スクリーンショットとは
概要
コンピューターのディスプレイなどの視覚的デバイスに表示されたものを映しこんだ画像を得るもの。
端的に言えば「今あなたが見ているその画面を、そのまま画像としてコピーしてしまうもの」
もっぱら略してスクショと言われる。その他にスクリーンキャプチャ、キャプチャ、スクリーンダンプ、スナップショット、SSとも呼ばれる。だいたいキーボードの右上辺りに「PrintScreen」「PrtScr」といったキーあるが、スマホなどは特別な操作が必要な場合がある。
画像・文字・記号・枠・環境・アプリの有無に囚われず、見えている状態を一緒くたにコピーしてくれるため、とりあえず見えているものを保存したい時に役立つ。画像サイズは使用中の画面サイズに比例する。
利用法は様々。
- ゲーム画面や映画のお気に入りの場面やメモとして残しておきたい画像を保存する際に使用する。
- パソコンやスマホの操作が分からない場合や困っている場合に画面をスクショすることで、詳しい人にそれを見せて解決策を仰ぐといった手段もある。見られて困る部分は消しておくこと。
- イラストを描く場合など複数のレイヤーを結合するのが面倒な場合、即席で見えている状態をそのままコピーして貼り付け、バックアップや比較対象にする。
ウィンドウの枠やタスクバーの内容や時計まで映してくれるが、特段の理由がなければマウスカーソルだけは反映されない。PCならスクショした状態でペイントソフト等で貼り付ければ画像となる。スマホにおいてはフォルダに取り込んでくれる場合が多い。
PCなどは一時的に「コピー」している状態であるため、別途文章等をコピーしたり別のスクショを撮ってしまうと先程スクショした画面の画像は消えてしまうので注意。(あるある)
日本にはフェアユースがないため多くのスクショは厳密には著作権侵害となるが、スクショした個人のみで個人的に使う分には著作権上問題ない。
機能が無かったら
ただしこの機能がなければ画面を直接カメラで撮影する必要があり、機械的な画面のノイズや画面の汚れ、室内の様子や顔が画面に反射してしまい場所を個人情報が特定される[1]などにリスクがある、撮影した写真をPCやスマホに取り込む手間があるなど割と面倒である。
ゲームや映画再生などはお気に入りの瞬間を保存したくて画面を右クリックしても単純にゲーム上の右クリック動作をするか、動画関連のメニューしか出ないため、やはりスクショ機能は便利である。
スクショ自体には動画撮影機能はないため、画面上における操作を動画として保存したい場合はフリーソフト等を探したほうが良いだろう。
証拠など
ちなみに、何らかの「証拠」としてスクリーンショットを公開する人もいる。しかし、特に文字情報でのスクリーンショットは素人でも簡単に何の痕跡も残さず変造できるため、スクリーンショットのみでは何らかの証拠となるような信頼性が乏しい。
スクリーンショットアート
写真のように芸術を目的としたスクリーンショットをスクリーンショットアートとよび、海外ではVR非対応版VRChatといわれるSecondLifeでは人気が高い(共有サイトとして主にFlickrが利用されている)。実際、ゲームのPRなどで使われるハイクオリティーなスクリーンショットを撮る職人も存在し、ニコニコ静画ではMinecraft関連のスクショが多数投稿されている。芸術は爆発だ!
関連動画
関連静画
関連リンク
関連項目
脚注
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