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ジャーキングとは、睡眠中に突如『ビクッ』となるあの現象である。
概要
学生時代に多くの人が一度は体験したと思われる現象。
眠気と格闘している時に、もしくはうたた寝(居眠り)など睡眠状態へと入った時に突然前触れもなく体に電流が流れたようにビクッと痙攣し、目が覚めてしまう。人によっては「高いところから落ちる感覚を味わった」「感電したように錯覚した」「空の上から落下する夢を見た」とも評されることがある。
体がビクッと動いて突如おかしな動作を起こし、周囲から奇異の目で見られ気まずい思いをした、などといった経験をお持ちの方もいることと思われる。
体のメカニズム的には、睡眠状態に入った際に脳が混乱して間違った神経伝達を行う事によって体の筋肉を収縮させる事で発生する動作であるため、所謂しゃっくりやこむら返り(足が攣る事)などと同じように体の筋肉が自らの意志に関係なく動く現象である。現象の全貌は未だ完全には解明されていないが、年齢や性別に関係無く誰にでも起こる現象であり健康面的には問題ないとされている。
ただし、睡眠不足の人や寝心地の良くない無理な体勢で寝ている人(=椅子や机で寝る、等)、疲労やストレスが溜まっている人や睡眠環境が悪い人には比較的多くジャーキングが発生するという。疲労に関しては、夕方以降に激しい運動をして疲労が解消されないまま眠りにつく場合も該当するようだ。
上述の通り学校や職場のデスクで居眠りしたり、イスに座ったまま寝るなど普通に生活してビクッとなる分には何ら問題ないが、普通に横になって眠っている際にビクッとジャーキングが起こった場合は過労やストレスが原因のジャーキングであるとされるので、頻発するようであれば生活習慣や寝具の見直しを図ったり、病気を疑い医師に相談したほうがいいかもしれない。
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