ジン・ジャハナム単語

ジンジャハナム

ジン・ジャハナムとは、アニメ機動戦士Vガンダム」に登場する人物または秘密結社「リガ・ミリティア」の導者のコードネーム

概要

ジンアラブ圏での精霊や魔人の総称(アラビアンナイト参照)。ジャハナムはイスラームの魔界を意味するとされる。意訳すると「魔界の大魔神」「大魔王」といった露悪的なコードネームである。

非常に中東色の濃い名称ではあるが、リガ・ミリティア戦場ヨーロッパであり構成員も同様であるため関連性は不明である。ただ、アラビアンナイトの受用史を見ても分かる様に、オリエンタルな趣味ヨーロッパではごく普通に見られるため特に不自然と言う訳ではない。

複数人が名乗っているがこれはリガ・ミリティアが秘密結社(ザンスカール帝国はもちろん、連邦とも本来は相いれない組織)であるため、導部の一斉摘発や襲撃と言うリスクを常に配慮せねばならないための偽装である。作中で登場した人物は後述の二人だが、他にも十数人は存在したとされる。

スーパーロボット大戦シリーズではこの設定を利用し、他の版権キャラオリジナルキャラがジン・ジャハナムの一人として設定されることがある。有名なのは旧シリーズビアン・ゾルダークや、『D』の神隼人など。決してジンつながりのダジャレではない。

真のジン・ジャハナム、 ハンゲルグ・エヴィンについて

リガ・ミリティアの創始者でありウッソ父親。厳格な人物とされウッソにスパルタ教育を施したとされるが、作中では特に彼を叱するシーンは存在しない。そもそも、リガ・ミリティアの機密義は底しており、息子であるウッソハンゲルクがジン・ジャハナムであることを後半まで知らず、逆にハンゲルグも息子が自身の抵抗運動に参加していることを知らなかった。

また、再会後も妻であるミューラ・ミゲルとは違い、ウッソにはややぶっきらぼうに接しておりその内心は不明である。同志であった連邦提督であるムバラク・スターンは息子天才児ゆえの苦悩または戸惑いと察しており、特に小説漫画版では両者の間を思いやることも多かった。

登場後は前半と違い積極的に前線に出ており、最終決戦ではムバラク・スターンと共に揮を執っていたがムバラクによる決死の特攻作戦には従わず逃亡。その後の行方は不明であるが、ザンスカール後の仮想敵である木星開発団への潜入に向かったとされる。

バラクはこの最終局面での逃亡をして彼を「はしっこい男」と評しており、ファンの間でも後述のもう一人のジン・ジャハナムの最期とべた上で賛否がある。ガンダム作品に限らず、父親ロボットの開発者または組織の導者と言うのはロボットモノの鉄板だが、その中でものないある意味特異な最期であった。

ただし、小説版ではムバラクに諭された上での退艦とされており、漫画版ではウッソをかばった上で戦死している。

担当声優堀内賢雄

影武者であるジン・ジャハナム

最初にジン・ジャハナムとして登場した人物である。初登場時、導者として期待を寄せるウッソに、自身の身ばかりを気に掛ける振る舞いをして「あの人は趣味じゃない」とまで失望させる。その後もしばらくは無能のくせに威り散らす、不利になったり危険が迫ったりすると動揺を隠さない、威厳も権限もないにも関わらず連邦の上層部から視され不満を訴えるetc…と、とてもリーダーとは思えない言動を取り続けた。作戦の立案と揮はリーンホースの艦長であったゴメス大尉らが取っており、特にゴメス視を決め込む、逆に慇懃礼な言動でを飛ばすなど意識してフォローに回っていた。現場パイロットたちからも不評であり、オデロからはその小太りでさえない貌と役に立たないをして「の置物」(信楽焼きか?)と揶揄されている。

名称そのものは確かにジン・ジャハナムであり揮権限もリーンホースとその周辺までなら存在したことから、厳密な意味ではよく言われる影武者ではなかったとも取れる(前述のように、揮系統を分散させリスクを減らすのはゲリラ活動を行う秘密結社の常套手段である)。ただし、本人のはもちろん、与えられた役割が影武者であることを自覚しその上で不満を抱いていたためか、中盤まで影武者と言う評価をえるものではなかった。

しかし、後半は突然別人のように揚で器量のある人格が前面に出始め、最終決戦を前にしたウッソたちの行動(リラックスするために全員ボール遊びをする)に頭を抱えたゴメス高笑いしてこれを許している。

最終決戦時もリーンホースの損しくなると、覚悟をする時が来たと発言してゴメスに特攻を示唆。老人のクルーたちも同様に覚悟を決めており、若いクルーを退艦させた上でこれを実行する。この際、若いクルーの退艦が済んだことを報告したゴメスに対して発した

若い者たちが生き残ればこの名前(ジン・ジャハナム)は私のものとしてり継がれるってもんさ…行っていいぞゴメス艦長!

は名シーンとして名高い一連のシーンでも特に名台詞とされている(動画では彼を賞賛するコメントで埋め尽くされることがある)。ゴメスも即座に了承し、初めてジン・ジャハナムとしての彼の「命」に従った。その後もブリッジに踏みとどまり、しい攻撃を受けた上で戦死。享年は不明である。アニメ版では負傷しつつも操艦を続けるゴメスの後方で、すでに椅子から吹き飛ばされ息絶えて(あるいは意識不明)いると言う描写がありその最期は壮絶なものだったようだ。

この前半と後半の人格の変には諸説あり、のジン・ジャハナムとの出会いからリーダーシップ覚めたとするものが有である。しかし、実際には上記のセリフに見られるようにシュラク隊をはじめ多くの若者が命を落とす場面に遭遇し、大人としての責任や覚悟に覚めたことが大きいのではないだろうか。ガンダム名物である最終局面で主人公が死んだ人間と触れ合うシーンでも彼が登場しており、ウッソの中にあったわだかまりも消えていたようだ。

のジン・ジャハナムの逃亡もあってか、ファンの間では「彼こそのジン・ジャハナム」とするも多い。文字通り、ジン・ジャハナムの名は彼のものとしてり継がれたのである。

担当声優松尾銀三。彼の死後は辻親八が引き継いでいる。

関連動画

なお、クロノクルに撃破され漂流していたジャンヌダルク(ムバラクとハンゲルグの乗艦)が敵艦であるダルマシアン突した際、ムバラクと共にハンゲルグの幻影が移るカットがある。これはハンゲルグを脱出させた監督の意向が製作現場に伝わらなかった故のミスとされるが、一部ファンはこれをもってハンゲルグも特攻したのではないかともする。

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ジン・ジャハナム

18 ななしのよっしん
2017/12/28(木) 03:12:42 ID: Sx9VRUf3TL
これは死を美化してるとかじゃなくて、富野の戦争に対するメッセージなんだよ
第二次世界大戦では若者を死地に追いやりながらものうのうと生きて、寿を全うしたがいるから
そいつらに対して「お前死ね!」と言ってるようであり「こうして欲しかった」と理想を重ねてるようでもある。
このシーンはなんだかんだいって戦争を起こした連中が一掃されるからな
19 ななしのよっしん
2017/12/28(木) 03:12:42 ID: Sx9VRUf3TL
これは死を美化してるとかじゃなくて、富野の戦争に対するメッセージなんだよ
第二次世界大戦では若者を死地に追いやりながらものうのうと生きて、寿を全うしたがいるから
そいつらに対して「お前死ね!」と言ってるようであり「こうして欲しかった」と理想を重ねてるようでもある。
このシーンはなんだかんだいって戦争を起こした連中が一掃されるからな
20 ななしのよっしん
2018/03/02(金) 15:53:19 ID: Dvy49hKbaV
Vガンザンボット3もあの特攻描写は富野の太平洋戦争批判なんだよね
富野が特攻をどう捉えているかはさらにリーンの翼を読むと分かる
サコミズ(若者)は教育によって洗脳されていて、それがバイストンウェル(未知の世界)での生活体験で解けていく
サコミズは自分がいかに小さく狭いの中で暮らし、世界に対して無知で、
その無知につけこまれていたかを、バイストンウェルでの第2の人生で知る

富野は戦時中、老人が若者に強いた犠牲と洗脳的な教育批判してる
だから自分の作品では若者ではなく老人に特攻をさせて責任をとらせて
ウッソにしろファミリーにしろ、味方側であっても子供を洗脳教育して
戦闘兵器に乗らせて殺人をさせた大人にはその報いを受けさせている
21 ななしのよっしん
2018/03/02(金) 20:35:25 ID: Kv38qA6jOx
Vガンの作中にもザンスカール軍内で働く少年少女兵みたいなのがいたけど、
ああいう子供を兵士として育ててる軍やカガチとかはやっぱり悪ってことなんかね

ウッソ達はそんなに洗脳って感じはないけども、マーベット含め周りの大人達は子供達に戦争をさせて(しかもたびたびウッソに頼ることもあって)罪悪感みたいなのはあった気はするな
22 ななしのよっしん
2018/05/17(木) 22:43:52 ID: d7qBU1+M7T
>>18-20
でも、その富野の言説を突き詰めていくと「自分が前線に出て、責任を取るなら、戦争をしてもいい」という貴族戦争論になっちゃう

そして、第二次世界大戦日本の陸軍や軍の将校が一度の作戦の失敗で、どんどん自決、艦とともに沈むことを選んだため、
富野が批判した若者を死地においやったらは、生存した一般兵の断片的な表現から情報を得るしかなかった
しかも、新兵を揮するのも新米将校なのに、また1回の作戦失敗で自決するという悪循環になったということを忘れてる

子供を戦わせないなら、大人たちが全滅した後、武器の扱いを知らないから、相手の大人一方的に殺される…まで描かないと
実際に資が乏しいモンゴル原では、子供を奴隷にする余裕すらなかったので、子供まで殺すのが当たり前だった
そのせいで、部族が次々に消滅し続けて、石に刻まれて土に埋まっていた遺跡と断片的な中国歴史書の記述以外は何も残ってないことが良くある
23 ななしのよっしん
2018/05/23(水) 09:57:28 ID: rB8lhAkkQ4
日大にジン・ジャハナムはいなかったな…。
24 ななしのよっしん
2018/06/21(木) 21:59:39 ID: UJYqNp9WwD
>>16

タヌキの方のジン・ジャハナムは別に、高な死にざまをしたかったんじゃないんだぜ
怖いのを堪える為に、格好をつけてみせたんだ
25 3543
2019/01/08(火) 18:19:12 ID: E+mz0jH8Is
>>21
野はその辺も理解してるから、リガ・ミリティアを描き、ジャハナムを特攻させず生き延びさせたんだろうし、子供に全く未来がない残酷すぎる結末なんてこれ以上描きたがらないだろう。

ジャハナムは、としては褒められたものではなく、「正しい判断」の元に、非正当化し続けて、幾ら罪を重ねても生き延びようとする恥知らず、いつまでも若者にを譲らない大人とも言える。だからこそムバラク艦長に呆れられたし、もう少し年取ってたら、正当性を幾ら持ち出したとこで、ほぼ間違いなく死んでたキャラだろう。

野作品は基本的に、若者は生きてくれ、未来ない老人や導者とか戦争で好き放題してきたは、どんな理由があろうが消えてくれってのが根底にある。

というか野は「自分が前線に出て責任を取るなら戦争OKとかアホか。戦争は制御できるものでもなく、必ず他人を巻き込むし、個人で責任取りきれるもんじゃない。だから戦争なんかするな」って感じだろう。
26 ななしのよっしん
2019/01/08(火) 18:31:56 ID: wZVB13RfoJ
はよ偽ジャハナム使えるゲーム出してくれや
27 ななしのよっしん
2019/03/31(日) 04:11:28 ID: UZA2KUFSNl
リガミリティア大人たちって、カテジナと対になるよう描いてるように見える
序盤のリガミリティアは、戦争に子供を巻き込むことを
カテジナに何度か批判されてる
この時はカテジナの方がまあ正論だとは思う

戦争が続いていき、カテジナはだんだんと狂気に囚われていく。
一方リガミリティア大人たちは、子供を巻き込む負いをずっと抱えていた。


…ってか、ぶっちゃけZのヘンケンの時あれこれ言われたから
理解者だけ残って特攻する展開にしたんだと思う
ネスかわいそうとか絶対言われるし