ジョン・ルーミック(John Lumic)とは、テレビドラマ『ドクター・フー』に登場する架空の人物であり、『ドクター・フー』新シリーズに登場するサイバーマンの生みの親である。
演じたのはロジャー・ロイド・パック。日本語版の声優は小林勝也。
概要
パラレルワールドのイギリス人で、サイバス工業を経営する実業家。その体は病に犯されており、死を持つばかりであった。ルーミックは死から逃れるためにホームレス(ルーミック曰く「人間として無益なクズ」)を実験台にして不死身のサイボーグ・サイバーマンを開発した。
サイバーマンの完成後、人類をサイバーマンにアップグレードする計画をイギリス政府に提案したが、大統領(この世界のイギリスは大統領制)に拒否されたため、人類の強制サイバーマン化を実行する。
自身のアップグレードは「最後の息をしたあと」に行う予定だったが、部下のクレインに裏切れて生命維持装置を破壊された為、他のサイバーマンによりアップグレードされ、サイバーマンの頂点に立つ、サイバーコントローラーにされてしまう。
サイバー・コントローラー(Cyber-Controller)
サイバーマンの支配者にしてジョン・ルーミックの成れの果て。他のサイバーマンと頭部以外はほぼ同じデザインで、椅子のような装置に接続されている。他のサイバーマンと異なり、感情が残されている模様。
人類のサイバーマン化計画を進めるも、ドクターによりサイバーマンの感情制御装置を破壊された結果、サイバーマンは自分の現状に耐えられなくなりすべて自殺。残されたルーミックはドクター達を消去するため、追いかけるも登っていた縄梯子をピート・タイラーによって切断され、爆発するサイバーマン工場に落ちていった。
ルーミックの死後に起動したサイバーマン達はアップグレード計画を実現するため活動し、幾度となくドクターの前に立ちふさがった。
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関連項目
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