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スターどっきり(秘)報告とは、1976年～1998年にフジテレビ系で放送されたドッキリ企画の代表的バラエティ番組である。
なお、番組タイトルは正式には「スターどっきり㊙報告」であるが、「㊙」が機種依存文字のため、ネット上では「（秘）」「マル秘」と表記されることも多い。当記事でもWikipediaでの記事の表記に合わせて「（秘）」表記とする。
概要
芸能人に対して様々なドッキリを仕掛け、そのリアクションを楽しむというバラエティ番組。「元祖どっきりカメラ」（日本テレビ）と並び、ドッキリ企画のバラエティ番組の代表的な番組に数えられる。
ドッキリを仕掛けられるのは主にアイドルが中心で、それ以外の俳優、歌手、お笑い芸人なども時折騙されていた。
この番組から「ブーブークッションドッキリ」「コラーおじさん」「寝起きドッキリ」など、今もなおドッキリの定番として多用される数々の企画が誕生した。
特に、「ブーブクッションドッキリ」においては、引っかかった芸能人の滑稽な姿を逆再生でリピートしながら「マンボNo.5」をBGMとして載せて演出する手法が完成された。
また、「寝起きドッキリ」において、レポーターが「おはよーございます」と小声でコソコソレポートしつつ、アイドル（主に女性）の脱ぎ捨てられた私服や使用済み歯ブラシなどを口に含むなどの変態行為を楽しんで最後に起こすというスタイルを完成させたのもこの番組である。寝起きドッキリ自体は番組開始当初から存在したものの、現在知られるスタイルまで昇華させたのは田代まさしの功績であることも特筆せざるを得ない。
なお、元々は初代総合司会であった三波伸介が、「夜のヒットスタジオ」の司会を番組リニューアルで降板する代わりとして用意された番組である。そのため、番組スタッフは夜ヒットと共通していた。そして、歌番組をルーツとした番組であったためにアイドルや歌手のキャスティングが容易であったという背景がある。
番組終了後もパロディとして引用されており、「27時間テレビ」や「めちゃ2イケてる！」では当番組で使用されたBGMやSEをそのまま使用したリメイクやパロディ企画も放送されている。
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関連項目
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