概要
ジャン!
※本当の概要は↓に
概要
ジャン・キルシュタインとは、「進撃の巨人」の登場人物で、主人公・エレン・イェーガーのライバル的な存在であり、
ヒロインのミカサ・アッカーマンに叶わぬ想いを抱く、思春期こじらせて人との信頼を拭い去った少年である。
CVは谷山紀章。
出身はトロスト区。エレン達幼馴染3人組と同期の104期訓練兵団に入団し、兵士を志す。
立体機動に秀で、兵士としての実力も高いが、利己的で独善的な性格。エレンやアルミンと違い、「外界への憧れ」 や「人類の勝利」のために兵士になろうとしたわけでなく、憲兵団に入り、より安全な内地で暮らすために訓練兵になった。なおジャンの名誉のために付け加えておくが、本作中では内地勤務の憲兵団は駐屯兵団や調査兵団よりも格段に待遇が良く、巨人の脅威からも遠いため、憲兵団入りを目指す人間は少なくない。
感情任せな生き方、楽な生き方こそが至上と考えているため、調査兵団に入ることを目標としていたエレンに「死に急ぎ野郎」という渾名をつけて嘲っていた。そのためエレンとは事ある毎に衝突を繰り返していたが、意外に負けず嫌いであり、訓練兵時代はエレンをライバル視して訓練に励んでいた。
なお、彼がやたらとエレンに食ってかかるのは、彼が想いを寄せているミカサと仲がいいことへの嫉妬も大きい模様。ちなみにミカサには美しい黒髪に一目惚れした。
だが物語が進むに連れて、独善的で感情任せな生き方をしてきた彼も成長し、徐々に兵士としての責任・生き方を身につけつつある。また本人はあまり自覚がないが、同期のマルコ・ボットからは「人の弱さを知っているジャンは指揮役に向いている」と評される。
余談
- ジャンは原作者である諌山創先生のお気に入りキャラクターらしい。
- 記事冒頭の悪ふざけは単行本第六巻の嘘予告から。これも先生の愛ゆえのイジリ特別待遇と言えるだろう。
- ミカサに一目惚れしたその数分後、ミカサと親しくするエレンを見てフラれた彼はこれ以上ない落胆の表情を見せていた。
- ファンのみならず、キャストやスタッフからの人気も高く、13巻限定OVAではまさかのジャン主体のOPが作られた。
ネタバレ注意。
宿願だった憲兵団所属を目前に控えたある日、トロスト区へ巨人の襲撃があり、その戦闘で彼と親しかったマルコが落命してしまう。無惨に食い千切られ、ただの肉塊と化したマルコの遺体を目の当たりにしたジャンは愕然とし、人類が置かれた状況、巨人と戦うことの恐怖を初めて思い知る。その後、ジャンは死んでいった同期たちを荼毘に付しながら、マルコの遺骨さえこの世に残せなかった自分の無力を忸怩たる思いで噛み締める。と同時に、戦わなければならないことはわかっていても、どうしても覚悟できない自分の弱さを痛感する。
そんな彼の脳裡に、いつかのマルコの言葉が甦る。
「ジャンは・・・」
「強い人ではないから 弱い人の気持ちがよく理解できる」
「それでいて現状を正しく認識することに長けているから」
「今 何をするべきかが明確に分かるだろ?」
「まぁ…僕もそうだし大半の人間が弱いと言えるけどさ それと同じ目線で放たれた指示なら」
「どんなに困難であっても 切実に届くと思うんだ」
マルコの言葉で、自分が今何をするべきかを思い出したジャンは憲兵団への道を捨て、調査兵団への配属を選んだ。
調査兵団に配属となり、一皮むけたジャンは、今までの様な自己中心的で打算的な面は形を潜め、冷静な兵士としての面が強調されている。
思い人であるミカサに対しても、エレンへの甘さをバッサリと否定し、エレン本人へ「巨人化能力」の重要性や危険性を改めて自覚させるなど、再会したエレンが驚くほどの精神性の違いを表した。
その後は壁外調査に参加し、アルミン、ライナーとともに女型の巨人と接触し交戦。ちなみに、ここで交戦し女型の巨人を引き付ける判断を取ったのはジャンその人である。結果的に、この交戦時のやりとりから、女型の巨人の正体をあぶりだす糸口を掴み、王都での女型の巨人捕獲作戦につながったといえるだろう。
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できれば綺麗な黒髪で腹筋がスゴイ美少女のいるトコ。
関連項目
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