ジュラーヴリクとは、
本稿では2について解説する。
概要
『ジュラーヴリクが出撃した 貴様らにはサメの餌になってもらおう』
鋼鉄の咆哮3 ウォーシップコマンダーに登場したソ連の超兵器、肩書は「超巨大爆撃機」。名前の元ネタはソ連の戦闘機Su-27の呼び名「ジュラーヴリク」(Журавлик) からだと思われる。が、実はこのSu-27、本国ロシアではジュラーヴリクとは呼ばれておらず、日本で誤って伝わった愛称のようである。
爆撃機と称しているがその姿は三つのローターで飛行する前進翼の超巨大攻撃ヘリコプターである。その内1基のローターは大型で反転二重となっている。公式サイトの壁紙やゲーム中のイベントCGでは、ローターの他にも小型のジェットエンジンらしきものが複数確認できる。この3つのローターと小型ジェットエンジンを使い独特な動きで攻撃を仕掛けてくる。
発売前のプロモーションビデオにも登場し、ジュラーヴリクがどの国の超兵器なのか議論にもなった。その特徴的なデザインから鋼鉄の咆哮3では人気のある超兵器である。
鋼鉄の咆哮3のCGを担当した「川塲政裕」氏はジュラーヴリクをお気に入りの超兵器として挙げている。(ハンドブックのインタビューより)
性能
基本性能 | |
---|---|
耐久力 | 6000 |
装甲 | 対43cm砲防御 |
速力 | 650.0km/h |
兵装1 | 356mmガトリング砲 |
兵装2 | 4連装ミサイル発射機 |
兵装3 | 誘導航空魚雷Ⅱ |
兵装4 | 57mmバルカン砲 |
兵装5 | 対潜爆弾 |
兵装6 | 中距離AAM |
兵装7 | 8連装ミサイル発射機 |
Iエリア開幕のI-1「戦場の渡り鶴」において登場、新エリア開始初っ端から超兵器戦である。カムチャッカ半島攻略に出撃した枢軸軍の戦艦を含む14隻の艦隊をたった一機で全滅させた、とブリーフィングで伝えられる。
主な武装は356mmガトリング砲、ミサイル、誘導魚雷など・・・だが、後記するバグにより一部兵装が機能していないがそれでも強い。
プレイヤーに対して常に機首を向けながらその周囲を飛び回り攻撃を仕掛けてくる。特にミサイル、魚雷の分厚い攻撃が脅威となるため、迎撃兵器を充実させないともれなく蜂の巣にされる。潜水艦で挑む場合はミサイルによる脅威は無くなるが、誘導魚雷と対潜爆弾による攻撃は続く。
中距離AAMも装備しているため航空機にも強い筈だが、システム的な問題で撃ってはこない模様。
一度撃墜可能になれば、Iエリアの1ステージ目なのでクリア→新規再開で貴重なアイテムと資金を得られるため絶好の稼ぎステージになる。
改良型
独立ルートでKエリアに進んだ場合、「黒く深い森」にて登場する。
表記は「ジュラーヴリク」だが実際に登場するのは「改ジュラーヴリク」である、さらに2機同時に登場する。全ステータスアップで凄まじい強化を受けており非常にタフ、ミサイル、魚雷を途切れることなく撃って来る。特にミサイルの投射量が半端ではない。
2機を合わせた耐久力は難易度NORMALであればKエリア終盤のムスペルヘイムと並ぶ。あまりにも強いため「ジュラーヴリク2機が倒せない」という報告が多く、某掲示板でも多数見られた。
Lエリア
目標:ジュラーヴリク10機の撃墜
修正パッチによる変化
- 修正パッチ前(コーエー版)
非常に低空飛行で狙った艦の艦尾、それも真後ろに張り付くように動く。対象が止まった場合はホバリングのごとくジュラーヴリクも停止する。常に真後ろにいるため攻撃はし易いが、あまりにも近いためミサイル魚雷の迎撃をする隙もないため、艦尾へのダメージが非常に溜まりやすい。 - 修正パッチ後(※ソースネクスト版は最初からパッチ適応状態)
飛行高度が通常航空機と同じになる。常にプレイヤーの周囲を飛び回るようになるためホバリングはしなくなる。実は変則的な動きをしている訳では無く、「ジュラーヴリクのモデルが常にプレイヤー艦に対して機首を向ける」ように設定してあるため、あたかもヘリコプターの様な動きをしているように見せているのである。遠距離の支援艦隊に攻撃しているジュラーヴリクを見るとよくわかる。
ガトリング砲すり抜けバグ
原因は不明だがガトリング砲が当たらない(正確にはすり抜ける)バグがあるため、実質ジュラーヴリクのダメージソースはミサイルと魚雷のみである。すり抜けた弾は水中を突き進み水中弾扱い?となり、そのまま消える。一応判定はあり、水中でガトリング弾が消える位置にいると命中するが、高速艦でジュラーヴリクの砲撃方向に全速で動いたなどの条件にならない限りまず起こらない。
主砲が機能していない重大なバグがあるが、それでも詰まる報告が多いため相当強いボスなのが伺える。
パッチ適応後はバグで機能していないが、適応前は不明なので情報求。
オープニング映像でのジュラーヴリク
鋼鉄の咆哮3のオープニング映像にも登場、プロモーションビデオでも一部が使われた。
大和型を旗艦とした空母を含む約10隻の日本艦隊にたった一機で攻撃を仕掛ける。開幕、素早い機動で大和型の真上に陣取り砲撃により無力化、そこから多数のミサイルを周囲にばら撒く。その後空母より先に飛び立っていた10機近くの航空機による急降下爆撃を受けるがダメージを受けた様子は無く、それどころか回避に失敗して突っ込んできた航空機をローターで叩き割る。その後援護に来た日本の戦艦2隻による砲撃で映像が終了する。
急降下爆撃にものともせず、ローターで航空機を叩き割る姿はまさに超兵器である。
関連動画
関連静画
関連項目
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