スタンクとは、漫画・アニメ『異種族レビュアーズ』の登場キャラクターである。
概要
相棒のゼルと共にサキュバス店巡りを繰り返す冒険者の男性。本名はスタンク・トライカルコ
外見はラフに三編みにまとめた黒髪と、左頬の傷、くわえタバコ、無精髭が目立つ20代後半から30代前半ぐらいに見える人間の男。意外と筋肉質で、パーティでは剣士として前線役を担う。
宿酒場「食酒亭」を拠点に、様々な依頼をこなして生計を立てている冒険者の一人。並外れた助平であり、この世界での性風俗である「サキュバス店」を巡ることを趣味としている。ひょんなことから始めた、相手をされたサキュ嬢のサービスをレビューし、それを掲示板の壁に貼るという試みが「食酒亭」の常連たちに好評を博し、思わぬ稼ぎとなった。その金をもとに、またサキュ店に通うという生活をしている。
人間の尺度でサキュ嬢のサービスを評価するため、他の種族とは見解が合わないことがしばしばある。エルフであるゼルとの高齢サキュバス嬢についての見解の相違からの口論が高じて、上記のレビューを始めるきっかけとなった。
冒険者としてのキャリアも確かなものであり、英雄クラスの力を持つとも言われる。作中に戦闘描写があまりないのでその実力を見られる機会は少ないが、クリムヴェールを襲っていたモンスターは剣の一振りで討伐して見せた。また、クルーラホーン店で有り金を搾り取られてしまった際は、ゼル、カンチャルと共に真面目に冒険に取り組んで幾多のダンジョンを制覇。彼らの知らないところで世界の危機が救われていたりしている。超有名人である勇者ユウテイが「食酒亭」を訪れた際も、驚きはしたものの特に恐れ入ることなく接していた。
どことは敢えて言わないが、サイズは16.5cm、太さは4.1cmだそうな。
アニメでは、実は名家の子息であり、父親と反りが合わずに家を飛び出して冒険者となったと語られている(顛末は小説版『えくすたしー・でいず』に詳しい)。その父もハーレムの主だったそうで、血は争えないというところか。持っている剣も本来なら家宝にして飾っておくような名品だが、スタンク本人は「剣なんて使わなければ棒きれと同じ」と構わず使い込んでいる。
さらに、原作41話では上記の本名の他に、12歳時に剣術大会で大人の中に混じって参戦し、優勝をさらったという過去も明らかになっている。
余談
元ネタ作品の『異種風俗クロスレビュー』で「人間」として描かれていたキャラクターが元となっている。
だが、そちらでは我々の代表ということもあってか顔が描かれていない、のっぺらぼうというかてるてる坊主のような風貌であったため、唯一スタンクだけは作画のmasha氏によってリデザインされたキャラクターとなっている。
関連動画
関連項目
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