「Jクラスの四番艦、ジュノーと言います。あぅ…あまり体が丈夫ではなくてよく小さいトラブルが起きますし、戦場にもあまり慣れていませんが… 指揮官のために、頑張ります!だから冷たくだけはしないでくださいね?」
ジュノーとは、STGアプリゲーム『アズールレーン』に登場する、第二次世界大戦時のイギリス海軍所属J級駆逐艦F46〈HMS Juno〉をモチーフとしたキャラクター(KAN-SEN)である。
なお、本ゲームには同名のジュノーというキャラクターがもう一人いるため、本ページでは(駆逐艦)と付けて区別している。
デザイン:夢咲楓、CV:白壁爽子
指揮官、お帰りなさい。今日お使いになる概要はもう整理しておきましたよ
ロイヤル(アズレン世界でいうところのイギリス)に所属するJ級駆逐艦。レアリティはR(レア)。J級姉妹には他に初期艦の一人であるジャベリン、2018年になって実装されたジュピター、ジャージーがいる。
なお、アズレンには同じ名前のジュノーがもう一人いるのでややこしいが、こちらは「ジャベリンの妹」で、あちらは「サンディエゴの姉」である。もう一つ言えば、こちらはピンク髪であちらは金髪である。
ピンク髪にワインレッドの瞳の持ち主。頭にはちょこんとロイヤルの紋章をかたどった冠を乗せ、エプロンドレスっぽい服を着ているのはJ級共通。青いマントを羽織っているが、ここで姉妹の個性が出ている。
本人曰く、あまり体が丈夫ではないらしい。また、パスタが嫌いなのは史実でイタリアの爆撃機に撃沈されたためだろうか。
スキルに「煙幕散布」を持つ、どちらかといえば防御系の駆逐艦。ロイヤル艦なのでクイーンエリザベスのシナジー対象でもある。
その愛らしい容姿から隠れファンが多かったが、ゲーム内でも特に目立つことなく時が過ぎていた。しかし、2019年8月22日から始まったミニイベント「母港夏祭り」で引き換えできる着せ替え「ちょっと美味しい日」が実装された。
指揮官、はじめまして。ジュノーと申します。(史実)
〈HMSジュノー〉は、イギリスのJ級駆逐艦の1隻で、1937年10月5日起工。1938年12月8日進水。1939年8月25日就役。艦名のジュノーの元ネタはローマ神話の女神ユーノ(ギリシャ神話でいえばヘーラー)で、6月の英名Juneもこの女神から取られている。ユーノ(ヘーラー)は割と嫉妬深いことでも有名である(なおヘーラーの旦那はあの浮気神ゼウス)。ジュノーの「名前は「ユーノ」とも言えますけど、嫉妬したりはしませんよ?」のセリフはこのことを指しているのだろう。なお、J級駆逐艦については、ジャベリン(アズールレーン)の項を参照されたし。
ちなみにアメリカ軽巡のジュノーはアラスカのジュノー市からきており、そもそも綴りが全然違う。
〈ジュノー〉は竣工後、同型艦で編成された第七駆逐群の所属となった。同僚には〈ジュピター〉〈ジャッカル〉〈ジェイナス〉〈ジャベリン〉〈ジャージー〉などがいる。
第二次世界大戦の開戦後は北海で護衛や哨戒任務をこなす。1939年12月8日には、独駆逐艦Z10とZ12との戦闘で大破した〈ジャージー〉を曳航して連れ戻している。
その後、地中海に活動の場を移した〈ジュノー〉は、1940年5月のドイツのクレタ島侵攻に対抗するため編成されたC部隊に配属。そして5月20日から開始されたクレタ島侵攻にあたって、翌21日イタリア空軍機の空襲に遭い、撃沈された。
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指揮官、こ、これも関連項目ですか…?
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