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ジャレコ

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株式会社ジャレコとは、かつて東京都に存在したゲーム会社である。

概要

1974年に旧ジャレコが設立されたという歴史の古さからみて分かる通り、ゲーム業界の黎明期からアーケードに参入しており、ファミコン当初からの初期ライセンス企業6社のうちの1社だった（他はハドソン、ナムコ、タイトー、コナミ、カプコン）。

アーケード、コンシューマーとして八面六臂ともいえる数多くの作品を世に放った、由緒あるゲーム会社の老舗である…が、どこかクセのある作品、よく言えばあけっぴろげにフリーダムな気風のゲームが多いのが特徴だったりする。

下請けによる作品も多く、代表的な会社に「NMK（日本マイコン開発）」がある。詳しくはNMKの記事を参照してもらいたいが、ランディングが難しい「アーガス」や「ぶたさん」は、NMKによる制作である。

ゲーム以外にも直営のゲーセン、ビアサーバー、アクアリウム（水槽）等も運営、製造販売していたことで知られる。そのフリーダム、多角ぶりはある意味データイーストを彷彿とさせる。

1974年 10月3日、株式会社ジャパンレジャーとして創業（創業者は金沢義秋）。
1983年 3月、株式会社ジャレコに改称。
2000年、香港のパシフィック・センチュリー・サイバーワークス（PCCW, 電訊盈科）に買収され、「パシフィック・センチュリー・サイバーワークス・ジャパン株式会社」（PCCW Japan）に変更（ブランド名はジャレコのまま）。
2004年 1月25日、再び「株式会社ジャレコ」に社名を戻す。
2005年、主要株主が香港のPCCWからSan dringham Fund SPC Limi tedに変更。
2006年 7月3日、旧株式会社ジャレコがゲーム事業について会社分割を行い、現在の株式会社ジャレコ（2代目）を新設し、旧ジャレコが株式会社ジャレコ・ホールディングに社名変更して、持株会社制へ移行。
2009年 1月15日、ジャレコの全株式が1円でジャレコ・ホールディングから提携先のゲームヤロウに売却され、ゲームヤロウの完全子会社となる。
2014年 5月21日、親会社であるゲームヤロウが東京地方裁判所にて破産手続きを開始。これに伴い、ジャレコも事業停止した。^[1]

社名	株式会社ジャレコ JALECO LTD.
事業内容	・家庭用テレビゲームソフトの企画、開発、販売・モバイルコンテンツの企画・開発・販売・配信・インターネットを利用したオンラインゲームの企画・開発・運営・配信・その他エンターテインメントコンテンツの企画・開発・販売
設立	2006年 7月3日（旧ジャレコの創立日は1974年 10月3日）
資本金	5,000万円
代表取締役社長	加藤貴康 (カトウタカヤス)
本社所在地	東京都品川区西五反田１丁目２１番８号 KSS 五反田ビル5階 TEL 03-5759-0222(代表)
2011年 10月17日時点