スクリーチとは、
- グロウル(一般的なデスボイス)やガテラルよりも高音のデスボイス。
- スーパードンキーコング2に出てくる鳥。
- メジャーリーグベースボール球団のワシントン・ナショナルズの球団マスコット。
である。本記事では2.について解説する。
概要
小豆色の体に大きなくちばしをもち、黄色く鋭い目つきといった外見をしている。「そらとぶせんかん デビルクルール」の唯一のステージ、「スクリーチレース」のコース中盤に登場する。その際、プレイヤーはスコークスに変身しスクリーチとレースを行う。
黒い体、奴並みの素早さを踏まえると、リッジレーサーにおける13thRACING(クリナーレ)のような存在かもしれない。
「スクリーチレース」
このステージはロストワールドを除き、最終ステージという存在故、難易度は高い。その原因は次の3つであると思われる。
第1がスクリーチは無敵であるということ。こちらが攻撃してもそれを受け付けず、またスクリーチは敵を貫通して素通りすることが出来る。そのため、敵をよける必要がないためプレイヤーより最短ルートで通りやすい。
第2がステージ構成である。このステージは徹頭徹尾とげに覆われたコース構成となっている。そのためオーバースピードでコーナーに突入すると、大きく膨らんでしまいとげに接触してしまうのである。ステージ後半は、見た目上キャラ1体分強程度のスペースしかないところを通らなければならない。あくまでも見た目上なので、あたり判定的には3体分ぐらいある。また、登場する敵は主にジンガーなのだが、無敵である赤いジンガーも多数登場するため、これまたよけて通らなければならない。繰り返しになるが、スクリーチには一切関係ない。
第3がレース時のBGMである。単調なBGMである一方、プレイヤーを急かすような曲調となっている。プレイヤーを急かすBGMというのは任天堂のお家芸ともいえる。例えば、マリオシリーズではタイムアップが迫った時のBGMやスター取得時のBGMが挙げられる。もちろんCPUであるスクリーチには一切関係ない。
これらの要因により、スクリーチが1位でゴールしプレイヤーには深いトラウマを植え付けている。なお、スクリーチが1位となると強制的にミス扱いとなり、残機が減る。また、DKコインを取得して1位になるということも可能ではあるが難しい。
なお、裏技を使うとクリスマス同様レースを中止することができる。
ドンキーコングランドにおける「スクリー"ン"レース」
このコースはSDK2のGBリメイクに当たる『ドンキーコングランド』でも同じく「そらとぶせんかん デビルクルール」の唯一のコースとして登場。ただし何故かコースの名前が「スクリーンレース」と一文字違いになっている。
スクリーチの性能やレースのルール自体はリメイク元と同様なので、割愛する。
ゲームボーイはスーパーファミコンよりスペックが小さい事から、レースの方にもギミック数や分岐の数が減少しているなど、発売ハード相応の劣化点が見られている。このため、ステージ自体もクリア自体はしやすくなっているのだが、スクリーチの性能が性能であることから、やはり難しいコースという事には変わらない。
一方で「ランド」における「デビルクルール」でのキャプテンクルール自体は、リメイク元からかなりの弱体化が施されている事から、相対的にこのコースがロストワールドを除いた本編における、最後の難関としてプレイヤーに立ちふさがる事になった。
ちなみに、レース時のBGMは原作で使われていた物は残念ながらカットされてしまった。
その代わりとして、同作でのレースでは、悪名高き「ランビといっしょ」において、ステージ終盤でキング・Bがプレイヤーを追いかけて来る場面のBGMに変更。
この楽曲は元々使われていたシチュエーションもこのコースに近い物であったため、BGMが別物に変わってもなお、急かす様な曲調でプレッシャーを与えてくる。
余談だが、SDK2は更に後にゲームボーイアドバンスにも移植されているのだが、移植という点からステージの内容自体は移植元と同様。
ただし、レース時のBGMは何故か「ランド」同様に「ランビといっしょ」の例のシーンが使われる様になっている。その一方で、「ランビといっしょ」側では本コースのレースの楽曲が使われていて、使用シーンの逆転現象が何故か発生してしまった。どうしてこうなった…
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