ジュード・マティスとは、『テイルズオブエクシリア』の主人公の一人である。続編である『テイルズオブエクシリア2』にも引き続き登場している他、派生作である『テイルズオブザヒーローズツインブレイヴ』にも出演している。
概要
年齢:15歳 身長:163cm 声優:代永翼 キャラクターデザイン:藤島康介
セネル・クーリッジに次ぐ歴代2番目となる格闘家主人公。魔神剣(拳)習得者。
王都イル・ファンのタリム医学校に通う医学生。学籍番号226番。現在はインターンとして研修中。
出身地はル・ロンドで、両親はそこで医療院を構え働いている。
同郷出身のレイア・ロランドとは幼馴染で、彼女の母親であるソニア・ロランドから教わった護身術を駆使して闘う。
髪の毛はくせっ毛であり、普段の髪型はそれを活かしたもの。ミラの髪がぶっ飛んでいるため地味に見える。意外と手は大きいらしい。
基本衣装は、進学の際店員に進められるがまま貯金をはたいて買ったもの。
考え事をする際、こめかみに指を当てる癖がある。
賢く冷静で、何事も要領よくこなす優等生だが、物事の割り切りも早いいまどきの子。
困ってる人を放っておけないお人好しでおせっかい焼き。そのおかげで様々なトラブルに巻き込まれるという典型的な巻き込まれ型主人公。
最初はミラに依存しているような描写が目立つが、とある出来事をきっかけに自分の意志と信念を前面に出すようになる。
実は若干病的なまでにおせっかい焼きなのは過去のトラウマのせいだったりする。
小さいころは両親が医者の仕事で忙しく構ってもらえなかったため、心の拠り所である友達に嫌われないよう無意識的におせっかいを焼くようになった。その結果いじめられたりしたこともあり、それをみかねたソニアはジュードに護身術を伝授した。
同じような病的おせっかい焼き格闘家のファラと、マイソロなどで共演したらどうなるかちょっと気になる。
趣味は読書で、争い事は好まない大人しい性格。また医師志望の学者タイプであるため軟弱な印象を受けがち。
だが実際は彼が師事していたソニア・ロランドが作中最強人物であり、レイアにボコボコにされ続けながら鍛錬を積んできたため、ぶっちゃけその辺の兵士よりもよっぽど強い。
また戦いは好きではないが、いざ戦いとなると臆さずに戦うという肝っ玉の据わった一面もある。
OPでのガイアス相手の大立ち回りは圧巻。お前のような医学生がいるか。
15歳という多感なお年頃らしく、ミラの刺激的な格好に恥ずかしがりながらも興味津々。ティポ曰く思春期すぎ。
その全ては「ティーチミーバリボー!」の一言に集約されているといってもいいかもしんない。
なお、本人はどうやら年上好きである模様。
歴代コスはクレス、リオン、ユーリ(TOX2)。今作のコスプレは髪型、服装、アタッチメントに分かれており。選んだ服装によって戦闘曲が変わることがある。中には複数曲が用意されているものもあるので、ぜひ一度着てみてほしい。
クレスの服装には若干違和感があるかもしれないが、リオン、ユーリ衣装はもともとのキャラが黒髪なためかよく似合う。同じ格闘家主人公のセネル涙目。
担当声優が性別が迷子筆頭の代永翼なためか、学園コスの肩書は乙女系男子。実際に文字も丸文字らしい。
部活コスはなぜかアメフト。名前的に柔道もよかったと思うが、そっちは刀マニアが持って行った。 集中回避で後ろに回り込むその姿は、敵にはデビルでバットなゴーストとして映っていることだろう。
ちなみにメットはアタッチメントではなく髪型として区分されているため、他の人がつけることはできない。
コードギアス衣装はスザクのパイロットスーツ。十分似合っているとは思うが、以前同じスザクの衣装を着た人が似合うとか似合わないとかの問題ではなかったので、どうしてもかすんでしまう。
続編である『テイルズオブエクシリア2』にも引き続き参戦。
前作より1年経過しているので16歳になっており、源霊匣研究の医学者として世界中を飛び回っている。
身長も1.6cm伸びている。
前作主人公という立場上なかなか仲間にならないかと思いきや、開始1時間ほどでトップバッターで仲間になる。
最初だけのスポット参戦かと思いきや、結局そのままずっと付いてくる。ルドガーが喋らないことによる序盤の進行役的な部分を担っていると思われるが、その性格は相変わらずお人好し全開。
おそらく前作から引き続き登場した人物の中で、一番イメチェンした人。ツンツンにセットした髪型に、エレンピオス系の服の上から白衣をはおった姿は普通にかっこいい。
ちなみ白衣の下に着ているシャツの背には、とあるキャラが描かれている。案外気に入っていたのだろうか。
髪型をセットするようにしたのは普段と違う事をしてみようかと思ったから。ぶっちゃけ色気づいただけ。
ただし、エレンピオスの服はアルヴィンに選んでもらったものだったり、前述のように相変わらずのお人好しだったりと、根っこの部分は全然変わってなかったりする。
研究者になった事で有名になった影響か故郷のル・ロンドが観光地として賑わっている。
その大半は若い女性ファンだとか・・・。
3Dモデルやアニメ絵、ファイティングチャット、秘奥義カットインは相も変わらず非常にイケメン。
ネタバレ事項(未クリアの方は閲覧注意)
やたらと渋い声の父親、ディラックの正体は20年前リーゼ・マクシアにやってきた元アルクノアのエレンピオス人。
母親は生粋のリーゼ・マクシア人であるため、ジュードはエレンピオス人とリーゼ・マクシア人のハーフである。ちなみに、TOXの時点で判明しているエレンピオス人とリーゼ・マクシア人のハーフは彼を含めて2人しかいない。
霊力野を持たないエレンピオス人の血を半分引いているため、生粋のリーゼ・マクシア人と比べると霊力野の能力が劣っている。そのため、最善の方法を導き能力差を埋めようと思考するクセがついた。
TOXの物語の終盤、発動時に精霊を殺してしまう「黒匣(ジン)」がエレンピオス人の生活に必要不可欠であるものと知り、それに代わる精霊を殺さずに使用できる「源霊匣(オリジン)」を完成させようと決意する。
TOXの冒頭で医学校は退学させられたが、ED後ガイアスとローエンの計らいで復学。学校を無事卒業した後、源霊匣完成のため研究者となりエレンピオスに赴任した。
TOX2の真EDでは、無事源霊匣を完成させ業界最高峰と言われるハオ賞を受賞している。これはクリア後のキャラエピEXにて『証の歌』により源霊匣マクスウェルを使役、遂に待望の大精霊の臨床データを取得することができた結果の成果と思われる。
元々ゲーム中において赴いたある分史世界(偏差0.05)では、ジュードが18歳の時に源霊匣の実用化には成功し、世界中に普及していたことからも十分予測できる事であった。(但しこの世界のジュードは・・・)
ちなみに余談だが、上記の分史世界では源霊匣が普及し緑に溢れたエレンピオス(ディール地方)を見ることができる。このとき露店のガヤがちゃんと源霊匣を取り扱っているという専用のものに変更されているので、暇があればぜひ一度耳を傾けてみてほしい。
TOX2真ED後は、親友と言えるルドガーや人と精霊という関係を超えた絆を得たミラとの別れこそあるものの、
- 源霊匣を完成させた研究者としてハオ賞を受賞し、歴史にその名を残すという地位と名誉を得る
- 源霊匣を完成させる頭脳、勇猛で名を馳せる王と真正面から渡り合える力を併せ持つ高レベルな文武両道
- 幼馴染、腹黒ロリ、同じ研究所の所員の他、将来有望な若い研究員ということでモブからもモテモテ
- 出身世界の統一王とその宰相と呼び捨てで呼び合える交友関係
- 源霊匣完成による特許のほか、ハオ賞受賞者には多額の賞金が与えられるので大金持ち確定
- 故郷も両親も健在
- そもそも童顔のイケメン
なお、モテモテとはいったものの本人はやはりミラが特別なご様子。
いつのまにか二人の世界に入ってしまったのでルドガーがクールに去る場面や『男女が深い絆で結ばれる』おまじないに自分から誘いにいったり、ピンチ時に「ミラ以外にこんなことしない」と語るなどと妙にトラウマ積極的になっている。
ミラもジュードに好意のようなものを抱いている影響か、二人のキャラクターエピソードでは妙にいちゃついている(見ている周りが軽く呆れている)ような場面が多い。
まさにリア充ードである。 クソッ・・・
戦闘
格闘家故リーチは短く、一撃の威力も高くはないが、それを補って余りあるほどのスピードと手数でひたすら攻め続ける地上戦コンボタイプ。通常攻撃や術技にも隙のない使いやすいものが多く、もう一人の主人公であるミラより歴代の主人公達に近い使い方が可能なので、初心者はどちらかというとジュードのほうがお勧め。
今作ではリンク時に特定の技の組み合わせで発動する共鳴術技というものがあるのだが、ジュードは主人公らしく数も多く、全体攻撃や全体回復など使い勝手のいい技が揃っている。
今作のキャラにはそれぞれ特性があり、ジュードは『集中回避』。
これはタイミング良く敵の攻撃をバックステップで回避すると、一瞬のうちに敵の背後に回り込むというもの。
なんかけんか別れしたような会社が作った似たような作品の4にもおんなじようなものがあった気がするが、なに、気にすることはない。
背後からの攻撃はクリティカル率が上がるほか、スキルによってはしばらくスピードアップしたりすることもできるので、狙えるなら積極的に狙っていきたい。ローエンと組むと時すら止める。
リンク時のパートナー固有サポートは「レストア」。
これはパートナーがダウン状態の時に一瞬で駆けつけ、回復してくれるというもの。
一定の確率で戦闘不能を回復してくれることもある、医者志望のジュードらしいサポート。
2ではルドガーの『変身』 が中心の要素であるためか若干の弱体化がされている。
例としては
・初撃のスピード低下
・衝波魔神拳の範囲狭小(回数による性能変化あり?)
などが挙げられる。だが従来のスキルであるレストアと集中回避、強力なコンボ継続力は健在なので引き続き強キャラの部類に入るのは間違いない。
余談だが2ではジュードと戦う場面があり、こちらが攻撃を仕掛けても当然の如く集中回避で避けられまくる事がある。
敵に回すと恐ろしい男である。
秘奥義は「殺劇舞荒拳」。また、ミラとの連携秘奥義で「虎牙破斬・咢(あぎと)」がある。
また、TOX2の隠し秘奥義として「メテオスウォーム」も扱える。
護身術とはなんなのだろうか。
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関連項目
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