ジンオウガ単語

ジンオウガ
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ジンオウガとは、カプコンゲームモンスターハンターシリーズに登場する牙種のボスモンスター
漢字表記は雷狼竜、略称はオウガ、ジンオウなど。別名「無双の狩人」。
テーマ曲は「なる」。

名前は恐らく「速く、しいこと」を意味する「(じん)」に「王+牙」や人などを意味する「Ogre」が組み合わさったもの。
上位武器では名前に「王牙」の文字が付くが、ただ単に当て字の可性もある。
弱点は氷属性や火などもある程度有効。

ジンオウガ

概要

ジンオウガ
ジンオウガ
別名
通常種 雷狼竜
亜種 獄狼竜
二つ名
登場作品
モンスターハンターのモンスターテンプレート

モンスターハンターポータブル3rdを代表するモンスターで、パッケージにも描かれている。

元々は霊峰と呼ばれる地に住んでいたが、何らかの要因により移動。ユクモ村付近の渓流に出するようになったため、は湯治客の減少に悩まされ、ギルドハンター派遣を要請する。これがモンスターハンターポータブル3rdストーリーで、派遣されたハンターこそがゲーム主人公である。

クモ地方に訪れた多くのハンターがジンオウガに戦いを挑んだが圧倒的なパワースピードで、悉く返り討ちにされてしまった。この事から、一時は「人間の勝てる相手ではない」と言われ、無双の狩人という異名を持つようになった。

ジンオウガは強放電や強に発達した四肢、尻尾などを武器にし、ハンターを攻撃してくる。
その放電によるもので、戦闘中のようなものを集めているのはそれである。
を集め、帯電状態に、帯電状態からさらに集める事で全身に電気った帯電状態となり、素さや攻撃が格段に上昇、使う技も変化する。ちなみに、同じくを原理とするシビレに掛けると上記の動作と同じ処理がされているのか通常時、帯電状態では1段階進行し、帯電状態では全く利かない。

実はこの帯電状態中にジンオウガを転倒させると、あみを使って背中から活性化したであるが採取が出来る。
帯電状態は何度か攻撃を繰り返し、何度か怯ませると解除できる。

部位破壊が出来るのは、、前足、背中尻尾は2段階破壊なので注意。また、背中は破壊は出来るが破壊報酬が存在しない。背中報酬は達がおいしくいただきました

全ての攻撃が発生がいが、判定も一でのため、しっかり回避して攻撃を繰り返すというハンターの基本を再認識させてくれる。

MH3G

MH3Gにも引き続き登場。今作では亜種(後述)も登場する。MHP3rdほどではないがシナリオ進行にも少し絡んでくる。と港の上位・G級で戦う事が出来、下位には存在しない。G級では雷狼竜の玉より入手しづらい雷狼竜のが登場。G級のジンオウガ素材から作られる防具の製作武器の最終強化で必ずと言って良いほど要されるため、全ハンターが血眼になって探す。

なお、MH3Gではチャージ時に首を大きく上に動かす事から頭を叩きづらくなっている。また、帯電状態のグラフィックが美しくなっている。

MH4

MH4にも登場。行動パターンが大幅に見直されており、頭突きから尻尾の振り下ろしに繋げるような連携攻撃を数多く行使してくるようになっている。何より前脚の連続叩きつけ攻撃のホーミング性はかなり増しており、さらにこれが上位個体となると前脚にもう一度エネルギーをチャージしてからその脚を叩きつけるという新たな戦法も追加されている。

MH4G

4Gに登場するG級個体はさらに叩きつけ攻撃の勢いがダイナミックなものになっている。ところが、それより恐ろしいのは4Gにて新登場したいわゆる“極限状態”のジンオウガであり、この状態だとジンオウガの攻撃と防御の度合いが大幅に変化。さらに弾の挙動と性質も通常とは異なっているなどめちゃくちゃ戦いにくい難敵と化している。

MHF-G

2015年5月8日に「遷種」としてMHFに登場することが発表、同年のG8アップデート実装された。
一時の盛り上がりであったが、コンシューマ(以下CSモンスターMHFへの参戦は7年ぶりでプレイヤーを驚かせた。

挑めるランクHR5(旧100)となっており、課金をし始めた人でもすぐに戦うことが出来るようになるが、G級ではクエスト受注にGR100が必要になっており、G級昇格からある程度クエストをこなす必要がある(実装当初はGR500から)。
インフレしいMHFでは、メインシリーズモンスターがそのまま登場しても地味立たない存在になってしまうことを鑑みて、一般のG級モンスターの頂点と肩を並べるほどの大幅なパワーアップがされてる。
また、本家MH2の分であることからターン制の伝統を残すMHFでは、MH3以降のモンスターは(特に種の動きに関して)敬遠されがちである(種や海竜種についてもFオリジナルモンスターターン制アレンジされている)が、その点がイビルジョーを除き善されている。

MHFオリジナルフィールドである樹海に登場するが、このフィールドMHP2Gに登場したことでメインシリーズユーザーにも知られているだろう。
正式開前からガルバダオラのような絶対防御や根性、元気みなもとを貫通してハンターを即死させる攻撃(MHFではこの手の攻撃をDQ呪文に擬えて「ニフラム」と呼ばれることが多い)を持ち合わせており、ネットカフェ大会で開されていた。
この技は一定体力(25%)ごとに帯電状態である場合に使用し、ジャンプからの着地後に広範囲にを飛ばし本体を中心とした範囲内に大放電を行うというもの。
放電が始まった間に範囲内にいると打ち上げられ中でスリップダメージを受け上述のようになる。
対処としてはガード不能で判定が長いためフレーム回避も不可、緊急回避であれば躱せるもののタイミングはシビアということで範囲外に離脱するのが基本。
発動条件があり、予備動作のジャンプは特有のモーションなので、G級のジンオウガ戦ではこの技を意識しつつ戦っていきたい。
このニフラムだけでなくほかにも2010年実装デュラガウア剛種からMHFモンスターが標準装備している、一撃ハンター麻痺させ二撃で追撃する根性潰しお手から生する打ち上げ根性貫通コンボを持つ。
その他にも数が大幅増加した弾やを発射しつつ行うタックルなどの既存技の強化、放電を伴うボディプレスキリン特異個体のような瞬間移動と見紛う速突進といったオリジナル技と多な攻撃を繰り出してくる。
メインシリーズのジンオウガに慣れれば慣れるほど苦戦するという全く別物の存在になっており、運営直々「魔改造」という言葉を使っているほどである。
前述の通りものによっては当たれば即死のしい連撃を繰り出しつつ、理不尽さはなく確実に対処することで反撃できるというMHFらしい仕上がりとなっている。

また、同時に属性やられも導入されており、対策では【大】、耐性10で【小】に軽減、20で効化という段階があるが、気絶しやすくなるという効果は変わらない。
秘伝書の耐性UPやラスタを用いれば対策は容易。

HR5の時点ではメインシリーズの面が残っているため倒しやすいが、元気みなもとが使えない分人によっては剛種よりきついかもしれない。

武器MH3Gまでの11種はそのまま導入されMHF-Gオリジナル武器種である穿龍棍オリジナル武器として追加、スラッシュアックスも後に実装されたオリジナル武器種のスラッシュアックスFとして実装されているので全武器種が存在。
武器というカテゴリに属し、シジルと装飾品をどちらも装着できるほか装備するだけで食い効果が発動する。
の方も他のG級武器に劣らない強属性武器となっており、ある意味有名なヘビィボウガンも実用的な性に調整されている。
防具はMHP3ノーマル及びSシリーズデザイン
こちらも遷防具のカテゴリに属し、1部位装備するだけで属性攻撃強化【大】が自動発動する。

ちなみにジンオウガの参戦でMHFMH3世代に新登場した格のモンスターが全て出うことになった。

極み吼えるジンオウガ

MHF-G9.1に実装された原種の強化個体。
2014年実装の至征伐戦以来MHF-Gではお染みとなる、G級前線向けのやりこみモンスターという位置付けになる高難易度クエストとして「無双襲撃戦」というイベント2016/3/17から配信された。

2015年末にもイビルジョーの強化個体が同様の高難易度という位置付けで配信されており、そちらが2頭クエストだったのに対して1頭でも2頭と同等の難易度とされた。

リオレウス希少種のようなという見たになっており、最初から帯電状態で解除は一切されない。
また、これもMHFではお染みだが体力50%を切ると覚醒状態に入り更に強化される。

このイベントではチールGシリーズという防具の素材を入手可であり、素材が非確定だが撃退で済む「静寂切り裂くは、霹靂鼓動」と、5部位分の素材が確定するが討伐定であり達成が非常に困難な「乱れ穿たれし、饗演の幕引き」、という2クエストが存在する。

攻撃面ではミドガロンのような瞬間移動を繰り返し怒濤の連続攻撃で保護スキルアイテムを貫いてくるのが特徴。
また、既存のG級個体から更に技の生が増えており、麻痺を含む攻撃も多い。
このため、スキル出の対策に加えて僅かな挙動から技の生を見切り対処、かつ反撃することがめられる。
とはいえ撃退クエストでは攻撃G級個体と大差ないため単発の被弾で即死することもほぼなく、撃退でいいので覚醒状態から少し削ればクリアとなり、制限時間も20分と余裕があるのでMHF-Gの最前線で戦ってきたG級ハンターであればそこまで難しくない。
(初回配信時は前週の不具合の補償で全ハンター狩人応援コースが付与されていたこともある)

問題は討伐クエストのほうであり、こちらは高い攻撃で繰り出される怒濤のコンボ攻撃に加えて、耐久力がとても高いためクエストの成功率はかなり低いものとなった。
(このクエスト課金コースの効果や元気みなもとが効)
具体的に言うと通常個体がHP27200/全体防御率0.4、撃退個体が27000/0.25のところを、27000/0.05である。
これを他のコンシューマシリーズMHでざっくりと表現すると、「MHP2GG級ラオシャンロンの14倍のタフネス即死攻撃を備えた全で暴れ回るジンオウガを狩ってこい」という話になる。
更にクエスト時間は10分であるため手数が足りずに時間切れ、もしくは時間がかかるために集中が途切れてコンボに被弾し3というのが失敗パターンだったようだ。

モンスターの挙動自体は悪くなかったようで撃退クエストそれなりに好評を博したが、討伐クエストに関しては高難度の実現方法がイビルジョーと似たような方向であり、そちらの項に詳しいが同様に評判は芳しいとは言えないものとなった。
その後もこういった高難易度クエストは追加されており、それと同時にこの極ジンオウガのクエストも配信されている。
最初に述べたようにモーション自体は好評であったこと、ハンター側がこういった高難易度クエストに慣れアップデートを経て火力スキルが更に充実していっていることから現在はまた違った評価を受けている。

実装初期は「様子見しようと思ってエリアに入り、気が付いたら(自分が)死んでいた」「撃退だけは出来たが討伐は出来ない」というハンター諸氏でネ実本スレが溢れかえり、YouTubeに初の討伐動画アップロードされたのは実に実装から3日後のことであった。

MHW:I

たびたび実装を望むが上がっていたジンオウガだが、2019年8月30日PV第5弾にて遂に登場。当日のTwitterレンド第1位となり、ニュースサイトにも取り上げられるなど話題となった。

エンディング後に解放される「導きの地」のほか、調クエストで「古代」「陸珊瑚の台地」に姿を見せる。
初登場時のムービーではリオレウスディアブロスを相手に三つ縄張り争いを繰り広げる。この時強敵を前に姿を見せたジンオウガはハンターを一瞥するに留まり、人間など意にも介さない「無双の狩人」のかっこよさに惚れ直すプレイヤーが続出した。

攻撃はいずれも強いもので、更に新技やモーションが追加。
他方、生物としての描写も増え、未警状態では然とフィールドを歩き回る。特定ポイントでお座りして寛いだり、が出ていればに向かって遠吠えするなど、意外な姿も見られる。

その後、2019年11月24日の「モンスターハンターフェスタ'19-'20東京会場」において開催された「狩王決定戦」終了後にPV開。12月5日にジンオウガ亜種が実装される旨が発表され、おおいに盛り上がった。

ぽかぽかアイルー村シリーズ

ジンオウガ

スピンオフあるぽかぽかアイルー村シリーズでは『ぽかぽかアイルー村G』から登場。以降アイルー村シリーズでは皆勤賞となっている。

アイルー村Gとその移植版のアイルー村DXでは探検クエストで対峙できる大モンスターの一体としておこしの終盤に登場。充電してから強放電攻撃を放つが、その後には大きなスキができるのでその間に殴って気絶させよう。「雷狼竜の甲殻」を剥ぎ取れば勝利となる。

アイルー村Gではパッケージにも彼の姿が描かれており、更にオープニングムービーでも終盤に哮を放つ姿が見られる。

アイルーでパズルーではお祭りモードの途中でランダム乱入してくる。倒せばプレイアブルキャラとしてひとりで/友達パズルーで使えるようになる。必殺技は「いかりの放電」。2ターンの間相手の方向キーの操作をシャッフルし、操作をちぐはぐにさせる技。

アーケードゲームモンハン日記 プリプリプーギーレースではアイルー村コース難易度「むずかしい」に登場している。

MHST

MHSTでは仲間にできるモンスターオトモンの一体として登場。ストーリー後半に訪れる「稀の棲みか」などの一帯でタマゴを入手できるが、レア度は6なのでパーティーに加えられるようになるのはさらに後になる。パワータイプだがスピードも高く、バランスの取れた属性の強オトモン。
ライドアクションは障害物を飛び越えられる「ジャンプ」。ドスからのバトンタッチにも最適。

アニメ版「モンスターハンターストーリーズ RIDE ON」では、ヒョロのオトモンとして登場した。

モンスターハンターライダーズ

スマホゲームモンスターハンターライダーズ」でも、ストーリーズよりオトモンとして続投。今作では常設クエストの「オトモン獲得クエスト」で3までならい段階から仲間にできるほか、5までの高レアリティ騎祭ガチャおまけとして低確率で入手できる。

ストーリー中ではジンオウ装備を身にまとった女性ライダーシノオトモンとして登場。ゲーム的にもお互いにスピードタイプ属性シノとジンオウガの相性は良い。また、ホームタッグにジンオウガを設定することでジンオウガがすやすや眠る姿を拝むことができる(これは他のオトモンも同様)。

雷光虫との関係について

前述の通り、ジンオウガはを使って自身のを飛躍的に高めているわけだが、なぜ自分とはまったく異なる種である生物を利用することが出来るのか。それはジンオウガととの間に相利共生(異なる生物同士が互いに生活することで、どちらも利益を得る共生のこと)の関係が築かれているためである。

は発電する性質を持ち、外敵に対してその発電を使って攻撃を行う。しかし彼らの天敵であるガーグァはクチバシが絶縁体となっており、放電効化されてしまうため、一方的捕食されてしまうのだ。

そこで彼らは天敵に襲われないために、逆にガーグァ天敵であるジンオウガと共生することで自分の身を守っているのである。ジンオウガ自身もを身体にわせることでを強化出来るメリットがある。ジンオウガと共生している彼らは何らかの作用により活性化していて、通常のとは色も異なる。側の利益が大きすぎる気がしないでもないが、この2種の関係は現実生物学的に見ても相利共生といえる。

なお自然界ではアブラムシアリクマノミイソギンチャクなど相利共生関係にある生物は存在するが、自身の強化のために他の生物と共生をしている生物というのはあまり例がないだろう。またこの2種の関係はコバンザメとその宿との関係にも似ているし、そちらの方がしっくりくるが、あちらはコバンザメ側にしか利益がない片利共生である。

武器の由来

下位のジンオウガの武器は全て王の文字と、フウライ、トドロキ、テンライなどに関する名前が付けられている。上位では王牙の文字に加え、日本神話の中で黄泉にいたイザナミにまとわりついていた八つの雷神(八雷神)の名前が付けられている。
なお、八雷神古事記の記述に基づいたものであり、どう考えても八つでは足りてないので日本書紀の八色からも一部引っってきている。一部というより、八雷神と被らない名前だけを使うとちょうど全武器カバー出来る数になるのである。古事記は「イザナミ」、日本書紀は「尊」としておく。

名前は下記の一覧を参照。武器順で並べると明らかに足りてなかった感がひしひしと伝わってくる。

亜種

ジンオウガ亜種

モンスターハンター3G』で亜種が登場した。別名:獄狼竜ご苦労ではない
通常種は属性であったが、亜種属性う。また属性が変わった事で寒暖への耐性を獲得したため通常種が生息しない凍土や火山に出現する。
通常種が属性亜種が凍土に生息し属性を落とす点は、MHFに登場するベルキュロスドラギュロスの関係に似ているが、後にそのMHFにはって登場することになる。

属性うため、ジンオウガ亜種の身体からは禍々しいオーラが迸る。その貌は地獄覇者を思わせるという。また、通常種とべて鳴きが低くなっており通常種とは一味違う印を与える。そんなジンオウガ亜種から剥ぎ取れる素材も非常に禍々しい。全てのに反旗を翻したかと思わせるほどの迫を持つ剛、圧倒的覇者の地位を築くのに十分な威を持つ剛、全てのを脅えさせる殺しのエナジーが蓄えられた殻など恐ろしい説明文素材に添えられている。
そのためかジンオウガ亜種の素材から作られた防具にもの気が宿り、古龍の一撃や息吹から装備した者を守る。ガンナーの防具からは猛が怯えるほどのの気を発し、打ち出す矢弾にの気を込められるという。その恩恵か、属性攻撃強化が付く。
  
殺しの実を好むを集める習性があり、帯電状態ならぬまとい状態になる。通常種と同じようにチャージをするのだがその頻度が半端なく、事あるごとに蝕を集めようとする。たとえ疲労状態になっていもお構いなくチャージ。さらに歩きながらチャージを行ったりするうえ、なんと2回のチャージで大体まとい状態となる。そのためまとい状態が非常に長く続く。あまつさえ通常種は帯電状態になると質が軟らかくなっていたが亜種は逆。まといの状態だと質が堅くなり、通常時だと質が軟らかくなる。また、しょっちゅうまとい状態になるため疲労状態になりづらい(まとい状態だと疲労がかった事にされるため)。
見たからはただのジンオウガの亜種を思わせるが、ヤマツカミ大雷光虫ファンネルのようにハンターを追尾する玉を作り出したり(ただし軌は一直線)、チャージ中にを降らせたりとハンターの攻撃を邪魔をしようとしてくる。
ハンターを追尾する玉はハンターだけでなくジンオウガ亜種にも当たるとダメージとなる。
属性やられを引き起こす行動が多いので、ウチケシの実が必要である。
瀕死になると、イビルジョーたち種の巣で休眠を取る。

ちなみに通常種にシビレを仕掛けると長時間拘束できる代わりに電を吸収されて帯電状態と化すが、亜種の場合は特に何も変わらないので他のモンスターと同じ感覚でシビレを仕掛ける事ができる。

ジンオウガ亜種の素材から作られる防具は「ジンオウZシリーズ」、もしくは「ゴクオウシリーズ」と呼ばれる。
容姿は通常種の素材から作られるジンオウXと何ら変わりはいが亜種の体色を反映して全体的にくなっている。ジンオウガ亜種は属性を扱うモンスターにしてはしく属性に耐性を持っているため防具にも高い耐性が付いている。イビルジョー戦などでは大活躍するだろう。しかし属性には滅法界弱くなっているので注意が必要。一式全てえるとスキルフルチャージ」が付く。これは体力満タンの時に攻撃UP【大】が付くというもの。発動すると左手う。解放、挑戦者と並んで厨二心をくすぐられる。ただし僅かでもダメージを喰らうとフルチャージの効果は消えてしまう。ブナハブラに突かれてもガード削りを喰らっても当然消える。そのため使いどころが難しい。他には集中、回避性+1、属性攻撃強化といった便利スキルが発動する。ガンナーは集中の代わりに装填数+1が付く。
防具の製作にはレア素材である獄狼竜のの他に、何故か雷狼竜のも要されるので通常種も狩る必要がある。

MHF-G

亜種も7番の遷種としてG10.1(2016/8/3)で狩猟解禁。
ちなみにMHFにおいて〇〇亜種というモンスターの追加は2008年エスピナス亜種以来となる。
メインシリーズとの違いとしては「まとい状態」が「帯電状態」と呼ばれており、り体毛が伸びてく染まるなど見たが大きく変化することと、G級では属性やられのみならず「やられ」という独自の状態異常を与えてくることがある。

登場するフィールド山とMHFオリジナルエリア
HR5の個体はメインシリーズや同じランクの原種と大差ないが、突進や尻尾叩きつけが高速化されていたりお手に横ステップからのお手や尻尾叩きつけへの生が追加されていたりはする。
MH4GG級個体をベースに大きく調整しているようで、G級でも基本的には原種に近い立ち回りができるようになっているが、MHF亜種らしく根本的に原種と違う技も用いるので全く同じ感覚では挑めない。
亜種の代名詞とも言える蝕弾もMH4Gベースで、ランク問わず帯電状態の一部攻撃に合わせて発生しハンターに向かって飛んでくるが、メインシリーズべて高い位置に発生しそこからの直線軌であることに加えてスピードも大して速くないので移動で簡単に対処できる。
また、独自モーションとしてその場で頭を上げて大量の蝕弾を発生させるものがあるが、数に気を付ければ対処は同じであり発生させている最中の本体は防備。
G級の帯電状態では蝕弾のビジュアルも変化し、これに当たってしまうと属性やられと蝕やられになってしまう。
オリジナル技としては属性竜巻を二つ発生させ飛ばす技のほか、前方に飛び掛かってから2回回転してハンターを打ち上げ上に大量の蝕弾を放って追撃するコンボ技も持つ。
後者は飛び掛かりに判定はいが回転はどちらに被弾しても打ち上げられてしまうため2回とも回避する必要があり、2回の威が高いことから1回に当たっていると2回が追撃になりその時点で根性を貫通されてしまう。
更にとどめの蝕弾は複数ヒット判定の上当然蝕やられもついているので絶対防御態勢なども意味。
しかし蝕弾は上にしか飛ばさないことから地上に判定はく、2回の回転をやり過ごせば使用後の隙も含めて攻撃チャンスであるため、予備動作を覚えて対処したい。
高速移動や拡散爆発ニフラム)など亜種ではオミットされた技もあるが、その代わりのG級限定最大技も備えている。
こちらも一定体力で使用するが、属性エネルギーをチャージしつつ高く跳躍して狙ったハンターにプレスを仕掛け、同時に属性エネルギー解放してハンターに打ち上げ+スリップダメージを与える亜種ニフラムとも呼べる技になっている。
チャージ後に跳躍してから狙いをつけるため原種とべると予備動作がかなり長い。
ただし、発動時から動かずその場中心に攻撃する原種と違い狙ったハンターにピンポイントで落ちてくる上に有効範囲外にも落が発生するため、原種の基本であった距離を取っての回避が難しい。
狙ったハンターの周囲の地面には着地の直前に属性色のが映るので、緊急回避する場合はそれを安に落に当たらないよう爆発の範囲内に飛ぼう。
ちなみに、G級亜種クエストは基本的にだが山ではこの技を使わないようだ。
メインシリーズでは作品によって評価に波のある亜種だが、MHF-Gでは原種同様強さと楽しさのバランスを取ってMHF環境に合うように調整されており概ね好評のようだ。

前述の通りMHFのジンオウガ亜種特有の状態異常であるやられは、喰らうと画面の端が属性に蝕まれるようにく塗りつぶされ武器れ味と体力が徐々に減っていく。
更に最大の特徴として一定時間ごとに回復などの消費アイテムが蝕まれて減っていってしまう
一般の属性やられではあるのでウチケシの実による解除、耐性による効化は有効。
また、ゲリョスに対する鉱石メラルーに対するマタタビのように、蝕が好む殺しの実を持っていると優先的に消費される。

武器は原種同様追加された穿龍棍を含め13武器種全て存在。
基本的に近接武器属性になっているが、双属性が存在しないため双剣属性ガンランスは最初から属性といった仕様の違いによる差異がある。
ちなみに双剣に関してはデザインが片方原種のものだが属性のみというアンバランスな状態となっている(一応MHFに存在する複属性には+属性もあるのだが)。
また、ヘビィボウガン武器名前MH4系だが、デザインMH3Gのもの(原種の色違い)となっている。
防具の「シリーズデザインMH3Gのものであり、1部位装備すると属性攻撃強化【大】が発動する。

大蝕龍蟲

MHSTのジンオウガは、通常種が大雷光虫戦闘中に呼び寄せたり同時出現していたりがあるが、亜種にも同様に戦闘中に呼び出したり同時出現する小モンスターがいる。それが大蝕である。
大雷光虫がそうであるように、大蝕は変異で巨大化した蝕であり、先の通り亜種との共生関係にいることから登場したものと思われるが、メインシリーズでは今のところ一度も討伐対にはなっていない。

亜種の武器

通常種同様、ジンオウガ亜種の素材から全種類の武器を作る事が出来る。しかし属性が変わったため命名の仕方が変わっている他、見たも変わって々としている。全ての武器には属性が伴っており古龍イビルジョーと戦う時には心強い相棒となるだろう。ライトボウガンとへビィボウガンは滅弾を速射/しゃがみ撃ちが可。どの武器も最終強化するまでに必ず獄狼竜の玉を要されるため全てえるのは大変。しかし一度手に入れれば苦労に見合った性を発揮してくれるだろう。
○○武器名)【○】と言った具合に命名されている模様。

二つ名個体

金雷公ジンオウガモンスターハンタークロス』では、“(きんらいこう)”という二つ名を持つジンオウガが登場する。
通常種よりも全体的に黄色味が増しており、さらに頭部のの片側が微妙に大きくなっているのが通常種との大きな違いで、加えて身体にう電黄金色に近くなっている。

この個体の最大の特徴は“常に帯電状態”にある事で、最初から帯電状態の動きでこちらを翻弄してくる。
それに加えてお手攻撃の回数が増えたり、放つ弾が地面に滞留する地雷になってたり、亜種が使ってきたようなバックボディプレスからのサマーソルトジャンプを繰り出してきたりと、通常種以上に行動パターンが苛である。

その上でさらにを集め、蓄積した電が最大に達すると全身が黄金で包まれた帯電状態に移行する。
この形態では攻撃パターンがより一層変化し、お手攻撃の際には落が発生してリーチが増大したり、弾の発射数と射程距離が伸びたり、そしてお手攻撃の直後にダイナミックなボディアッパーカットを放って来たりする。

ちなみに帯電状態は怯みだけでなく時間経過でも解除されるが、その間には広範囲に電撃衝撃波を発生させるため要注意。さらに常に帯電状態という関係上疲労もしない。

余談

モンハン日記 ぎりぎりアイルー村G』の第12話にて、モンスターでありながら、何故かセリフ付きで登場している。(CV:関智一
そのアニメでの話によれば、「雷狼竜の玉」がある体の部位は…?

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1743 ななしのよっしん
2024/03/10(日) 20:08:49 ID: WHh5YTjfSQ
総選挙TOP10前の11位亜種登場
総選挙内でのオウガ族の人気ランキングはどうなる?
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1744 ななしのよっしん
2024/03/12(火) 20:33:58 ID: P5qlZCToDl
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1745 ななしのよっしん
2024/03/13(水) 12:38:22 ID: Mykx9/cfSX
これ以上ランキングが昇ると
ジンオウガになってしまう……
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1746 ななしのよっしん
2024/03/13(水) 12:39:43 ID: 82bAFXJyq6
その時はが可がってやるよ
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1747 ななしのよっしん
2024/03/13(水) 19:43:50 ID: rXj+dMNRyq
ジンオウガ流石人気に私は驚きと納得を覚えています。
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1748 ななしのよっしん
2024/03/13(水) 23:14:32 ID: 2Wr4cwmOqB
人気があるから優遇されてさらに人気が集まるという全な正のループに入ってるからな
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1749 ななしのよっしん
2024/03/14(木) 11:07:25 ID: d6tLQQIYc0
人気過ぎて下手なもん出ないからずっと希少種出せないんだろうか
これはこれで人気者の辛い所だな
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1750 ななしのよっしん
2024/03/14(木) 12:43:47 ID: BDO7bFFsl6
亜種二つ名もヌシも全部おいしいところあるから票の分散すごそうだなと思ったら
ふつうに全員高順位獲得してたでござる
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1751 ななしのよっしん
2024/03/14(木) 21:53:01 ID: AV+ObP949H
属性も需要多いからジンオウガ出しとけば
属性が不足することもないしな
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1752 ななしのよっしん
2024/03/18(月) 21:21:43 ID: 5Qd2+IbQDY
遅れたけど1位おめでとう
3rdで初めて見たときカッコ良すぎてれたの今でも覚えてるわ
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