ジャミル・ニート(Jamil Neate)とは、言わずもがな"ニート"である。ロリコンでもある。
CV:堀内賢雄
概要
「機動新世紀ガンダムX」の登場人物。30歳。陸上戦艦フリーデンの艦長で通称はキャプテン(元の階級も大尉)。
かつてはニュータイプであったが、現在ではその能力のほとんどが失われている。
15年前、地球連邦軍のモビルスーツパイロットでエースとしてガンダムエックスを駆る。(冒頭のエックスが彼の搭乗機であり、後に搭乗時のデータがガンダムダブルエックスのベースとなる)
戦争時のとある出来事がきっかけで「コクピット恐怖症」になり、このときニュータイプ能力を失う。
先の大戦で自身の能力を戦争の道具扱いされていた為にニュータイプの力を悪用されまいと
終戦(プロローグ)から本編開始までの15年間、東奔西走していた。
そんな中、アルタネイティブ社に実験動物の如く囚われていたティファ・アディールを救出。
が、直後に同社の手のものから依頼を受けた主人公ガロード・ランに攫われるという憂き目に遭う。
その後紆余曲折の後、「大人」として幾度もガロードを導いている。
雪に閉ざされた北米の町、フォート・セバーン近郊において人工NT(強化人間)カリス・ノーティラスに
GX共々フルボッコにされ、愛しの彼女をさらわれ、意気消沈したガロードに「何も考えずに走れ!」と
彼の心に闘争心に火を灯させた。このあと彼は単身ティファを救出したものの、再来襲したカリスに
追われた際にガロードのピンチを救うため
遂に再びガンダムエックスに乗り込んだ!
カリスがMAパトゥーリアによる戦争の道具(生体パーツ)にされてしまった際には彼の機体であったベルティゴにも搭乗。ガロードを援護してカリスを取り返している。
ガロードがガンダムDXを乗機にしてからは再改修したガンダムエックスディバイダーに搭乗(DXがジャミルのGコンを使用するため、Gコン→サテライトシステム無しでも運用出来るように調整している)ブランクを感じさせない腕前を披露し、ガロード達を援護し続けた。
最後は新連邦の重鎮として、同じくコロニー連合の中心となったランスローと和平交渉を締結。フリーデンのブリッジスタッフであったサラ・タレイルをパートナーとして地球の立て直しに奔走する。
通常時はサングラスをかけ(左目を貫く感じで大きな傷がある)、襟付きの服を着ており(旧連邦の制服の改造)、最終回でサングラスを外し、素顔のお披露目をしている。
サテライトシステム(NT能力)を使うと左耳から血が出る(過去の戦争のトラウマ。後に克服)
ニート問題
彼のセカンドネームである「ニート」とは、教育を受けておらず、労働をしておらず、職業訓練もしていない人間を指す言葉……ではない。
彼の名前は"Jamil Neate"と綴り、前述の意味のニート("NEET")とは異なる。
彼自身は元エースパイロットで技術や経歴はあり、失業後も自営業(扱いになるのだろうか?)を営んでいる。モビルスーツに乗れないのはロボットアニメ的にはニートっぽいが、後にそのトラウマも克服し、最後までしっかり働いた。このため、『最強のニート』とも呼ばれる。
ちなみに、ガンダムX放映時はまだ「NEET」という言葉は定義されていなかった。
(ガンダムXが1996年、NEETは1999年以降、浸透するのはさらにそれ以降)
俗に言う15年前の悲劇である。
ニコニコ内ではジャミルと呼んでもらえることは少ない。スパロボなどに登場すれば、「ニートキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!」といった具合で喝采が巻き起こる。ある意味、風評被害シリーズの先駆けとも言えるだろうか。
関連動画
このグラサンの人物がジャミル・ニートである。
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関連コミュニティ
関連項目
- 機動新世紀ガンダムX
- ニュータイプ
- ガンダムX(過去・現在も愛機)
- ガンダムダブルエックス(起動キーとして彼のGコントローラーが用いられている)
- サテライトシステム
- ガロード・ラン
- ティファ・アディール
- ガンダムシリーズの登場人物一覧
- ニート
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