スカイガンナー(SKY GUNNER)とは、2001年にピクセルアーツ社で開発され、ソニー・コンピュータエンタテインメントから発売されたPlayStation 2用の3Dフライトシューティングゲームソフトである。
概要
2001年に発売された本作は、今までのフライトシューティングやそれに近いリアリティのあるゲームに対し、3D空間で本来のシューティングゲームらしさを味わえるゲームとして開発された。
そのため、これまでのフライトシューティングにはない、様々なシステムが導入されている。また、ライト層をターゲットとしているため、最近のシューティングにあまり見られない明るい雰囲気やファンタジー性、ジブリ映画的な作風、残虐性が一切ない点など、ファミリー向けに作られている。
しかし、実際の難易度は高いため、挫折して投げ出す人も少なくはなかった。また、今作はCMなどの大々的な広報活動がほとんど無かった為、知名度もあまりなく、製作会社のピクセルアーツ社も発売後、解散してしまったと言われている。だが、実際プレイしている人達からは、完成された世界観や独自のシステム、そしてやりこみ性の高さなどが評価されており、現在でも続編を望むファンの数は少なくない。
また、今作には浜野和子(KAZCO)による歌「遥かな空へ」とともに、ゴンゾによって手がけられたアニメーションが繰り広げられるOPムービーがあり、それに対する評価も高い。
世界観
ハイテクじみたものが無く、蒸気機関によって動作する機械が多く存在する、いわゆるスチームパンクと呼ばれる世界観で、船や自動車よりも、主に飛行機関係のものが発達した世界である。
また、この世界の住人全員には尻尾が生えており、耳がない(もしくは確認できないほど小さい)。
あらすじ(以下解説書引用)
ここは空を飛ぶ事が難しくない世界。 戦闘艇を操り、大空を部隊にさまざまな依頼を請け負う者たちがいます。 銃のついた戦闘艇に乗る彼らは、ガンナーと呼ばれています。
今回のお話は「リーヴ博覧会事件」。 リーヴの街で活躍するガンナー、シエルとコパンが天才的犯罪者ヴァントルと はじめて出会ったとときの物語です。
博覧会の開催を記念してリーヴに寄港した豪華客船メルヴィーユでは
永久機関の披露パーティーが開かれていました。
パーティーの最中、永久機関を狙って天才犯罪者ヴァントルが現われます。
ヴァントルから永久機関を守るため、大空へ飛び立ったシエルとコパン。 メルヴィーユのパーティー会場にいた新人ガンナーのファム。 リーヴ市警の敏腕警部アルディ。
それぞれが自慢の戦闘艇に乗って、ヴァントルに向っていきます。 永久機関はどうなってしまうのでしょうか。
そしてガンナーたちは……。 事件はこうして幕を開けました。
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関連項目
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