スカイガールズとは、コナミが展開したアニメシリーズ。いわゆるコナミアニメの一角である。
最初は2006年にコナミデジタルエンターテイメント製作のOVAとして発表された。「おとぎ銃士 赤ずきん」をはじめとする「フィギュアニメ」の流れを継ぐ作品で、DVD単品だけでなく、ガレージキットのセットでも販売された。
その後、2007年にはOVA版から若干設定変更されたTVシリーズが制作された。全26話。
アニメーションの制作はいずれもJ.C.STAFFによる。
同年に、コナミノベルスより、蕪木統文によるノベライズが発売され、講談社より大関詠嗣によりマガジンZ誌上(講談社)でコミカライズ連載された。
スカイガールズら女性キャラクターの原案と、ソニックダイバーのメカニックデザイン原案は島田フミカネによる。
男性キャラクターの原案は黒星紅白である。
概要
(OVA版)
謎の機械群体生命「ワーム」の出現により、人類社会は壊滅の危機が迫った。
人類は、最終破壊兵器の使用により、難を逃れることに成功したが、人類の大地の50%が水没し、1/3の人間が失われた。
ミッドウェイ沖で確認されたワームの発生の真偽を確かめる為に、対ワーム用飛行外骨格ソニックダイバーのパイロット候補生として選ばれた桜野音羽、園宮可憐、一条瑛花の3人の少女は、航空巡洋艦攻龍とともに現地に調査に赴く。
(TVシリーズ)
上記、選抜から訓練そして実戦へとの過程が細かく描かれていく。
あとビックバイパーが登場して自重せずにショットやバリアを使う。
釣りバカ瑛花さん
TV版のDVD各巻に収録されている、5分ほどの新規アニメによる怪映像。
本編とストーリー上のつながりは全くなく、キャラクターの設定も性格も違う不条理ギャグである。
反響は大きく、スカイガールズの話題になると必ずついて回ってくる。MMS版瑛花に釣竿がついていたり、パチスロ化の際に釣りバカ版のPVが作られたりしている。
登場人物
- 桜野 音羽(さくらの おとは) - CV.川澄綾子
本作のヒロイン。特攻隊長。剣術に秀で、搭乗機体のソニックダイバー零神の主兵装もMVソードと呼ばれる刀である。姉妹作品の主人公のようなおっぱい星人ではない。生き別れになった弟を探すために軍隊に入るが、その弟は……
- 園宮 可憐(そのみや かれん) - CV.後藤沙緒里
頭脳担当。なんでも数値化できるという特技を持っているが、その能力自体は割と空気。兄様(あにさま)と慕う遠く離れて暮らす兄がいるブラコン。搭乗機体はソニックダイバー風神。ミサイルポッドとレーダードームを装備し、後方支援を主とする。
- 一条 瑛花(いちじょう えいか) - CV.伊藤静
隊のリーダー。黒のポニーテールととてもいいおっぱいを持つ俺の嫁。上記2人の隊員と違い、元々軍属であり規律を重んじ、厳しい訓練に打ち込んでいる。DVDの映像特典で主役を張る俺の嫁。搭乗機体のソニックダイバー雷神は重武装であり、それによる重量増加を補うために大型の前進翼を装備しているのが特徴。シルエットでもよく目立つ。
- エリーゼ・フォン・ディートリッヒ - CV.辻あゆみ
ロリ担当の追加キャラ。ドイツ空軍出身。15歳という年齢の割に幼い外見であり、ベテランスタッフ(主に料理長。この料理長、最終回では真の勝ち組とまで言われた)からは甘やかされる傾向にある。搭乗機体は戦乱によりワンオフとなってしまったバッハシュテルツェV-1。
- アイーシャ・クリシュナム - CV.片岡あづさ
終盤から登場のキーパーソン。インド系の無口少女。かなり壮絶な人生を送っており、ワームとも深く関係している。搭乗機体は最初期のソニックダイバーを改修したシューニア・カスタム。
突然のパチスロ化
2012年末、出自の近い武装神姫がアニメ化されたり、フミカネつながり+タイトルも似てるガールズ&パンツァーが話題になったりしていた頃、突如スカイガールズがパチスロになることが発表され各方面を困惑させたちょっとした話題になっている。
関連動画
関連商品
DVD7巻のジャケットは露出が多すぎたためか発売前に変更されたとのこと。
関連項目
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