スズキ・ジムニーシエラ単語

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スズキジムニーシエラ
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スズキ・ジムニーシエラ(Jimny SIERRA)とは、スズキ自動車で生産される小自動車(登録)である。ここでは事実上の初代のジムニー8や2代目となるジムニー1000などについても併せて説明する。これらのには便宜上、各々の項に初代や2代目を表記する。

なお、ここで単にジムニーと言う場合は軽自動車ジムニーを表す。

概要

ジムニーの登録バージョン(ナンバー)であり、ジムニーとはボディを始め、内装を共有している。しかし、小に適合させる為にエンジン1300ccの物を搭載、オーバーフェンダーを取りつけている。なお、ホーシング関係はワイドレッドの物を使用している為、軽とは別物でありアフターパーツを取り付ける時は注意が必要である。

ジムニー共々、根強いファンがおり、後述のメリットより敢えてジムニーエラを選ぶ者もいる。

メリットとデメリット

ジムニーべて、以下のメリットデメリットがある。較対は特記事項以外は現行とする

メリット

デメリット

初代(SJ20・1977年~1982年)

1977年に登場したジムニー8(エイト)ジムニーエラ事実上の初代に当たる車両である。

かねてより輸出用にLJ80の名称で販売されていたが、これを内に導入した格好である。エンジン4サイクル800ccであり、エイトの名称もこの数字から来てると思われる。4サイクルと言う事でエンジンヘッドが高くなったのでボンネットフラットな物から盛り上がった形状となっている。F8A型はこれまで2サイクルオンリーだったスズキの初めての4サイクルエンジンでもあった。

このモデルエンジン以外はジムニーと同一と言われいる。販売の方はと言うとてんでさっぱりであり、小貨物の場合は継続車検が1年である事や税金面も軽とべても高額であった事から、かなり見かける数が少ない。

なお、ジムニー2代目になって以降も、このは1年ほど旧体で継続された。

2代目(SJ40・JA51・JB31・JB32 1982年~1988年・1993年~1998年)

2代目ジムニーに遅れる事1年、1982年2代目となった。

特筆点として途中、1度の生産休止期間を挟んでいる事である。これはスズキ・エスクードが登場し、3ドアがバッティングする恐れがあったとされるが、実際は大きさ的にバッティングしなかったので1993年に再度登場、この際にシエラの名称が付けられた。

SJ40型

1982年に登場したSJ40は体はオーバーフェンダーを採用し、幅広タイヤへの対応を果たす。名称はジムニー1000となり、その名称通りに先代のキャリーオーバーであるが排気量は1000ccとなっている。ホイールはジムニーとの共用を避けるためか、6となっている(ジムニーは5

ここに至って、初めてピックアップモデルが追加となった。元々、初代から輸出モデルにはピックアップモデルがあったが、2代目日本国内に初導入と相成った。元々、それ程登録の需要はジムニーほど強いものでなく、さらにそこからピックアップとなれば導入数はきわめて少なく、コレクターアイテムとなっている。

輸出仕様の形式はSJ410とされ、数多くのでこれをベースとして生産されていた。

エポックメイキング話題宇宙刑事で引き続き導入された事である。シャリバンシャイダーはこのモデルを使用しており、特にシャイダージムニー1000ドレスアップが行われている。

JA51

1984年エンジンを新1300ccG13Aに変更したジムニー1300が販売された。それまでのエンジンべてもアルミを使用した為、軽量なエンジンに仕上がっている。

このモデルベースとして、北米仕様スズキサムライが生産された。また、海外仕様におけるベースもSJ410からこのモデルが多くなっていった。ラインナップは概ねジムニーと同一であるものの、このモデルより5ナンバーモデルが導入された。

1988年にいったん製造休止となり、復活1993年まで待つ事になった。

JB31

5年のブランクを挟んで1993年に登場したのがJB31であり、この形式よりジムニーエラを名乗る事になった。この際、コンシューマーリポートに端を発するサムライ騒動で良が加わったスズキサムライベースとしている。

なお、この代以降はの設定がされてない。

JB32

1995年に登場したこのモデルにおいて、初めてコイルばねが設定される事になった。論、ライバルパジェロジュニア対策であるが、この際の足回りはまっさら新規に置きして、ジムニーとは別物になっている。

3代目(JB33/43 1998年~2018年)

1998年ジムニーに先立って、モデルチェンジを果たした。この際にジムニーワイド名乗りオーバーフェンダーを取り外す事で、次期ジムニーの形状が大まかに想像できる格好となった。但し、足回りは専用のものであり、単純に取った外したではない点に注意。かなり投げやりな感じの名称ではあるが、この当時はワゴンRも同じように登録仕様があり、そのの名称にもワイドが使用されていた。それまでの直線的なデザインからスタイリッシュデザインとなり、大きくそのイメージを変えた。

2002年エンジンの変更を伴うマイナーチェンジが行われた際、再びジムニーエラの名称がつかわれる事になった。その後のマイナーチェンジなどはジムニーと歩調を合わせたものとなっているが、登録で装着が義務付けとなっている横滑り防止装置が標準になっている点やフロントガラスに存在するデアイサーの装備などで違いが出ている。

なお、現行モデルにはボンネットエアクープがあるが、これはダミーであり、ジムニーと共通のものを使用している関係で取り付けとなっている。その部分はふさぎがしてあり、冷却効果はない。

4代目(JB74 2018年~)

2018年7月に20年振りのモデルチェンジを実施。

2代目オマージュデザインに伝統の縦線グリルや丸ヘッドランプが組み合わさって、近年の曲線基調のデザインを見なれたものには逆に新鮮な直線的なデザインとなった。

昨今の安全への高度な要ジムニーエラとて例外ではないが、昨今に他の車両で装備がされているものは軒並み装備がなされている。

内は実用一辺倒であった先代から、しゃれっ気とワイルドさと実用性を両立した物となっている。シート車中泊しやすい作りになっているほか、シートアレンジも豊富なモノになっている。また倒した際のスペースは汚れても気な素材を使っており、泥・などでもへっちゃらとなっている。

足周りは伝統のラダーフレームパートタイム4WDの組み合わせとなっているがフレームにXメンバークロスメンバーと言った補強がされ、従来よりもオフロードでの走りに磨きがかかっている。またフレームとボディを繋ぐボディマウントバーの大化によって、シャーシからの振動を抑えられている。4WDの操作部分がボタンタイプから従来からのレバータイプになった。

新たな機構に「ブレーキLSDトランクションコントロール」が用意された。4WDローレンジモード(4L)において、スタックしたタイヤブレーキをかけて、駆動を他のタイヤに振り分ける機構を装備、また下り坂におけるブレーキの電子制御によって定速走行をしやすくするヒルセンディンコントロール、逆に坂発進に便利なヒルホールドコントロールなど現代らしい電子制御が装備されている。

エンジンはそれまでの1300ccから1500ccの新K15B型エンジンとなり、102psと出が上がった。一方でオフロードに入った際の飛び石やなどからのエンジン保護対策が施されている。

ライバル車

現在ライバルと言える車両は存在しない。

かつては三菱・パジェロジュニアパジェロイオがあった。パジェロジュニアジムニーに対するパジェロミニのようなものであり、登録化の手法も同じであった。パジェロイオパジェロミニとは全に袂を分かったがその頃にはキャラクター全に違うものとなっていた。

この他、トヨタ・ラッシュ/ダイハツ・ビーゴもライバルに存在していた。

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スズキ・ジムニーシエラ

1 ななしのよっしん
2018/01/26(金) 18:34:14 ID: nZY3IvJ6pB
JB23からJB43に乗り換え勢だけど、エンジンかけたときの音がキュルッ!!ブォッ↑オ→ォ→ーーーン…って感じで重低音なの好き。
エンジンかけるの楽しい(
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2 ななしのよっしん
2018/07/10(火) 19:47:32 ID: qvmwB0i7Lq
のシエラがかっこよすぎる。次のはこれで気まり。
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3 ななしのよっしん
2022/01/22(土) 16:31:50 ID: m4fArYqwC/
グリル周りをチョイとお化粧するだけで…

はい、タイニー・ゲレンヴァーゲン❕❕
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4 ななしのよっしん
2022/07/05(火) 19:14:35 ID: Xb9jNLINGa
Gと並べれば分かるが全然違うぞ
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