ジョー・ウィルフリード・ツォンガ(Jo-Wilfried Tsonga)とは、フランスのテニス選手である。
概要
Jo-Wilfried Tsonga | |
基本情報 | |
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国籍 | フランス |
出身地 | フランス:ル・マン |
生年月日 | 1985年4月17日 |
身長 体重 |
188 cm 91 kg |
選手情報 | |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手打ち |
デビュー年 | 2001年 |
テニス選手テンプレート |
ジョー・ウィルフリード・ツォンガは1985年生まれのフランスのテニス選手である。これまでの最高ランキングは2012年の5位がある。いわゆる四強(ロジャー・フェデラー、ラファエル・ナダル、ノバク・ジョコビッチ、アンディ・マレー)に継ぐ5位争いの第二集団にいたが、2013年終盤以降は第二集団からは弾き出されてランキング二桁台に落ちている。2016年は一桁ランキングに戻った時期もあったが、最終的に12位でのフィニッシュとなった。
若いころは近い世代のフランス人選手としてリシャール・ガスケとガエル・モンフィスが有望視されていた上、ツォンガ自身は故障が多かったこともあって、あまり注目されていなかった。しかし2人が伸び悩む中、2008年全豪オープンでノーシードから快進撃を見せ、準決勝ではナダルをもストレートで撃破する大活躍。決勝ではジョコビッチに敗れたものの見事準優勝を挙げた。その後、バンコクの大会で初優勝を挙げた他、地元のパリでも優勝。翌2009年にはジャパンオープンでも優勝している。2011年には上位8人のみが出場できるATPツアーファイナルで準優勝を挙げた。また2011年のウィンブルドンではフェデラーに対して2セットダウンから逆転勝利を収めているが、これはフェデラーにとって4大大会で初めて2セットアップから逆転負けした試合となった。日本では2012年に錦織圭が全豪オープンで準々決勝に進出したとき、4回戦で錦織が勝ったことで話題になった。2人の対戦は2015年末時点で錦織が4勝2敗と勝ち越している。ここ最近は勝ち上がりに安定感がないものの、2014年のMSカナダではマレー、ジョコビッチ、フェデラーを破って優勝。2015年は全仏オープンで錦織を破ってベスト4、MS上海でナダルを破っての準優勝など、散発的ながらそれなりに大きな活躍も見せている。
プレースタイル的にはストロークの強打とネットへの積極的な展開が特徴的な選手である。特にボレーのタッチセンスはすばらしく、2008年の全豪オープン準決勝ではナダル相手に見事なドロップボレーを決めまくっていた。
他のフランス人テニス選手として、一つ年下に上述のガスケ、モンフィス、一つ年上にジル・シモンがいる。ネットではツォンガを含めたこの4人をフランス四銃士と呼ぶことがある(元は20世紀前半に活躍したフランス人選手を指す言葉で、その再来を期待して呼ばれた)。2009年ジャパンオープンではこの4人に加えてこの年限りでの引退を発表していたファブリス・サントロが出場しており、彼らフランス人選手が大いにコートを沸かせた。
その風貌から"ジャイアン"と呼ばれることがある。海外では"モハメド・アリ"と言われているらしい。
主な実績
関連動画
関連リンク
関連項目
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