- ジャングルポケットとは、1998年産の元競走馬で現在は種牡馬である。
- ジャングルポケットとは、NHK教育のおかあさんといっしょ内で使用された曲。
うた:宮内良(歴代のうたのおにいさんらもカバーしている) 作詞:長谷川勝士 作曲:福田和禾子
歌詞は「ジャングルポッケ」だが、曲名は「ジャングルポケット」である。参照:sm5980812 - ジャングルポケットとは、吉本興業所属のお笑い芸人である。2007年結成。
本稿では1を筆記する。
主な獲得タイトルは、日本ダービー、ジャパンカップ。2001年度代表馬。
父:トニービン
母:ダンスチャーマー(母父:Nureyev)
概要
ジャングルポケットを略して「ジャンポケ」又は「ポケ」と呼ばれる事が多い。
あらゆるスタッフがフジキセキと被る。
主戦騎手が角田晃一、調教師が渡辺栄、馬主も同じなので勝負服も同じ。
フジキセキは三冠馬候補と言われていたが、3歳の春で故障引退した。スタッフたちはフジキセキでダービーを取りたかったが、その目標をジャンポケで達成した。
これにより「ジャンポケの父はフジキセキ」と、掲示板などでよく言われる。
デビューの新馬戦は、後の2歳重賞馬タガノテイオー、この年の朝日杯を勝つメジロベイリーなどがいたレースだったが低評価ながらデビュー戦を勝利する。このレースを走った全頭は、後に全頭が勝ち上がるというとても珍しいケースでもあった。
2戦目の札幌3歳ステークスでテイエムオーシャンらを破り重賞を制覇した。
3戦目は年末のラジオたんぱ杯3歳ステークスに出走。絶大な評判を得ていた外国産馬クロフネ、同じく1勝馬ながら高評価を得ていた良血馬アグネスタキオンに次ぐ3番人気でであった。
結果はアグネスタキオンの勝利に終わり2着ジャングルポケット3着クロフネとなったが、4着以下を大きく引き離した3着のクロフネまでがレコードタイムというハイレベルな一戦となり、上位三頭ともが後に日本競馬の歴史的名馬となった事からもそれらが対決したGⅢながらも伝説の一戦として語られる事になる。
・同世代ライバルとの戦い
同世代に、アグネスタキオン、クロフネ、マンハッタンカフェ、ダンツフレーム、牝馬にはテイエムオーシャンといったタレントが揃っており、この01年世代は当時、最強世代と目されていた。その中では無敗で皐月賞も制したアグネスタキオンが群を抜いており三冠確実と言われ、ジャングルポケットはクロフネと並んで世代2番手の評価とされていた。
しかし、アグネスタキオンが皐月賞後に早々に怪我で引退。次の主役候補としてジャンポケvsクロフネの図式が出来上がり、日本ダービーで対決することとなった。レースでは、直線で抜け出して完勝。この世代のダービー馬となった。クロフネは5着。この後クロフネはこの年のジャパンカップダートでものすごいレースを見せている。
ジャパンカップでは、当時無類の強さを誇っていたテイエムオペラオーとの対決となった。レースは早めに抜け出したテイエムオペラオーが後続をちぎり連覇達成に思えたが、直線半ばでジャングルポケットが強襲。3着以下を3馬身離した一騎討ちとなったが、クビ差差し切ってジャングルポケットが勝利。
世代交代劇となったこのレースをJCベストレースに挙げるファンも多く、日本ダービーとジャパンカップの勝利を評価されて2001年度の年度代表馬に輝いた。
ジャンポケは強さもさることながら、ネタ馬として語られることも多々ある。日本ダービーで勝利した後のウイニングランで、観客の声援に驚いて天に向かって雄たけびをあげている。これは別に勝った時だけじゃなく、負けたレースの後でもいなないている。
また、走る最中にあさっての方向を向きながら走っていたり、舌をベロンベロン出しながら走ったり、走り終わった後、目を血走らせながらロンパリになっていたり…
・「みどりのマキバオー」との接点
漫画「みどりのマキバオー」の主人公のマキバオーと共通する点が多く、リアルマキバオーと呼ばれることもある。(父がトニービンで同じ。ライバルにカスケード、アグネスタキオンという強い馬がいたことなど)
産駒達
2006年から産駒がデビューしている。
主な産駒
・トールポピー('07阪神ジュベナイルフィリーズ・08オークス)
・オウケンブルースリ('08菊花賞)
・クィーンスプマンテ('09エリザベス女王杯)
・ジャガーメイル('10天皇賞(春))
・アヴェンチュラ('11秋華賞)
・トーセンジョーダン('11天皇賞(秋))
・ディアドムス('14全日本2歳優駿)
・アウォーディー('16JBCクラシック)
海外の産駒にもジャングルロケット(09ニュージーランドオークス)などがいる。
GⅠ馬を’07~'11の間に5年連続で輩出しており、トニービンの後継種牡馬として活躍している。
しかしながらその中でも父親の暴れん坊ぶりが遺伝したかのような強烈な個性を持った産駆も存在している。
- シェーンヴァルト
- 2歳にして人が乗っただけで射精した。
- タスカータソルテ
- 直線で少しでも坂があると走る気を無くした。重賞3勝馬だがもちろん全部直線が平坦のコース。
- フサイチホウオー
- 重賞3連勝し、皐月賞は3着と敗れたがパフォーマンスが評価され、日本ダービーでは単勝1.6倍の圧倒的な支持を受けたものの7着に惨敗。それ以後は転落。
放牧させたところ寂しさに泣きやまず、厩舎に戻さざる得なくなったエピソードなどから鬱病が発病したせいで走らなくなったと言われている。現在は種牡馬生活を送ってるが鬱病ぶりは十二分に発揮している。 - トールポピー
- ↑の全妹。オークスを勝つも、降着になってもおかしくないレベルの斜行をやってしまい、勝利ジョッキーインタビューで騎手を青ざめさせた。その後、兄と同様に転落して行った事から兄妹そろって鬱病が発症したと言われている。
- バトルバニヤン
- 牡馬でありながら同厩舎の牡馬であるニュービギニングに発情。
- ダイワファルコン
- 直線かなりの末脚を使えるが先頭に出たがらない。理由は、最後の直線で寂しくなって隣の馬にすり寄っていくから。
- ジャングルストーン
- キチガイ
これらのエピソードは、決して貶しているものではなく、あくまで愛嬌のあるものとして捉えられている。
血統表
*トニービン 1983 鹿毛 |
*カンパラ 1976 黒鹿毛 |
Kalamoun | *ゼダーン |
Khairunissa | |||
State Pension | *オンリーフォアライフ | ||
Lorelei | |||
Severn Bridge 1965 栗毛 |
Hornbeam | Hyperion | |
Thicket | |||
Priddy Fair | Preciptic | ||
Campanette | |||
*ダンスチャーマー 1990 黒鹿毛 FNo.11-g |
Nureyev 1977 鹿毛 |
Northern Dancer | Nearctic |
Natalma | |||
Special | Forli | ||
Thong | |||
Skillful Joy 1979 栗毛 |
Nodouble | Noholme | |
Abla-Jay | |||
Skillful Miss | Daryl's Joy | ||
Poliniss |
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関連コミュニティ
関連項目
- 競馬
- 競走馬の一覧
- 日本ダービー
- ジャパンカップ
- アグネスタキオン
- クロフネ
- マンハッタンカフェ
- ダンツフレーム
- オウケンブルースリ
- クィーンスプマンテ
- トーセンジョーダン
- アヴェンチュラ
- キチガイ
- みどりのマキバオー
- 2
- 0pt
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