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スイートプリキュア

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ニャプニャプ～！
スイートプリキュア♪とは、東映アニメーション製作のプリキュアシリーズ第8作目なんだニャ！

概要ドド！

2011年 2月6日よりABC・テレビ朝日系列にて放送開始し、2012年 1月29日に放送終了。全48話。
音楽をテーマにした、東映アニメーション製作のアニメ「プリキュアシリーズ」の8作目。
歴代プリキュアでは6代目のプリキュアとなる。

タイトルの『スイート』は、「甘い」の"Sweet"ではなく、「組曲」を意味する"Suite"（ただし、パートナーの一人がカップケーキ屋の娘なので、「甘い」要素が全くないわけではない）
タイトルロゴも、五線譜をモデルにしたデザインがなされている。

プリキュアの配色は両者ピンク色を採用しているという歴代初の試み（実際はピンクと白？）
また、パートナーの妖精もプリキュア側と悪の組織側に存在していた。
（前期はプリキュア&メイジャーランド側はハミィ、マイナーランド側はセイレーン。
　中期でセイレーンがマイナーランドを離反→プリキュアとなったため、マイナーランドの妖精はいなくなる。)

プリキュアを歌手として支えてきた工藤真由が、音符の妖精であるフェアリートーンの声を担当。
それまでは端役としてのゲスト出演しかなかったが、今回はレギュラーとしての出演を果たしている。
8役（!?）を使い分けた彼女の演技も、本作の見所である。

また、プリキュアシリーズ TV版初のブルーレイ化作品でもあり、2011年 10月から全4巻にて発売開始された。
各巻2枚組で12話（Vol.4のみ13話）ずつの収録となっている。

あらすじレレ！

音楽が溢れる町、加音町。

この町で育った北条響と南野奏は小さい頃からいつも一緒だった幼なじみ。けれど、中学生になってからは何故か顔を合わせればケンカばかり…。

そんな二人のもとに、音楽の国「メイジャーランド」からやってきた妖精《ハミィ》が現れた！
ハミィは、伝説の楽譜に書かれている《幸福のメロディ》を《不幸のメロディ》に変えようと企む悪の王《メフィスト》から世界を守るため、二人にプリキュアに変身して欲しいと頼む。

いつもは全く意見が合わない響と奏だが、二人の正義の心が一つになったとき、プリキュアに変身する！

東映アニメーション公式 HPより引用　　　　　　　　

登場人物ミミ！

「」のあるキャラには個別記事があります

「北条響」 (ほうじょうひびき)/キュアメロディ CV：小清水亜美
「南野奏」 (みなみのかなで)/キュアリズム CV：折笠富美子
「セイレーン(スイートプリキュア♪)」→「黒川エレン」 (くろかわえれん)/キュアビート CV：豊口めぐみ
「調辺アコ」 (しらべあこ)/キュアミューズ　CV：大久保瑠美
「ハミィ」 CV：三石琴乃(歌声のCV ：Re mi)
「フェアリートーン」(ドドリー含む) CV：工藤真由
「クレッシェンドトーン」 CV:西原久美子
「南野奏太」 (みなみのそうた) CV:小林由美子
「西島和音」(にしじまわおん) CV：儀武ゆう子
「東山聖歌」(ひがしやませいか) CV：西野陽子
王子正宗(おうじまさむね) CV：小田久史
アフロディテ CV：日髙のり子
調辺音吉(しらべおときち) CV：園部啓一

マイナーランド

詳しくは「マイナーランド」の記事にて

公式発表前の情報ファファ！

2010年 11月4日の「GIGAZINE」で、特許電子図書館の商標公報に「スイートプリキュア♪」が登録・公表されていたというニュースが取り上げられた^[1]。

Wikipediaにおいても、直後に『スイートプリキュア♪』の項目が新規作成されたが、公式発表がまだされていないという理由で一度削除されている^[2]。

主題歌ソソ！

♪：前期オープニングテーマ「ラ♪ラ♪ラ♪スイートプリキュア♪」: 作詞：六ツ見純代、作曲：mar hy、編曲：久保田光太郎、歌：工藤真由
♪：後期オープニングテーマ「ラ♪ラ♪ラ♪スイートプリキュア♪～∞UNLIMI TED ∞Ver～」: 作詞：六ツ見純代、作曲：mar hy、編曲：久保田光太郎、歌：工藤真由
♪：前期エンディングテーマ「ワンダフル↑パワフル↑ミュージック！！」: 作詞：六ツ見純代、作曲：高取ヒデアキ、編曲：籠島裕昌、歌：池田彩
♪：後期エンディングテーマ「♯キボウレインボウ♯」: 作詞：六ツ見純代、作曲：山崎燿、編曲：Mine-Chang、歌：池田彩

放送リストララ！

ABC・テレビ朝日系全国ネット

2011年 2月6日（日）より2012年 1月29日（日）まで、毎週日曜 8:30より放送してたニャ！
BSS 山陰放送は毎週土曜11：15より放送中だニャ！

TVシリーズ

話数	サブタイトル	放送日	脚本	演出・絵コンテ
第1話	ニャプニャプ〜!スイートプリキュア誕生ニャ♪	2011年 2月06日	大野敏哉	境宗久
第2話	ガガ〜ン!早くもプリキュア解散の危機ニャ!	2011年 2月13日	大野敏哉	畑野森生
第3話	ジャジャ〜ン!響は音楽嫌いニャ?	2011年 2月20日	米村正二	岩井隆央
第4話	モグモグ!奏が見せる気合のレシピニャ♪	2011年 2月27日	伊藤睦美	田中裕太/山口祐司
第5話	ドタバタ!テレビレポーターに挑戦だニャ♪	2011年 3月06日	木滝リマ	芝田浩樹
第6話	ガミガミ!お説教が生んだミラクルベルティエニャ♪	2011年 3月20日	成田良美	小川孝治
第7話	テッテケテ〜!音吉さんの秘密に迫るニャ♪	2011年 3月27日	大野敏哉	織本まき子
第8話	チャララ〜ン!セイレーンのニセ親友大作戦ニャ!	2011年 4月03日	米村正二	池田洋子
第9話	ハニャニャ?奏に足りないものって何ニャ?	2011年 4月10日	伊藤睦美	広嶋秀樹/山口祐司
第10話	ウッホッホー!響先生、幼稚園で大奮闘ニャ♪	2011年 4月17日	大野敏哉	畑野森生
第11話	ギョギョギョ!謎のプリキュア現るニャ!	2011年 4月24日	成田良美	岩井隆央
第12話	リンリーン♪キュアミューズのこと教えてニャ!	2011年 5月01日	大野敏哉	田中裕太
第13話	ムムム〜ン!セイレーンとハミィの秘密ニャ♪	2011年 5月08日	米村正二	芝田浩樹
第14話	アワワワ〜!ミューズ対ミューズ、本物はどっちニャ?	2011年 5月15日	伊藤睦美	小川孝治
第15話	メロメロ〜!奏のラッキースプーンニャ♪	2011年 5月22日	成田良美	広嶋秀樹/山口祐司
第16話	ピンポーン!交換ステイでベストフレンドニャ♪	2011年 5月29日	大野敏哉	池田洋子
第17話	ウルルン!ママはいつでも子供の味方なのニャ♪	2011年 6月05日	米村正二	織本まき子
第18話	フワワ〜ン!音符集めも楽じゃないニャ!	2011年 6月12日	伊藤睦美	長峯達也/岩井隆央
第19話	グニャグニャ〜!プリキュアに変身できないニャ!	2011年 6月26日	成田良美	広嶋秀樹/山口祐司
第20話	アアアアア〜♪セイレーン、最後の作戦ニャ!	2011年 7月03日	大野敏哉	畑野森生
第21話	ドックン!奇跡のプリキュア誕生ニャ!!	2011年 7月10日	大野敏哉	小川孝治
第22話	ララー♪魂の調べ、その名はキュアビートニャ!!	2011年 7月17日	成田良美	芝田浩樹
第23話	ザザ〜ン!涙は世界で一番ちいさな海ニャ!	2011年 7月24日	米村正二	田中裕太
第24話	サンサン!お砂のハミィで友情の完成ニャ!	2011年 7月31日	伊藤睦美	広嶋秀樹/山口祐司
第25話	ヒュ〜ドロ〜!エレンの弱点見〜つけたニャ!	2011年 8月07日	小林雄次	門由利子
第26話	ピポパポ♪フェアリートーンの大冒険ニャ♪	2011年 8月14日	成田良美	黒田成美
第27話	カチッカチッ!30分で世界を救うニャ!	2011年 8月21日	米村正二	織本まき子
第28話	ドキドキ!エレン初めての学校生活ニャ!	2011年 8月28日	伊藤睦美	岩井隆央/池畠博史
第29話	ハラハラ!メイジャーランドで宝探しニャ♪	2011年 9月04日	小林雄次	広嶋秀樹/山口祐司
第30話	ワオーン!ヒーリングチェストの不思議ニャ!	2011年 9月11日	成田良美	田中裕太
第31話	ワンツー!プリキュアキャンプでパワーアップニャ!	2011年 9月18日	米村正二	山口祐司
第32話	オロオロ〜!ヒーリングチェストが盗まれたニャ!	2011年 9月25日	伊藤睦美	広嶋秀樹/池畠博史
第33話	ホワワ〜ン!みんなの夢はプリキュアの力ニャ!	2011年 10月02日	小林雄次	黒田成美
第34話	ズドド〜ン!メフィストがやって来ちゃったニャ!	2011年 10月09日	成田良美	岩井隆央
第35話	ジャキーン!遂にミューズが仮面をとったニャ!	2011年 10月16日	米村正二	境宗久/織本まきこ
第36話	キラキラーン!心に届け、ミューズの想いニャ!	2011年 10月23日	大野敏哉	畑野森生
第37話	ワクワク!ハロウィンでみんな変身ニャ!	2011年 10月30日	伊藤睦美	土田豊
第38話	パチパチパチ♪不思議な出会いが新たな始まりニャ!	2011年 11月13日	小林雄次	田中裕太
第39話	フギャー!音符がぜーんぶ消えちゃったニャ!	2011年 11月20日	成田良美	織本まき子
第40話	ルルル〜!雨音は女神の調べニャ!	2011年 11月27日	米村正二	広嶋秀樹/山口祐司
第41話	ファファ〜♪最後の音符はぜったい渡さないニャ!	2011年 12月04日	大野敏哉	黒田成美
第42話	ピコンピコン!狙われたキュアモジューレニャ!	2011年 12月11日	小林雄次	岩井隆央/地岡公俊
第43話	シクシク……不幸のメロディが完成しちゃったニャ!	2011年 12月18日	米村正二	広嶋秀樹/畑野森生
第44話	ドレラド〜♪聖なる夜に生まれた奇跡ニャ!	2011年 12月25日	成田良美	三塚雅人/山口祐司
第45話	ブォ〜ン♪ノイズの好きにはさせないニャ!	2011年 01月08日	小林雄次	土田豊
第46話	ズゴーン!プリキュア最後の戦いニャ!	2012年 01月15日	成田良美	岩井隆央/地岡公俊
第47話	ピカーン!みんなで奏でる希望の組曲ニャ!	2012年 01月22日	大野敏哉	田中裕太
第48話 (最終回)	ラララ〜♪世界に響け、幸福のメロディニャ!	2012年 01月29日	大野敏哉	境宗久

「映画スイートプリキュア♪ とりもどせ! 心がつなぐ奇跡のメロディ♪」

2011年 10月29日に公開された劇場版。監督は池田洋子、脚本は大野敏哉。

プリキュアシリーズでは珍しい本編と直にリンクする内容である。時系列的には36と37話の間のストーリーのため、前後の回の会話には映画の内容との関連性を示すような描写があり、本作のテーマである「心の歌」のオルゴールが37話で登場する。

スタッフシシ！

原作：東堂いづみ
プロデューサー：松下洋幸 (ABC) 、佐々木礼子 (ADK) 、梅澤淳稔（東映アニメーション）
シリーズディレクター：境宗久
シリーズ構成：大野敏哉
キャラクターデザイン・総作画監督：高橋晃
美術デザイン：増田竜太郎
音楽：高梨康治
製作 ABC、ADK、東映アニメーション

スイートプリキュア♪で是非見ておきたい回

第1話	記念すべき第1話。初変身！ﾊﾓったﾆｬ！
第2話	喧嘩しつつも、ひびかな伝説の始まり。
第6話	奏太登場。姉弟愛と響の微笑ましい関係。
第7話	音吉さん登場。30分ひびかな天国。「足挫いた。･･･おんぶして」
第10話	ゴリラの真似で幼稚園の子供たちを楽しく導く発想の勝利。
第15話	奏の本領発揮。王子先輩にときめく奏の可愛さ爆発回。
第16話	交換ステイで互いを知るひびかな。ひびかなの友情の最終形。
第17話	まりあママ回。響の将来の夢が決定。響のﾃﾞﾝﾌﾟｼｰﾛｰﾙ
第20話	中盤の大詰めpart1。セイレーン最後の作戦。
第21話	中盤の大詰めpart2。キュアビート誕生。ハミィの覚悟と涙。
第26話	フェアリートーン回。フェアリートーンたちの可愛らしい舞台裏。
第30話	シリーズ屈指のギャグ回。まさかのクイズ形式ネガトーン。
第33話	夢に邁進する少女たち。メロディの仁王立ち。
第36話	真キュアミューズ初戦闘。明かされる黒幕の存在。
第37話	ハロウィンコスプレ大会。視聴必須の各々のコスプレ。
第41話	これまた屈指のギャグ回。ﾔﾒﾃﾖ!ｾｲｶｾﾝﾊﾟｰｲ!
第46話	神作画・神戦闘。ノイズ様最終形態登場。ｱﾀﾀﾀﾀ!ﾊﾞﾘｰﾝ!
第47話	最終決戦。これまでの1年の集大成。
第48話	最終回。少女たちの成長は音吉さんの思惑すら超えていく。
劇場版	アコとその家族の心の絆をテーマにメイジャーランドを脅かす闇との戦い。メフィストの存在感、ここでもひびかな天国、ハミィとエレンの箱を巡る漫才は必見。

小ネタ・話題

トリオ・ザ・マイナーは、最初男2人女1にする予定だった。しかしセイレーンがいるので男3人に変更された。
スイートのデザインは見ての通り細かく、アニメーターからも悲鳴が漏れている。しかしキャラデザの高橋曰く「簡単に動かすコツ」があるらしい。
リズムのミュージックロンド放出後の横切るシーンを提案したのは長峯達也監督（「ハートキャッチ」シリーズディレクター）である。技のバンクシーンは主に長峯コンテらしい。
アコの名字は設定資料集で確認でき、初期は公式でも確認出来たが、すぐネタバレ回避で伏せられている。しかし、本編をよく見ると音吉さんのメガネと同じフレーム(色違い)だったりする。
初期設定でのキュアミューズ（仮面）の名前は「黒プリキュア」。
初期には前作同様ネタバレ流出があった。その資料に「キュアビート」というキャラが載っており、髪の色がブルーになっているが、実際は和音がビートにはならなかったうえ、よく見ると和音と聖歌の名前が違っている。ブラフとの説も出ていたが、真相はあるネットユーザーによって精巧に作られたガセバレであることが放送終了間際に明かされた。曰く、「放送開始後にばらそうと思ったら和音という似たような子が出てきてしまったので少し黙っておこうと思ったら、ほんとに追加戦士にキュアビートが出てきてしまったのでもうちょっと黙っておくか、と思っていたらこの時期になってしまった」とのこと。
シリーズディレクターの境宗久は、梅澤Pの「来年、一年間だけ付き合え」というメモだけで採用が決まった。
映画は元々例年通りパラレルを前提とした番外作品の予定だったが、震災の影響でスケジュール的に映画の公開と重なるようになったため、急遽本編とクロスする展開へと方向転換した。
東日本大震災の影響で2011年 3月13日の放送は休止。翌週の3月20日の放送では提供各社がCMの放映を自粛していたため、提供のクレジットが一切なく、プリキュア史上唯一、番組中のCMは全てACジャパンのCMが流された。
実は本作品がプリキュアシリーズのみならず、東映アニメーション制作作品としては最後となった、サブタイトルやクレジット表記、字幕等で写研製フォントを使った作品である。と言うのも、DTP全盛時代となってからというもの、それに追随してこなかった写研の電算写植での文字出力では時代遅れかつ、費用が割高となってしまうためである。その代わりにフォントワークスのフォントが導入されるようになり、以降それが中心となっていくことになる。
これまでBS・CSでの再放送はBS11やアニマックス→キッズステーション、東映チャンネルなどが中心だったのだが、2024年 7月より突如としてディズニー・チャンネルでの放送が始まった。もっとも今回の放送は2014年にフランスで制作・放送され、その後ディズニーが放映権を取得した「アイドルプリンセス ★ロリロック（原題：Lol ir ock）」の日本語吹き替え版初放送とのセット放送になっている。こちらの作品、魔法の国のプリンセスという魔法少女アニメ要素とガールズグループを結成してステージで活躍するアイドルアニメ要素を持っており、部分部分で似通った要素がある、と見なされたのでは。

脚注

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ページ番号: 4498746
初版作成日: 10/11/05 21:26

リビジョン番号: 3298137
最終更新日: 24/08/29 13:23

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