ジュエルペット マジカルチェンジとは、テレビ東京系列で2015年4月5日より放送されたジュエルペットシリーズ第7作目である。
がいよう
前作のレディがファンタジー&ドラマ系の作風であったことに対し、今作は初代やサンシャインなどを彷彿とさせるコメディ路線への回帰がなされた上に、タイトルロゴも初代からハッピネスまで使われたロゴが復活した。各ペットが本作ではシリーズ史上初めて人間に変身できる事が最大の特徴。
更に今年度からペットの世代交代も本格化し、レギュラー枠を6年間支えたガーネット、サフィーがサブ枠へ降格。その空き枠には今年度から新登場のラリマー、サブ枠から昇格のルナが担当することとなった。(引き続きレギュラーを務めるのは、ルビー、ラブラ、ルーア)中の人も同様で、ルナやダイアナなど一部のペットも担当声優が交代となっている。
監督は近藤信宏、シリーズ構成は横谷昌宏。この2人は「ケロロ軍曹」第3シーズン以降を手掛けた組み合わせ。
製作体制も大きく様変わりしており、アニメーション制作が前6年を手掛けたスタジオコメットからスタジオディーンへ変更。製作委員会にもAT-Xやテレビ大阪の他に、出資をする形でトムス・エンタテイメントが参加している。
ジュエルペットのテレビアニメシリーズはこの作品をもって一区切りとし、枠は同じサンリオ・セガトイズ原作の『リルリルフェアリル~妖精のドア~』に引き継がれた。公式ツイッターによれば「一度ここでお休み」とあり、シリーズ再開の含みもある。
2020年にはサンリオ公式Youtubeチャンネルにて全話無料配信が行われ、いつでもアニメ本編の映像を見ることができるようになった。
とうじょうじんぶつ/きゃすと
- ルビー(CV:齋藤彩夏)
毎度お馴染みペット側主人公、瞳に紅玉を宿したニホンウサギ。本年度よりガーネット、サフィーがサブ枠に降格したため、原作展開時から唯一のメイン枠皆勤となった。ジュエル城を元に戻すべく魔法の修行を行うために、ラブラらとともに雲母家で暮らすことになる。元気いっぱいのお調子者で、純粋かつ騙されても気づかないタイプ。今年度も皿になったりマリモになったりと、異形への変化率が高い。 - ラブラ(CV:沢城みゆき)
アニメ1期から本年度まで皆勤、瞳にラブラドライトを宿すポーラーベア。見た目の可愛さと裏腹にイタズラ大好きで、台詞の黒さは歴代屈指の水準。Cパートの「ただいま逃走中!」では黒服にサングラスの出で立ちで毎週ルビーを追いかけ回している。 - ラリマー(CV:高垣彩陽)
本作から初登場、瞳にラリマーを宿すホッキョクギツネ。冷静な立ち回りと的確なツッコミでまとめ役としての立ち位置にある。夢はトップアイドル。初変身がオバちゃんだったり、尻尾が意思を持ったり、アイドル特訓でキレッキレのボディを手に入れたりと、ネタ成分では負けていない。 - ルナ(CV:misono)
アニメ7期にしてまさかのレギュラー昇格、瞳にムーンストーンを宿すネザーランドドワーフ。レギュラー入りに当たり眼鏡を付けるようになり、中の人が変更になった。ラリマーと同じツッコミ役で勉強が得意な真面目ボケ系ではあるが、やや影が薄いのが難点。 - ルーア(CV:井口裕香)
前作のレディから続投のライバル枠、瞳にブルーアパタイトを宿すダッチ。あいりの持つマジカルストーンを日々狙っており、ローラと出会ったことがきっかけで福王寺家に居候中。思ったことはハッキリ言う自信家で、魔法にもその性格が表れている。 - 雲母あいり(CV:小澤亜李)
人間側主人公の中学2年生、14歳。ジュエルペットを人間に変身させるマジカルストーンを所持しており、今も魔法の力を信じている。実家は探偵業を営んでおり、真似事をしてお悩み解決をしたりと、何にでも首を突っ込みたがる性格。 - 雲母朔太郎(CV:西山宏太朗)
あいりの兄で高校2年生、17歳。超理系の科学部部長で、科学力至上主義。眼鏡を外せば意外とイケメン。ルビーとは共にお風呂に入る仲。 - 福王子ローラ(CV:田辺留依)
あいりと幼馴染の中学2年生、14歳。7年ぶりにフランスから帰国したお嬢様で、お金では手に入らない「お兄様」を欲する重度のブラコン。朔太郎に思いを馳せており、雲母家の盗聴やスイーツモンスター化など、危険度の高い行動に出ることも。
かんれんどうが
かんれんこうもく
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