿に本社を置く芸能プロダクションである。略称JAE。
旧名はJACことジャパン・アクション・クラブ。
略歴
1970年に、千葉真一が「ジャパン・アクション・クラブ」の名で東京都中野区に設立。
当時千葉が出演していたドラマ「キイハンター」で、アクションシーンの相手役を務められる人材が不足していたことから、全世界的に通用しうる、アクションもこなせる俳優や、スタントマンの養成を主目的とした。1973年に株式会社化。
千葉の人気上昇とともに会社の認知度も上がり、1970年代に入ると、千葉主演の映画に会社単位で参加するようになる。さらに「秘密戦隊ゴレンジャー」にも後期から参加するなど、千葉不在の作品でもアクションシーンに欠かせない人材として重宝され始めた。
1991年に、一度日光江戸村の運営会社である大新東グループへ売却され、株式会社ジャングルへと商号を変更。
その後、1996年に、映画監督の金田治らが中心となり、有限会社としてJACを再興。2001年5月の資本金増額、株式会社への移行とともに現在の「ジャパンアクションエンタープライズ」へ商号を改称。
2003年頃からテレビドラマなどでのクレジットもJAE表記へ変更されるようになり、2004年には、素面俳優の輩出強化を目的にしたマネジメント部門「JAEプロモーション」も設立された。
主な所属、出身者たち
ニコニコ大百科に記事があるスーツアクターたちは、ここの所属、もしくはここから独立した者が多いので、詳細はスーツアクターの個別記事へ譲る。
有名な俳優では、真田広之、堤真一、伊原剛志、志穂美悦子(長渕剛との結婚により引退)、
他には振付師の南流石や、プロレスラーの新崎人生、
特撮関連では渡洋史や春田純一をはじめ、
- 「巨獣特捜ジャスピオン」主演の黒崎輝
- 「超電子バイオマン」2代目イエローフォーこと田中澄子
- 「電撃戦隊チェンジマン」チェンジフェニックスこと大石麻衣
- 「超新星フラッシュマン」ピンクフラッシュこと吉田真弓
- 「恐竜戦隊ジュウレンジャー」ティラノレンジャーこと望月祐多
などがJAC出身である。
業務提携では、大葉健二や宮村優子が名を連ねているほか、
声優の富沢美智恵や南央美も養成所に通っていた経歴がある。
関連項目
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