概要
Gilles Simon | |
基本情報 | |
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国籍 | フランス |
出身地 | フランス:ニース |
生年月日 | 1984年12月27日 |
身長 体重 |
183 cm 70 kg |
選手情報 | |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手打ち |
デビュー年 | 2002年 |
テニス選手テンプレート |
新フランス四銃士と呼ばれる選手の一人(他の三人はリシャール・ガスケ、ガエル・モンフィス、ジョー・ウィルフリード・ツォンガ)。おフランスの選手はネットにも積極的な選手が多いが彼はコッテコテのストローカーである。他のフランス人選手が多彩さや派手なプレーで魅せる中、ひたすら地味にラリーを繋ぎながらカウンターを狙う。基本は守備的な選手だが、攻守の切り替えが上手いという評価も強い。ラリーを繋ぐとは言っても必ずしもトップスピンで粘り続けるタイプではなく、クレーよりもハードコートの方が成績は良い。似たタイプを探すならマイケル・チャンやレイトン・ヒューイットが近いと思われる。
そのスタイル故に対戦相手も守備的な選手だと大会最長クラスのロングラリー合戦が繰り広げられる。同国のモンフィスとは「シモンフィス」とセットで扱う人も多いのだが、モンフィスも運動能力を活かして拾いまくるタイプのため、この二人が対戦するとラリーが延びやすい。
ツアーで目立つ活躍をした時期としては、まずは2008年。この年はロジャー・フェデラーに対して連勝するなど好調で自身初のTOP10入り、最終戦にも登場した。翌年にかけて好調を維持し、最高ランキング6位をマークしている。その後は10位から50位あたりを浮き沈みしていたが、2015年はウィンブルドンでベスト8に進出。最終的ランキングは15位ながら、秋には久しぶりにTOP10に顔を出すなど好調だった。
判りやすい武器を持つ選手ではないが、ラリーにおいては深いショットを粘り強くコントロールしてくるため、上位選手でも手を焼くことがある。その粘り強さにネットの一部では"沼"と表現する人も。うっかりすると体力をごっそり削られることになるので、上位選手にとっても当たりたくない選手の一人と言えるだろう。いわゆるBIG4の4人全員から勝利を挙げたことがある貴重な実力者でもある。
主な実績
関連動画
関連項目
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