ジョヴァンニ・アリギ単語

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ジョヴァンニ・アリギ(1937~2009)とは、イタリア歴史社会学者である。

概要

ミラノの出身でポッコーニ大学卒業1960年ミラ大学経済学博士号を取得する。1963年から1969年まではアフリカで教をとるが、マルクス義者であることから外追放されることもあった。

1969年イタリアに帰し、トレント大学に職を得た。1979年に渡ニューヨーク州立大学ビンガムトン教授を経て、1998年からジョンズ・ホプキン大学社会学部教授となった。

イマニュエル・ウォーラーステインテレンス・ホプキンスらのを受け、世界システム論者となるが、近年の経済東アジアに移りつつあることを『北京アダム・スミス――21世紀の諸系譜』などで強調し、ウォーラーステインとはやや異なる立場にあった。『長い20世紀――資本、権、そして現代の系譜』が有名であり、資本主義の変遷を再解釈していった。

ジョヴァンニ・アリギの思想としては、以下のものである。

ジェノヴァの「長い16世紀」に始まり、オランダの「長い17世紀」、イギリスの「長い19世紀」、アメリカの「長い20世紀」と少しずつオーバーラップしながら、覇権が移って来た。最初がスペインポルトガルではなくジェノヴァであることが示すように、覇権は必ずしも領土の論理に基づかず、脱領土的な資本の論理によって先導される側面がある、という点が従来の覇権サイクル論との差異である。つまり単純なサイクル論ではなく、システムの質的変化も描くのだ。

さらにアリギは資本蓄積のサイクルを、前兆的危機終末危機の二つの危機で局面が二つに分かれるとする。例えば、生産拡大→生産拡大の行き詰まりという前兆的危機融拡大→終末危機、といったものである。

そしてアリギは、アメリカによる「長い20世紀」から東アジアの「長い21世紀」に移ると強調する。この点は、アリギと論争を繰り広げるアントニオ・ネグリマイケルハートらがこれまでにない全く新しい脱領土的権マルチチュード」の役割を強調するのに対して、領土の論理は質的変化はしつつも依然変わらないというアリギの反論となっている。

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