ジーンとは、特撮ドラマ『仮面ライダーギーツ』に登場する人物である。
演:鈴木福
概要
謀略編第16話より登場。リアリティーライダーショー「デザイアグランプリ」のオーディエンスの一人である。
浮世英寿(ギーツ)のサポーターを務めており、シークレットミッションの設定やバックルの提供などを行い、彼をサポートしている。しかし、当の英寿はあまり気が合わないのか、若干距離を置くような言動も見られる。
DGPへの愛着は作中でも特に強く、参加者の生き様がもたらす感動を重要視している。そのため、それに横槍を入れたり、妨害を行ったりすることに対しては強い嫌悪感を示す。ジャマトやベロバのことは特に嫌っており、「人の不幸で喜ぶ悪趣味な連中」だと言い表している。
自らも仮面ライダーに変身することができ、DGP存続のため、時には戦いに赴くこともある。その際も、英寿と道長が対面した際は引き下がるなど、自らは安易に介入しない姿勢を見せている。
第27話では、英寿が秘めている特別な力を知り興奮するも、当の本人からは「俺の人生はお前の娯楽じゃない」と厳しい言葉を突きつけられる。その後、ベロバに目の前で英寿を殺されかけたり、英寿の口から戦い続けてきた過去とその内に眠る覚悟について語られたりしたことで、今までに感じなかった恐怖や苦しみを経験した。そんな彼に対し、英寿は「大事なのは今をどう生きるかだ」と声をかける。
英寿の言葉に後押しされ、今を生きる決心をしたジーンは、自らのレーザーレイズライザーを英寿のドライバーに装填し、レーザーブーストフォームへと変身させている。
仮面ライダージーン
「変身」
LASER ON
ZIIN LOADING
READY FIGHT
ジーンがレーザーレイズライザーで変身する仮面ライダー。
黒と白をベースとしたスーツに、デザイナリーデバイスの「インリアライザー」「アウトリアライザー」が突き刺さったような左右非対称のデザインが特徴。どこかSFチックで未来感漂うライダーである。
ケケラやキューン、ベロバが変身するライダーは、軒並み巨大だったり動物の見た目をしていたりすることから、未来の仮面ライダーで等身大サイズのヒト型ライダーは逆に珍しいのかもしれない。「英寿と共に戦えるように、あえてこのような姿になっているのではないか」という考察もされている。
余談
- ジーンを演じる鈴木福は、自他ともに認める仮面ライダーオタク。子役時代に『仮面ライダーOOO』にゲストで出演しているほか、2021年公開の『スーパーヒーロー戦記』では石ノ森章太郎役を演じている。レギュラー出演は今作が初。
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