小箱とたん 作の漫画、アニメ作品の記事はこちら→スケッチブック(漫画・アニメ)
特徴
野外などでスケッチをする際に持ち歩きがしやすいように、画用の紙を本の形に綴じたものの総称。表紙・裏表紙は紙が折れるのを防ぐために厚手の紙で出来ている。
紙質は、画用紙やケント紙のほか、水彩紙や色のついた紙など、目的に応じて様々。使用する画材に応じて紙質を選ぶと良い。クロッキー(速写)用の薄手の紙で出来たものはクロッキーブック(クロッキー帳)と呼ばれ、ページ数が多く安価なため練習やメモなどにも便利である。
紙のサイズはA5くらいの小さなものから、A1くらいある大きなものまで様々。綴じ方はリングで留めるものが一般的である。一枚づつ剥がしやすいようにのりで留めてあるものもありこちらのほうが安価だが、この場合は基本的に描いた紙を剥がしていくので最終的には本の形にならない。
書いた/描いたものを人前で見せるのに役立つことから、テレビ番組でADが出演者に出すカンニングペーパー(カンペ)など喋れない状況で言いたいことを書く場合や、芸人のイラストネタなどによく使われる。
このように使用用途が幅広いため、絵が好きな人にプレゼントすると喜ばれるかも。
「スケブ」文化について
主に同人誌即売会においての独特のコミュニケーションツールとして、参加者間の交流にスケッチブックが用いられる。その場合「スケブ」という略称で呼ばれることが多い。
参加者が各自スケッチブックを持参し、お気に入りのサークルで、主に絵師さんなどに記念にイラストを描いてもらうことを「スケブを頼む」といい、それにより自分のスケッチブックがいろいろな絵で埋まるという寸法である。
- たいてい1サークルにつき1ページ描いてもらうことになるので、スケッチブックの大きさは空気を読んでおくべきである。A5~A4程度?
- サークルによっては「スケブは受け付けていません」ということもあるので強引に迫ってはいけない。
- 描いてほしいキャラ・シチュエーションなどは具体的に指定したほうがよい。
- 描く側については、日付と名前と即売会名称を添えて返すと分かりやすい。
種類
- マルマン製 「スケッチブック」
- 多くの人が思い浮かべる黒と橙色の表紙のアレ。中は並口画用紙でデッサンや水彩までオールマイティに使える。
最大の魅力は手軽さ。わざわざ画材屋に行かなくてもジャスコに売っている。コンビニにもある(場合がある)
ただ良くも悪くも並口なので、紙の裏うつりや波うちに注意。下敷きに厚紙や新聞紙を使おう。 - ミューズ製 「ワトソンスケッチブック厚口」
- ワトソン紙を使ったスケッチブック。厚い。そして高い。すごく高い。水彩など着色まで視野に入れた作品向け。
高級紙のほとんどに言えることだが、最初のうちは表面のでこぼこが気になって鉛筆で描きづらい。
だが水の吸収力と発色が非常に良く、紙の裏うつりや波うちが少ない。にじみ・ぼかしも表現しやすい。 - ミューズ製 「ケントブロック」
- ケント紙を使ったスケッチブック。表面がつるつるしていて鉛筆がのせやすい。デッサン作品向け。
漫画用原稿用紙と同じ紙であるためつけペンの練習にも適している。ワトソン紙ほどではないがそれなりの値段なので少々勇気が必要。
紙が傷付きやすいので筆圧の強い人や消しゴム使いの荒い人は注意。やさしく扱ってね。 - コクヨ製 「らくがき帳」
- まさかの再生紙。だが堂々とスケッチブックの売り場コーナーいらっしゃる。表紙はぞうさんやうさぎさんやくまさん。
薄い。滲む。裏うつりする。波うつ。破れる。だが安い。試し書きやラフ、色試しに最適。
全ての練習用に一冊持っておいて損はない。コピー用紙より躊躇いなく描ける。思いっきりどうぞ。
スケッチブック用紙
スケッチブックを用意してくれた方が居るので、皆さんも基にしてお絵カキコで何か描いてみてはいかがでしょうか?
全てのお絵カキコを見る場合はこのリンクをクリック。
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