スカイバトルとは、「ポケットモンスターX・Y」に新たに登場した対戦方式である。
概要
文字通り空を飛ぶ(浮く)ポケモン達が空をバトルフィールドにして戦うというものである。
参加条件は主にひこうタイプと特性がふゆうのポケモンだけである。スピアーやウルガモスなど、明らかに浮いているポケモンでもひこうタイプかふゆうがなければ参加は不可能。
ただし、ドードー・ドードリオ・カモネギ・ゲンガー・コアルヒーなど、条件を満たしていても待機モーションの都合で参戦できないポケモンもいる。
なお、メガシンカ後にひこうタイプがなくなるメガリザードンXはそのまま戦闘できる。
じしんやあなをほるなど、一部の技は使うことができない。
スカイトレーナーと呼ばれるトレーナーたちが仕掛けてくる。
勝負前には相手の方から「スカイバトルをなさいますか?」と聞かれ、この時に表示される選択肢で「はい」を選ぶと勝負を受ける事が出来る。
余談だが、制限上スカイバトルは非常にピンチに陥りやすいバトルである。
というのも、相手は時折エモンガやフリージオといった「条件を満たした上でひこうタイプの弱点を突けるポケモン」を繰り出してきたりするからである。
油断していたら突然そういったポケモンを出されて辛勝あるいは全滅、といった事態も普通にありえるので、受ける前には手持ちの確認を忘れずに。
ただ、強制戦闘がないあたりや「ひこうポケモンだけで地べたの奴らはフルボッコー!」なんてことがないあたりにはゲーフリの優しさを感じる。
発売前は新要素として鳴り物入りで紹介されていたスカイバトルであるが、実際はただ使用ポケモンや技に制限をかけただけで独自の戦略がある訳でもなく、上述のように理不尽なピンチに陥りやすいだけのバトルになってしまっていたため、ユーザー間では専ら不評である。また、「参加可能ポケモンは空を飛んでいるか宙に浮いていなければならない」という制約から一部ポケモン(ボーマンダやエアームド、ネイティオ等)のモーションがまるで宙吊りにされているかのような不自然なものになってしまったことも、不評に輪をかける結果となっている。
ちなみに、「オメガルビー・アルファサファイア」では「おおぞらをとぶ」で空中にいる際、空を飛んでいるポケモンと接触するとバトルとなるが、空にいるにも関わらずどんなポケモンでも戦える。たとえディグダであろうとも。
スカイバトルとは何だったのか……。
関連動画
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関連項目
- ポケットモンスターX・Y
- ひこうタイプ
- ふゆう(ポケモン)
- 群れバトル
- ローテーションバトル
- トリプルバトル
- 低所恐怖症(主にスカイバトル求めるトレーナーたち)
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