ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトルとは、荒木飛呂彦原作の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』を題材に制作されたPS3用「スタイリッシュ対戦格闘ジョジョアクション(公式ジャンル)」ゲームである。
発売はバンダイナムコゲームス。開発は「ナルティメットシリーズ」で有名なサイバーコネクトツーが担当している。
「オールスターバトル」、「ジョジョASB」、「JASB」、「ASB」などの略称で呼ばれている。
2022年初秋にはリマスター版である「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトルR」が発売予定。
概要
これまでのシリーズ歴代主要キャラが登場するお祭り作品。
スタンド、波紋、騎乗、流法、吸血など各作品に登場した異なるバトルスタイルを対戦格闘アクションというゲームシステムで表現している。
また、荒木飛呂彦氏の絵がそのまま動き出したかのような美麗なグラフィックで、『ジョジョの奇妙な冒険』の世界観やキャラクターを再現している。
ニュース
東京ゲームショウ2012において本作の試遊台が設置された。
試遊できるキャラクターは、空条承太郎、ジャイロ・ツェペリ、ジョセフ・ジョースター、ワムウの4人。
また2ndPVの公開やステージイベントも行われ、第1部から第7部までの主人公7人とその担当声優のほか、花京院典明、ジャン=ピエール・ポルナレフ、グイード・ミスタの参戦が報じられた。
2月16日には4thPVが公開。ジョジョリオンの主人公・東方定助が登場し、第8部までの歴代主人公が出そろった。
6月9日17時より、東京・新宿アルタビジョン、大阪・ナンバード(難波マルイ大型ビジョン)にて5thPVの先行上映が行われ、翌日10日に公式サイトで正式に公開。登場キャラクターのCPU戦による生放送企画、「オールスターバトルリーグ」が発表された。
商品情報
タイトル | ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル |
ジャンル | スタイリッシュ対戦格闘ジョジョアクション |
発売日 | 2013年8月29日発売 |
価格 | 通常版7,980円(税込) 数量限定版『黄金体験(ゴールド・エクスペリエンス)BOX』16,980円(税込) |
ハード | プレイステーション3 |
プレイ人数 | 1~2人 |
発売元 | 株式会社バンダイナムコゲームス |
開発元 | 株式会社サイバーコネクトツー |
関係者一覧(PVで確認された関係者)
- NAMCO BANDAI Games Inc.
- CyberConnect2 Co.,Ltd.
- Game Designer : Kenei Nakasha (中舎 健永:Twitter)
- Programmer : Noboru Hidaka
- Lead Artist : Yoshitaka Kinoshita
- Character Modeling Artist : Soichiro Iwasaki
- Character Animator : Koichi Umeda
- BG Modeling Artist : Masanori Esaki
- Visual Effect Artist : Norihisa Takano
- Animation Director : Yoshinari Irikawa (入川 慶也:Twitter)
- UI Artist : Hirofumi Terada
- Music Composer : Chikayo Fukuda (福田 考代:Twitter)
- Director : Hiroshi Matsuyama (松山 洋:Twitter)
※ナルティメットシリーズ、.hackシリーズ、アスラズラースのスタッフが制作に関わっている模様。
各モード紹介
ストーリーモード
各部のストーリーに沿ったテキストで進められるが、省略されている部分も多い。
キャンペーンモード
Playstation Networkに接続し、次々に現れるCOMキャラクターを撃破していくモード。
時間で回復する「エネルギー」を消費して行動していく、ソーシャルゲームのような内容となっている。
バーサスモード
要は対戦モードCOM対戦や2P対戦の他、オンライン対戦にも対応している。
プラクティスモード
カスタマイズモード
ゲームを進めると入手できる"カスタマイズメダル"を集めて、各キャラクターの挑発や勝利時のセリフ、ポーズ、擬音、さらにコスチュームやカラーリングを自分の好みに設定できる。
ギャラリーモード
プレイアブルキャラクターを鑑賞できる「モデルビューアー」
ゲーム中のBGMを再生できる「BGMリスト」
キャラクター・ステージイラストを鑑賞できる「アートビューアー」
ジョジョの豆意識を楽しめる「ジョジョ辞典」、等がある。
ゲームシステム
- 各種ゲージ
- 基本となる情報を表示しているゲージ。
画面上の緑色のゲージは『体力ゲージ』を表している。当然、ゼロになると"再起不能(リタイア)"に。
体力ゲージ下にあるのが『ガードゲージ』で、敵の攻撃をガードすると消耗し、ゼロになると一定時間無防備な状態となる。
画面下にあるゲージが『ハートヒートゲージ』。攻撃をヒットさせたり、相手の攻撃を受けると溜まっていき、溜まったゲージを消費することで、さまざまな特殊アクションを発動させることができる。
ハートヒートゲージの上には、『キャラクター固有の特殊ゲージ』が表示される。たとえばジョセフ・ジョースターの場合、当身技を成功回数に応じて特殊ゲージのレベルが上がり、波紋必殺技の攻撃力が増大するというもの。拳銃使いであるグイード・ミスタの場合はリボルバーの残弾数と思われる特殊ゲージが現れているように、各キャラクターによってゲージの内容に違いがある。 - ハートヒートアタック/グレートヒートアタック
- ハートヒートゲージを消費して発動する超必殺技。
ゲージを1本使用すると"ハートヒートアタック"を、2本使用で"グレートヒートアタック"を繰り出す。
ゲーム誌やネットでの略称は、"HHA"、"GHA"。(下記より、当記事でもこの略称で表記していく。) - バトルスタイル
- 本作のバトルシステムにおける特徴の一つ。スタイルボタンを押すことで、スタンド、波紋、流法(モード)といった、キャラクターごとに設定されたバトルスタイルが発動する。たとえば、ボタンを押すことで空条承太郎ならばスタンドを繰り出し、ジョセフ・ジョースターは波紋を練る、というキャラクターの個性を生かしたシステム内容。
- スタイリッシュムーブ
- 相手の攻撃をタイミングよくガードすると発動する特殊アクション。ガードゲージを消費する代わりにノーダメージで回避行動を取ることができる。発動したときの華麗なポージングにも注目。
- 挑発
- 格闘ゲームお馴染みのシステム。ボタン一つで発動し、各キャラクターそれぞれの挑発ポーズをキメる。
挑発が決まると、相手のハートヒートゲージを削ることができるので戦術的にも有用。
また、対戦相手をダウンさせた際に挑発を決めれば、専用の挑発ポーズを取る。 - チェーンビート
- 通常攻撃を弱・中・強と繰り出すことで、技を発動した後の硬直時間をキャンセルできるシステム。
- イージービート
- 格闘アクションが苦手な人向けに登載されているシステム。弱攻撃ボタンをタイミングよく押すだけで連続コンボからハートヒートアタックを叩きこめる。
- プッツンキャンセル
- ハートヒートゲージを一定量消費することで、必殺技を繰り出した後の硬直時間をキャンセルできるシステム。通常ならば繋がらない技でコンボしたり、必殺技を空振りした隙をキャンセルすることが可能。
- スタンドラッシュ
- バトルスタイルが"スタンド"のキャラクターで使用できるシステム。スタンドONの状態で特定の技を発動している際にスタイルボタンを押すことで、スタンドに攻撃させながら本体も攻撃を行うことができる。発動にはハートヒートゲージを消費する。システムの内容は、ジョジョの奇妙な冒険(対戦型格闘ゲーム)の「タンデムアタック」に似ている。
- ステージギミック
- 各ステージに用意された仕掛け。一定の条件が満たされると発動する。
敵を上手く誘導した上で発動させられれば、大ダメージを与えるチャンスになる。 - ラッシュモード
- 対戦中にお互いのラッシュ系の必殺技がかち合うと、ボタン連打で相手と競い合う"突き(ラッシュ)の速さ比べ"が起こる。これも、ジョジョの奇妙な冒険(対戦型格闘ゲーム)の「相打ちイベント」と似たシステム。
- シチュエーションフィニッシュ
- 特定の条件を満たしてHHAかGHAで決着をつけると、各ステージの原作で起きたシーンを再現する演出が用意されている。
- ゴゴゴモード&覚悟モード
- 体力が残り少なくなると自動的に発動するシステム。ゴゴゴモードは発動後の攻撃力と、攻撃した時のハートヒートゲージの溜まる量がアップ。覚悟モードは攻撃力アップの上に、殆どの攻撃に対してスーパーアーマー状態になる。更に攻撃を食らった時のハートヒートゲージの溜まる量がアップする。覚悟モードを持つキャラクターは限られており、ゴゴゴモードと両立はしない。
登場キャラクター
1~8部までの全「ジョジョ」および各部のボスが登場。その他多数のキャラクターが参戦している。
詳細は「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル(キャラクター)」に記載
登場ステージ
第1部
- ディオの館
- 吸血鬼となったディオ・ブランドーが根城にしていた館。
ジョナサンとディオが死闘を演じた場所が舞台となる。 - 背景にはディオの配下の屍生人が暴れている中、スピードワゴンが身構えて対戦を見守っている。
≪ステージギミック≫
シャンデリアの下でダウンすると、ゾンビがシャンデリアを落とそうと動き始める。数秒後、スピードワゴンの叫び声とコマ絵とともにシャンデリアがステージに落ちてくる。
≪シチュエーションフィニッシュ≫
バルコニーに向かってHHAかGHAで止めを刺すと、負けたキャラクターが手すりを越えて崖下に落ちていく。
第2部
- 闘技場
- ジョセフとワムウが激闘を繰り広げたステージ。
原作では、ここで両者が吸血馬による「戦車戦」での決闘を行った。
闘技場の外周はワムウコールをする吸血鬼で溢れており、闘技場中央でリサリサとカーズが観戦している。
プレイキャラに“柱の男”(ワムウ、エシディシ、カーズ)がいる場合、コマンドを成功させ相手をダウンさせるなどの行動を行うと、外周の吸血鬼たちが対応したキャラのコールを行う。
≪ステージギミック≫
ステージ端にいる吸血馬の戦車近くでダウンすると、吸血馬が驚いてステージ内を暴走する。
吸血馬は闘技場内をぐるぐると周回し、激突すればダメージを受けた上に吹き飛ばされてしまう。
≪シチュエーションフィニッシュ≫
負けたキャラクターが突進してきた吸血馬に踏み潰される。
第3部
- カイロ市街
- 承太郎達とDIOとの最終決戦の地。
夜のカイロ市街が舞台となっている。
≪ステージギミック≫
一定時間が経過すると、DIOに脅迫されたウィルソン・フィリップス上院議員のクルマがステージに乱入する。
乱入してきたクルマに当たるとダメージを受けて吹き飛ばされる。
ギミック発生時には、ウィルソン・フィリップス上院議員のイカしたコマ絵が拝める。プレイキャラにDIOがいる場合でも、コマ絵にはDIOが描かれている。
≪シチュエーションフィニッシュ≫
ザ・ワールドに吹き飛ばされた花京院典明のように、負けたキャラクターが貯水タンクに吹き飛ばされる。 - DIOの館
- DIOが住んでいた館がステージとして登場。
ポルナレフ達がスタンド使い「ヴァニラ・アイス」と戦った場所が舞台となる。
ステージの外周でヌケサクが手柄を立てようと徘徊しており、背景奥の階段にはDIOが待ち受けている。
≪ステージギミック≫
ヌケサクの近くでダウンするとヌケサクが天井の隅に飛び移り、数秒後にステージの上から襲いかかってくる。着地した後に操作キャラの攻撃が当たった場合、吹っ飛ばされる。
≪シチュエーションフィニッシュ≫
ヴァニラ・アイスのスタンド「クリーム」によって開けられた壁の穴に向かって止めを刺すと、負けたキャラクターが館の外へ落下していく。キャラ選択画面で石仮面がついているキャラ(吸血鬼、柱の男)が止めを受けた場合、塵になって消える。
第4部
- 杜王町
- 第4部の舞台となる杜王町の、ラスボスである吉良吉影を追い詰めた場所。
近くには救急車や、消化活動をする消防士の姿が確認できる。
≪ステージギミック≫
特定のエリアでダウンすると、看板に雷が落ちてギミックが発動。ステージ内のランダムな3ヶ所に雷が落ち、触れたものに感電ダメージを与える。ただしレッド・ホット・チリ・ペッパー(音石明のスタンド)のみは例外で、落雷に当たると電力ゲージが回復する。
ギミック発動時、川尻早人と岸辺露伴によるコマ演出が入る。原作ファンはニヤリとするはず。
≪シチュエーションフィニッシュ≫
『少女の幽霊に会える小道』に連れて行かれ、杉本鈴美の声で振り向いてしまい、無数の手に引っ張られる。 - 吉良邸
- 吉良吉影が川尻浩作に成りすます前に、かつて住んでいた家。
背景には「アトム・ハート・ファーザー」によって中に入れない虹村億泰と広瀬康一がおり、ステージビジュアルでは空間を超えて向こう側に出ている広瀬康一の両腕が描かれている。
≪ステージギミック≫
タンスの近くでダウンすると、死後、幽霊となって息子を守ってきた吉良吉影の父・吉良吉廣が写真の中から現れて包丁を振り回す。
≪シチュエーションフィニッシュ≫
負けたキャラクターが机にぶつかり、引き出しから吉良吉影のノートの『絶好調!!だれもぼくを止めることができない。』のメモが映る。
第5部
- ローマ市街
- 物語終盤の舞台となった場所。
ステージビジュアルの背景にはコロッセオが描かれている。
≪ステージギミック≫
地面に沈んだ自動車の近くでダウンすると、セッコがオアシスで地面を溶かし、動けなくなる。
≪シチュエーション フィニッシュ≫ - チョコラータが無駄無駄ラッシュを食らって吹き飛ばされた『燃えるゴミは月・水・金』のゴミ清掃車に叩き込まれる。
- ネアポリス駅
- ブチャラティチームの隠れ家となる亀(ココ・ジャンボ)の受け取り場所。フィレンツェ行き特急が発車前のホームで対戦する。背景の水飲み場には原作通りに亀が置いてあり、ブチャラティらを襲撃に来たプロシュートとペッシが列車の前にいる。
- ≪ステージギミック≫
列車の近くでダウンすると、プロシュートが乗車し、ペッシに説教するコマ絵が挿入される。ペッシのスタンド『ビーチ・ボーイ』が列車の窓から飛び出し、対戦キャラを釣り上げようとしてくる。
≪シチュエーションフィニッシュ≫
列車に向かって止めを刺すと、ビーチ・ボーイの釣り針がかかったまま列車が発車し、兄貴と同じ苦しみを味わう。
第6部
- グリーン・ドルフィン・ストリート刑務所
- 第6部主人公の空条徐倫が、無実の罪で入ることとなった州立重警備刑務所(略称:G.D.st刑務所)。
空条承太郎のスタンドDISCをスピードワゴン財団に引き渡すため、サヴェジ・ガーデン作戦を行った中庭で対戦する。
鉄格子の向こう側には、ラング・ラングラー戦で負傷したウェザー・リポートが倒れている。
≪ステージギミック≫
ウェザー・リポートの近くでダウンすると、画面上部から、猛毒を持つヤドクガエルが大量に降り、徐々に体力が減る「毒」状態になる。
≪シチュエーションフィニッシュ≫
ホワイトスネイクが出現し、敗北したキャラクターのディスクを回収していく。なお、プッチ神父がバトルに参加していた場合は発生しない。 - ケネディ宇宙センター
- 『天国へ行く方法』の最後に必要な場所、ケープ・カナベラルのシャトル発射基地。
プッチ神父のスタンドはこの地で『C-MOON』に変化し、新月の時を待つ。
C-MOONのスタンド能力によって、重力が地面と水平に働いており、展示用のスペースシャトルが浮いている。
≪ステージギミック≫
特定の場所でダウンすると、上の建物から瓦礫などが落ちてくる。異常な現象に驚くエンポリオの叫び声とコマ絵が挿入される。
≪シチュエーションフィニッシュ≫
壁(地面)に対して平行にHHAかGHAで止めを刺すと、負けたキャラクターが地面に水平に落ちていく。
第7部
- フィラデルフィアの海岸沿い
- 幻想的な景色が広がる海岸沿い。ファニー・ヴァレンタイン大統領とジョニィ・ジョースター&ジャイロ・ツェペリが激戦を繰り広げた場所。
- 列車や熊の看板、ルーシー・スティールとスティーブン・スティールの姿が確認できる。
≪ステージギミック≫
光の柱が発生し、これに触れるとHHゲージが回復する。他のステージと違い、触れたキャラクターが有利になるギミックとなっている。
≪シチュエーションフィニッシュ≫
「クマに注意!」の看板が聖なる遺体の力によって引き寄せられ、負けたキャラクターに激突する。
第8部
- M県S市紅葉区杜王町 壁の目
- ジョジョリオン始まりの地。3月11日の大震災後、杜王町に突如として隆起した謎の壁。
- 広瀬康穂は偶然、壁の目近くに埋まっている謎の青年(後の東方定助)を助けたところから第8部は始まる。
≪ステージギミック≫
広瀬康穂の近くでダウンすると康穂のスタンド『ペイズリー・パーク』が発動し、東方常秀が石を振り回しながらステージに乱入する。
≪シチュエーションフィニッシュ≫
広瀬康穂に向かって止めを刺すと康穂が悲鳴を上げ、そこに現れた東方常秀が敗者に向かって石を振り下ろす。
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関連項目
- ジョジョの奇妙な冒険
- 対戦型格闘ゲーム
- バンダイナムコゲームス
- サイバーコネクトツー
- ジョジョの奇妙な冒険 関連項目一覧
- コキガ(ジョジョASBの対戦におけるテクニックの一つ)
- ジョジョASB「永久」コンボ集
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関連サイト
公式サイト
ファミ通
- 承太郎、ジョセフ、ワムウ、ジャイロのコマンド表
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