スクリュースピンスライディングとは、新・巨人の星にて星飛雄馬が使う殺人技である。
概要
新・巨人の星で星飛雄馬は元メジャーリーガーの"ビッグ"・ビル・サンダーから一つの殺人技を教わり、巨人軍へと再入団した。それは、相手の目前でジャンプし空中できりもみ回転をしながらドロップキックをぶちかます、スクリュースピンスライディングという技である。この技の前では、たとえアウトにしようとしてもそのまま吹っ飛ばされてしまいアウトにすることは出来ない。
どう考えても反則技なのだが、突っ込んだら負けである。
この恐るべき殺人技の前にある者は空中でタッチしようとし、またある者は2人掛かりで受け止めようとした。
しかしそのいずれも、とてつもない螺旋力を備えたスクリュースピンスライディングの前に散っていった。
もはやスクリュースピンスライディングの前に敵なしかと思われた中、果敢に立ち向かった男がいた。阪神タイガースの三塁手・掛布雅之である。
かつて彼はスクリュースピンスライディングに真っ向勝負を挑み、結果としてボロ雑巾にされてしまったが、その闘志を買われた彼は、対抗策を阪神のコーチに就任したサンダーから教わる。
それはスクリュースピンスライディングに対し、下からスクリュースピンスライディングをぶつける事で粉砕するという荒業であった。
結果は相打ち、地に倒れ伏す二人だがまだ勝負は付いていなかった。
決着を付ける為、這いずりながら三塁ベースへと向かう二人。
ボロボロの掛布を見かねたショートの藤田平が叫ぶ。「掛布!はよボールよこせ!!」
だが掛布はこれを拒否する。
掛布は生まれも育ちも千葉なので関西弁を喋るはずが無いのだが、そこは突っ込んだら負けである。
最後は掛布執念のボディプレスが星に炸裂し、見事スクリュースピンスライディングを破ったのであった。
もはや野球というよりプロレスのような気もするが、突っ込んだら負けなのは言うまでも無い。
関連動画
関連商品
関連項目
- 7
- 0pt