ビジュアル系ロックバンド関連のコンテンツを扱う会社については「株式会社スターチャイルド」を参照。
スターチャイルドレコードとは、キングレコードがかつて運営していたアニメ・声優系専門のレーベルである。通称「スタチャ」。
概要
1976年に設立された老舗レーベル。1980年代まではほぼアニメのサントラや主題歌のレコードのみを取り扱うレーベルだったが、1990年代からアニメ製作ににも進出。「NG騎士ラムネ&40」を皮切りにソフト販売にも参入し、1990年代半ばには「新世紀エヴァンゲリオン」「機動戦艦ナデシコ」「少女革命ウテナ」などヒット作を連発しその存在を確固たるものとした。
キングレコードの専務でもある大月俊倫と執行役員となった森山敦が中心となって製作指揮を行っていた。
なお、キングレコードはスターチャイルドレーベルとは別に、本体の第三クリエイティブ本部(旧MM制作部)でもアニメや関連音楽製作を行っている。同部署とは2014年10月から放送の『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』で共同製作を行ったほか、2015年6月には両部署および他の部署・レーベルでアニメソングを歌ったアーティストを集めたライブイベント「KING SUPER LIVE 2015」を開催している。
アニメ・声優系の出身ではないが、同レーベルの作品へのタイアップ曲と手がけるももいろクローバーZやスネオヘアー、特撮らはこのレーベルの所属となっていたが、一部アーティストはよりサブカル色を強めた新設レーベルEVIL LINE RECORDSへ2014年4月付けで移籍した。
2016年2月1日で組織改編を実施、スターチャイルドと第三クリエイティブ本部などが統合し、「キング アミューズメント クリエイティブ本部」へと移行した。スターチャイルドの公式サイトも更新終了し順次閉鎖・本体のページに統合され、レーベル名称も消滅した。これまで同部署を率いてきた大月俊倫も、アニメージュでのインタビューに寄れば茨城と沖縄に居を移し、BD-BOXや総音楽集CDのプロデュースなどを手がけた後に引退すると明かしている。
所属アーティスト
なお、水樹奈々、田村ゆかり、ゆいかおり、宮野真守などは第三クリエイティブ本部の所属である。
以下のアーティストは、2014/4/1 付けでキングレコード内に新設されたEVIL LINE RECORDSへ移籍となった。なお、EVIL LINE RECORDSもアニメ・特撮作品の製作をてがけることが決定している。
関連商品
関連項目
- 5
- 0pt