ジョー・ギブソンJr.とは、漫画MAJORに登場する野球選手である。
概要
ポジションは三塁手。右投両打。
マイナーリーグで茂野吾郎と出会って以来、ライバルとして立ちはだかる。
幼少期
父のジョー・ギブソンと家族と共に日本で過ごしたが、ギブソンの投じた死球で本田茂治の命を奪ってしまい、妻と妹のメリッサはアメリカに帰国。そして10歳で母と妹を交通事故で失い、父と共にアメリカに帰国したが、すれ違いが生じていく。孤独な時間を経て父を逆恨みし、野球に引導を渡そうと考えたことでメジャーリーグへの道を歩むことになる。
マイナーリーグ編
オープン戦で茂野吾郎からホームランを打ち、父の因縁となった本田の者と知り茂野に誹謗中傷を浴びせる。後にチャンピオンシップシリーズで再会し、「三振したら本田茂治の墓で土下座、ホームランを打ったら吾郎はアメリカを去る」という約束を交わすが、第1戦では三振を喫した。その後はメジャー(テキサス・レイダース)に昇格したが、ホームランを打ち優勝を決めることでファルコンズに復帰。父と再会し、そこで左打席に立てば直球に対応できるとアドバイスされる。この時父は密かに自分のことを見ていたことに感づき、父の愛情に気付く。そして吾郎の直球に対応できるようになったが、最後はバットを折られて三振を喫し、「誹謗中傷してすまなかった」と吾郎と和解した。
W杯編
心臓に病を抱えながら登板する父を心配せずにいられず、監督と吾郎に直談判して試合に出させないようにした。ベネズエラにアメリカが敗退しようとしていたところで父が登板することになり、病のことを監督に話したことがバレて怒られるが、父の登板を監督に直訴し、父の気迫を受けて奮起した。翌日父は倒れたが、それでも日本との決勝戦に現れ、アメリカは再起する。そして9回に茂野吾郎から逆転ホームランを放って勝ち越す。しかし日本勢の執念で同点に追いつかれ、ついに父は登板。打球を胸に受けつつも登板し続ける姿を見て、野球の神様に父を勝たせてやってほしいと願う。父が力尽きた後打席に立ち、吾郎からサヨナラ満塁ホームランを放ち、アメリカの優勝に貢献し、MVPに選ばれた。
メジャーリーグ編
序盤は好調だったが5月に打撃不振に陥り、メジャーの壁にぶち当たり、以降はホームランを打たずに打率3割を前後しながらヒットを打つスタイルに切り替わった。体が治りメジャーに復帰する父に反発したが、マイナーリーグからでもやり直そうとする姿を見て本来の姿を取り戻し、後半戦のレイダースの快進撃の原動力となる。リーグ優勝決定シリーズで父が所属するシカゴ・バイソンズと対戦。父にはここまで抑えられ続けたが、レイダースのファンの声援を受けて父からついにホームランを打ち、ワールドシリーズ出場に貢献。ワールドシリーズでも活躍し世界一に輝いた。
8年後に眉村健、ジェフ・キーンとチームメイトになり、吾郎が所属するインディアナ・ホーネッツとワールドシリーズで対戦(漫画では8年前にも対戦するが、吾郎は血行障害で出場していない)。FA宣言してニューヨーク・タイタンズに移籍すると報じられていたこともあり、ファンからバッシングを受けていた。第7戦の10回表では最後の打者になりたくないという思いに葛藤したが、粘り続けたことでファンの声援を再び受けるようになる。しかし最後は空振り三振を喫し、レイダースは世界一を逃した。ここで出番が終わる。
数年後にはタイタンズに移籍し、17年目で通算350本塁打を達成している。
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