ジーンダイバーとは、1994年4月4日から1995年1月24日の間にNHK教育『天才てれびくん』内で放送された実写とCGを併用したハードSFアニメである。監修は金子隆一。
概要
あらすじ
近未来、コンピュータ上で過去の地球を分子レベルからまるごとシミュレーションした「バーチャル世界」が構築されていた。子供たちはその中へ入ってゲーム感覚で恐竜などの遺伝情報を採取し、研究に役立てていた。しかしマザーコンピュータにトラブルが起こり…
- 前作となる『恐竜惑星』と同様に全編を通じて主人公である「芳賀 唯」をインパクトのあるキャラ「虎哲」(こてつ)と「アキラ」がナビゲートをするという形を取っていた。
- 唯が主人公であるが、何故かティルのほうが人気がある。
- 本記事初版作成時の2008年には20代ホイホイのひとつでもあった。その後30代ホイホイ、40代ホイホイへとランクアップしていくと思われる。80年代生まれホイホイ。
- 恐竜惑星・救命戦士ナノセイバーと合わせてバーチャル三部作と呼ばれる。
- 対象が小学生とは思えないほど科学考証に力を入れており、一級のハードSFアニメとして楽しめる。
- タイムブースターは前作の恐竜惑星でも登場しているが、今作ではより省エネ化されている模様。
- 2003年12月にDVD化された。
登場人物
- 唯 声:白石文子 実写:鹿島かんな
- 主人公の少女。髪形はポニーテールで、大きなリボンを付けている。ごく普通の優しい女の子。バーチャル世界の時空を飛び回って様々な存在と出会ってゆくことになる。たまに現実世界にいるときは実写だが、ほとんどバーチャル世界にいてアニメキャラとして動く。切り札はタイムブースター。バーチャル世界で自分の運動だけを極端に加速できるが、周囲の空気も重くなって呼吸ができないので、超小型酸素ボンベを口にくわえる。
- パック 声:熊谷ニーナ
- キツネに妖精の羽が生えたような姿の、謎の動物。照れ屋で食いしん坊の、マスコット的存在。
- ティル 声:岩男潤子
- 現実世界では存在しない種「プグラシュティク」の名門、リャナン家出身の騎士。時に感情的になるが、賢く勇敢。恐らくジーンダイバーで最も人気のあるキャラクター。
- ドライ6(ドライシックス) 声:三木眞一郎
- エウロパ人。エウロパは木星の第二衛星。理知的で落ち着いており、危機には鋭く反応するが感情に振り回されることはない。仲間と共に侵略者の手から自由を勝ち取るという意志は固い。後半で登場。
- 虎哲 声:斎藤隆
- コンピューター。バーチャルステーションでマザーコンピュータを管理し、現実世界のバーチャルステーションから唯をサポートする。有能・博識かつ戦略的で、基本的には全て彼が指揮をとる。見た目はポリゴンのCGで、博士っぽいロボットといった外見。コンピュータなのにしょっちゅう怒ったり動揺する。パックとよくけんかしている。
- アキラ 安藤一志
- バーチャルステーションで虎哲と共に唯をサポートする少年。バーチャル世界には行けないため実写のみ。ごく普通の男の子だが顔芸には定評がある。
- セラフィー 声:篠原恵美
- コンピューター。虎哲と同様にマザーコンピュータを管理、唯たちをサポートする役割。見た目はやはりポリゴンのCGで、女の子。この子が成長した頃に物語は後半に入り(OPも変わる)、唯たちは背後に横たわる存在に接近してゆく。
関連動画
関連項目
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